雑誌ヒノデ 100020710

日の出 新年特大号第2附録(昭和10年1月)

サブタイトル
スグに役立つ実用手紙の書き方
著者名
出版者
新潮社
出版年月
1935年(昭和10年)1月
大きさ(縦×横)cm
16×
ページ
279p
NDC(分類)
051
請求記号
051/H61/Z4-1
保管場所
閉架雑誌
内容注記
和書
目次

年賀
◎新春を賀す(德田秋聲)
◎新春・若き友に贈る(三上於菟吉)
文例
簡単な年始状(五例)
一般の年始状(二例)
聖代の新春
業務上の年始状(五例)
女子の年始状
夫の父母へ
喪中の年始状(五例)
旅行中の年始状(二例)
一般の年始状返事
留守宅より年始状返事
祝賀
◎入營を祝ふ(山中峯太郎)
◎はじめて子寶を得た若夫婦を祝賀する(佐々木邦)
文例
結婚を祝ふ
友の結婚を祝ふ
新婦へのお祝
友の婚約を聞いて
結婚を祝はれた返事
娘の結婚を祝はれて
男子の出産祝
出産を祝ふ
女子の出産祝
出産を祝はれて
出産を祝はれた親より
還暦の壽を祝ふ(二例)
友の父の還暦を祝ふ
古稀の壽を祝ふ
友の父の喜壽を祝ふ
米壽を祝ふ
還暦の壽を祝はれて
古稀の壽を祝はれて
祖母の壽を祝はれて
開店を祝ふ
獨立開店を祝ふ
新築開店を祝ふ
獨立開店を祝はれて
開店を祝はれて
本邸新築を祝す
邸宅の新築を祝す
商店の新築を祝す
商店の新築を祝ふ
新築を祝はれて
商店の新築を祝はれて
入學を祝ふ
入學した娘の親へ
中學に入學せし友に
入學を祝はれて
娘の入學を祝はれて
入學を祝はれし友に
卒業を祝す
友の卒業を祝ふ
卒業を祝はれた人に
卒業を祝はれた友に
知人の就職を祝す
就職した友に
就職を祝はれて
就職を祝はれた人に
就職を祝はれた友に
榮轉を祝す
友の榮轉を祝ふ
校長に榮轉を祝す
轉任を祝はれた友に
轉任を祝はれた知人に
入營を祝す
友の入營を祝ふ
入營を祝はれた親より
入營を祝されて
見舞
◎故山に病臥する友を見舞ふ(加藤武雄)
◎風水害を見舞ふ(金子薫園)
文例
一般の暑中見舞(二例)
田舎より都會へ
簡單な暑中見舞
都の友の許に
商店の暑中見舞(三例)
一般の暑中見舞返事
友の許に(暑中)
一般の殘暑見舞(二例)
友の許に(殘暑)
商店の殘暑見舞
一般の殘暑見舞返事
都會より
友の許に(返事)
一般の寒中見舞(二例)
知人への寒中見舞
事務上の寒中見舞(二例)
一般の寒中見舞返事
寒地より
暖地より
歳暮見舞
歳暮見舞の返事
お歳暮に添えて
一般の病氣見舞(二例)
祖父の病氣見舞
病める友に
老父の病氣見舞の返事
病氣見舞の返事
母の病氣について友に
出火見舞(二例)
近火見舞
類燒見舞
遠地の類燒見舞
一般の火事見舞返事
近火見舞の返事
遠地の類燒見舞の返事
類焼見舞の返事
暴風見舞
暴風雨につき兩親へ
暴雨風の見舞
水害見舞
洪水につき叔父へ
風害見舞の返事(二例)
暴風雨につき父より
暴風雨につき友へ
水害見舞の返事
洪水に就き叔父より
招待・案内
◎武蔵野通信(北原白秋)
◎觀劇に人をさそふ文(久保田万太郎)
◎晩餐に招く(野上彌生子)
文例
新年宴會に招く(二例)
新年宴會の案内
商店の新年宴會招待状
新年宴會に招かれて(二例)
忘年會に招く(三例)
商店の忘年會招待(二例)
商店の忘年會に招かれて
忘年會に招かれて
忘年會招待を斷る
結婚披露に招く
婿養子の披露に招く
息子の結婚披露に招く
結婚披露に招く
子の結婚披露に招かれて
結婚披露に招かれて
家族より出産祝に招く
出産祝に招く
出産祝に招かれて
出産祝に招かれし家族へ
子供の誕生祝に招く
五十回の誕生日に招く
四十二回誕辰に招かれて
誕生祝に招かれて
還暦の賀に招く(二例)
父の古稀の賀に招く
恩師の壽宴の案内
晩餐會に招く
初夏の小宴に
商店より晩餐會に招く
晩餐に招かれて
晩餐の招待を斷る
床上げに人を招く
全快祝に友を招く
全快祝に招かれし家族へ
全快祝に招かれて
除隊歡迎會招待
友人の上京歡迎會招待
除隊歡迎會案内の斷り
舊友の送別會案内
入營送別會の案内
出征送別會の案内
恩師送別會案内の返事
入營送別會案内の返事
開店祝いの招待
新宅披露に招く
新宅落成祝に招く
店舗新築祝に招く
新築祝に招かれし返事
店舗落成に招かれて
祖父の佛事に招く
三周忌の法要に招かれて
佛事に招かれて
贈答
◎故鄕より送れる栗をお裾分する(加藤武雄)
◎我が釣りし黑鯛を贈る(中村武羅夫)
◎蒲鉾を贈られて(田中貢太郎)
文例
土産品を贈る
丹波栗と干柿とを贈る
貰物の福分
寫眞を贈る(家族)
叔母に寫眞を贈る
寫眞を贈る(一人)
寫眞を贈られて
十七人家族の寫眞
依頼
◎歸朝する友に買物を依頼する(中村武羅夫)
◎住宅の設計その他の智識をたづねる手紙(淺原六朗)
◎金錢のゆうづうを依頼する手紙(サトウ・ハチロー)
文例
息子の縁談を頼む
娘の縁談を頼む
縁談を頼まれて
婿養子の縁談を頼まれて
子供の就職を頼む
卒業して就職周旋を頼む
失職して就職周旋を頼む
失職者に周旋を頼まれて
就職周旋を頼まれて
紹介を頼む
店員の周旋を頼む
女中の周旋を頼む
店員周旋を頼まれて
女中の周旋を頼まれて
就職の身元保證を頼む
身元保證を頼まれて
借金の保證を頼む
借金の保證を頼まれて
知人の子の監督を頼む
息子の監督を頼む
監督を頼まれて(二例)
親元へ送金を頼む
保證金の借用を頼む
病氣にて恩借を頼む
金策依頼の返事
病氣にて恩借を頼まれて
借家の周旋を頼む
謝禮・謝罪
◎世話をうけたる厚意を謝す(吉川英治)
◎濱木綿の花を贈られて(今井邦子)
◎女中の世話を頼まれて(樽崎勤)
文例
就職周旋を謝す
下宿屋周旋の禮
果物を贈られた禮
土産物の禮
菊を贈られた禮
留守居よりの禮
馳走になりし禮(三例)
世話になりし禮
子供の世話を謝す(二例)
奮師の恩に謝す
開業の世話になった禮
滞在中の好意を謝す
子供滞在中の厚意の禮
手傳を謝す
開店の手傳を謝す
轉宅の手傳の禮
不在中の來訪を謝す
留守宅より不在の詑
重ねて來宅を乞ふ
報酬を謝す(二例)
會葬の禮(三例)
花瓶を返す
雨傘を返す
書物の汚損を謝す
傘の汚損の詑
返濟金延期の詑
返濟金延期を頼む
仕上期日違約の詫
訪問違約の詑
融通金違約の詑
懇親會出席違約の詑
問合せ
◎編輯について問合せる(田中貢太郎)
文例
綠談を問合す
娘の綠談に就いて問合す
住所の問合せ(二例)
住所を問合されて
在宅日時を問合す(三例)
住所を問合されて(二例)
出發日取の問合せ
友の出発時日を問合す
旅館を問合す
團體の旅館を問合す
温泉宿を問合す
旅館を問合されて
温泉宿を問合されて
商店向借家を問合す
住宅向借家を問合す
貸家を問合されて(二例)
入學につき問合す
入學試驗を問合す
友に入學手続を問合す
入學試驗を問合されて
入學の手續を問はれて
商店の信用程度を問合せ
身元を問合す
商店の信用を問はれて
身元を問合されて
商況を問合す(二例)
商況を問合されて
開店の意見を訊れて
報知
◎故鄕の友へ近況を報らせる(長谷川伸)
◎楓の木についておくる手紙(室生犀生)
◎旅行先から吾が家へ(吉川英治)
文例
移轉の報知(三例)
赴任への出發を報ず
上京出發の知らせ
安着の報知
安着の知らせ
延着の知らせ
歸宅を報ず(二例)
叔母に歸宅を知らす
男兒出生の知らせ
女兒出生を知らす
父の病氣を知らす
友の病氣を知らす
田舎の病床より
病氣全快を報ず(二例)
病氣全快の知らせ
死亡の知らせ(三例)
死亡通知状
入營を報ず(二例)
恩師に入學を報ず
入學の知らせ
卒業を報ず
卒業の知らせ
轉任を報ず
轉任の知らせ
解雇を報ず(二例)
解任の通知
勧誘
◎野球見物に誘ふ(久米正雄)
◎歌劇に誘ふ(樽崎勤)
文例
修學を勸む
子息の修學を勸む
修學を勸められし人に
修學を勸められた友に
松島方面の旅行に誘ふ
東都地方の旅行に誘ふ
旅行に誘ふ友に(二例)
登山を勸む(二例)
日本アルプス踏破に誘ふ
花見の勸誘(三例)
花見に誘はれて(三例)
海水浴に誘ふ(二例)
博覽會見物を勸む
母に上京見物を勸む
獨立開業を勸む(二例)
獨立を勸められて(二例)
懇話會に入會を勸む
讀書會に入會を勸む
講習會に勸められて
讀書會に入會を勸られて
慰問・弔問
◎夫に死別せる婦人を慰める文(岡田三郎)
◎陋巷にある知人を慰める(柳原燁子)
◎令孃を喪つた父親に(野村胡堂)
文例
入學試驗に失敗した友に
落第した友を慰む
落第を慰められし人に
落第を慰められし友に
免官となりし人に
失職した友に
免官を慰められし人に
失職を慰められし友に
父を失ひたる友に
父を失ひたる人に
夫を失ひし人に
妻を失へる人に
弟を失った友に
店主の死を弔ふ
妻の死を弔はれて
子供の死を弔はれて
父の忌中にゐる人に
子供の忌中にゐた人に
夫の忌中を弔はれて
母の忌中を弔はれて
催促・請求
◎依頼し置きたる表裝を催促する文(牧逸馬)
◎註文品を催促する(柳原燁子)
◎貸金ある後輩に(佐佐木茂索)
文例
身元保證依頼の催促
綠談の依頼を催促す
女中依頼の催促
品物返却を催促されて
書物返却の催促をうけて
貸金の催促
融通金の催促
銀行より貸金の請求(二例)
恩借金の催促を受けて
借用金を催促されて
立替金の催促
學資金の催促
立替金を催促されて
學資金の催促を受けて
註文品を催促す(二例)
註文品の猶豫依頼
註文品の再猶豫依頼
註文書籍の催促を受けて
商品代金の催促
洋服代金支拂の催促
木炭代金を催促されて
洋服代金の催促を受けて
謝絶
◎立候補を斷る(徳田秋聾)
◎贈物を謝絶する(龍膽寺雄)
文例
本人より綠談を斷る
家族より綠談を斷る
仲人へ綠談を斷る文
入札の保證を頼まれて
學生の保證人を斷る
留守宅より斷る
謠會の招待を斷る
來訪の人を斷る(二例)
店員雇入れを斷る
社員採用を斷る
旅行の誘引を斷る
有馬行の誘引を斷る
同鄕會に出席を斷る
招待のことわり
代筆にて不參の詫び
借金の依頼を斷る
貸金を頼まれて(二例)
蓄音器の貸與を斷る
手提鞄の貸與を斷る
商品註文の拒絶
箪笥の註文を斷る
忠告・勸告
◎孝養を勸むる文(佐藤紅緑)
◎職業を都會に求めんとする處女へ(三上於莵吉)
◎戀愛に惱む女に相談されて(吉屋信子)
◎女優志願者を戒む(北村小松)
文例
弟の轉業を戒む
知人の轉業を戒む
轉業を戒められて兄へ
轉業を戒められて友へ
運動に熱中する弟に
不勉強の子供に
不勉強を戒められて親へ
不勉強を戒められて
不行跡なる友に
紹介・推薦
◎知人を會計係に推薦する(菊池寛)
文例
紹介状(二例)
名刺の紹介
親友を紹介す
友人を紹介す
赴任する知人を紹介す
商況視察の知人を紹介す
求職者の推薦
社員に推薦する(三例)
社員の推薦を頼まれて
小店員の推薦