おだわら　第９号（平成７年１１月）

「二〇万都市元年」を迎えて（小田原市長・小澤良明）
－二つの特集記事に寄せる－
特集Ⅰ　北条早雲の実像
＜鼎談＞
北条早雲の足跡を追う（有光友學、永原慶二、岩崎宗純）
北条早雲の小田原奪取の背景事情（家永遵嗣）
－全国的な政治情勢との関わりから－
北条早雲と以天宗清（岩崎宗純）
＜研究ノート＞
北条早雲の相模侵攻（森幸夫）
－永正六年の「乱入」に至る過程－
北条早雲の事蹟に関する諸問題（黒田基樹）
特集Ⅱ　戦後五〇年・・・民衆のあゆみ
「戦後五〇年」とは（金原左門）
－生活の場からの断層－
＜研究報告　戦後小田原における民衆運動＞
木村敏男と「でこぼこ運動」三〇年（土方直史）
－運動の持続性と自発性をめぐって－
雨宮伊之助とその周辺（森田正）
戦後小田原地方の労働運動について（伊藤喜代治）
－五大争議を中心に－
私が生きた戦後五〇年
戦後の小田原と蜜柑（内田一正）
戦後五〇年、小田原周辺の漁業の盛衰（西山敏夫）
お城通りと私（山崎悦子）
木と向き合って五〇年（二宮義之）
戦後の女性に思う－一商家の目で－（永井康枝）
＜事業報告＞
原始古代中世史料編の刊行を終えて（佐藤博信）
別編『自然』について（松浦正郎）
執筆者紹介／編集後記