日の出 第2巻第4号(昭和8年4月)
天長節奉祝記念贈呈
天皇陛下御尊影(宮内庁御貸下)
御製(御歌所長・子爵・入江爲守謹書)
▲表紙『妍春』(矢澤弦月畫)
▲口繪『月下の激戰』(今村嘉吉畫)
▲さくらの春
▲名士の靑年時代(高橋藏相外七氏)
▲漫畫爆笑隊(第二レン隊)
▲同じ道を行く親と子
△田代義德博士と信德博士
△山屋海軍大將と太郎大尉
△磯村年大將と武亮少佐
△高峰筑風氏と三枝子孃
△松本幸四郎丈と令息たち
△中山博道氏と信吉氏
△竹本小土佐さんと美佐尾さん
□天と倶に生くべし(拓務大臣・永井柳太郎)
□名將を語る(陸軍中將・本庄繁)
□實戰から得た人生觀(陸軍中將・多門二郎)
□長谷部旅團大血戰録(座談會)
出席者(旅團長・長谷部少將、警備隊長・田中中佐、旅團副官・宮島少佐、聯隊附・知久少佐、歩兵中隊長・松川大尉、工兵中隊長、高城大尉、山砲隊長・天野中尉、騎兵小隊長・木村中尉、觀測小隊長・石井中尉、大隊副官・本間中尉)
□日支交戰の巷たらんとする「熱河」を語る(中野江漢)
□委任統治の南洋諸島(元南洋長官祕書・深澤正策)
□六名士に祕話を聞く
(1)思ひ切つて無罪を宣告(政友會總裁・鈴木喜三郎)
(2)松方一門に絡まる奇縁(東京商工會議所會頭・男爵・郷誠之助)
(3)間違つたら腹を切る(衆議院議員・床次竹二郎)
(4)伊藤公と激論三時間(元大藏大臣・片岡直温)
(5)張作霖爆死事件(衆議院議員・久原房之助)
(6)天覽劇の感激(俳優・中村歌右衞門)
□『笑』(夜咄)(島崎藤村)
□私の育てた自慢の學生(前早大教授・安部磯雄、理學博士・田中館愛橘)
□御製に感激して(本社々長・佐藤義亮)
▲時の言葉(鳩山一郎)
▲櫻日本(佐藤惣之助)
▲日の出漫談室(松居松翁、石山賢吉)
▲御製の筆者入江子爵に就て
▲大滿洲民族協和の歌
▲スポーツのページ
(懸賞當選小説)放浪哀歌(田代光畫)(小山甲三)
(時代小説)若衆髷(小村雪岱畫)(白井喬二)
(現代小説)心の波止場(林唯一畫)(牧逸馬)
(時代小説)燃える富士(中村岳陵畫)(吉川英治)
(現代小説)日本の戀人(岩田専太郎畫)(三上於菟吉)
(現代小説)新女性線(富田千秋畫)(中村武羅夫)
(武勇講談)眞庭の小天狗(井川洗厓畫)(太田貞水)
(相場小説)相場道一代男(細木原靑起畫)(和田邦坊)
(探偵小説)犯罪發明者(松野一夫畫)(甲賀三郎)
(身の上相談小説)貞操の陣(寺本忠雄畫)(小野賢一郎)
(軍事小説)第三の曉(嶺田弘畫)(山中峯太郎)
▲川柳漫畫(靑起畫)
▲智恵くらべ
▲漫畫月暦
▲仰せに従つて(漫畫)
▲罌粟の國
▲委任統治とは
▲一兵を斃すに何發うつか
▲珍決闘物語
▲驚くべき日本の小學生
▲メリケン風景・キツス三題
▲東洋のベーカー川畑文子孃
▲飛行機から物を落したら
□戰雲漲る中を支那の軍艦に乘る記(平田晋策)
□櫻内家悲劇の眞相を探る(中村信二)
▲櫻内家の事件についての感想(菊池寛、山田わか)
□相慕ふ四十七年生みの母に會ふ(長谷川伸)
▲海外珍ニュース
▲今日の話題(永戸政治)
▲國際三人將棋實戰録
▲キネマのページ
▲發明品案内
▲早起會ニユース
□滿洲で一旗擧げたい人の爲めに(座談會)
出席者(陸軍省新聞班・矢萩那華雄、領事・田代重德、拓務省企畫課長・今吉敏雄、拓務事務官・森重干夫、滿鉄社員・杉浦平八、在郷軍人會本部・遠藤壽儼、東朝論説委員・大西齋、東日支那課長・村田孜郎)
□壮絶!快絶!強豪決死の一騎打(八幡良一)
□新たに世に出る人の爲めに
昭和銀行頭取・生田定之
東京地下鐵専務・早川德次
日本石油専務・津下紋太郎
東京火災福社長・南莞爾
日本銀行監事・今北策之助
東株理事長・岡崎國臣
□新作落語『家庭カフェー』(細木原靑起畫)(春風亭柳橋)
□連續漫畫『おやぢの生活』(麻生豐)
□漫畫映畫『發明博覽會』(パラマウント提供)
□國際聯盟十二段返し(忠臣藏漫畫見立)(宍戸左行)
□新映畫人國記(鶴見退助)
□今春のリーグ戰(市岡忠男)
□映畫物語『お蝶夫人』(西條八十)
□映畫物語『ふらんす人形』(南部僑一郎)
□デブ子記者の大活躍
□試驗珍談奇談集(杉本仁吉)
□求職者を食ふ惡漢は横行する(H・B生)
▲日の出笑話
▲第一號づくし
▲寸鐵知識
▲智慧くらべ解答
▲小唄(西條八十選)
▲短歌(金子薰園選)
▲俳句(島田靑峰選)
▲川柳(前田雀郎選)
▲代理部便り
▲讀者倶樂部
▲記者倶樂部
▲編輯局便り
別冊附録
國難來る!
日本はどうなるか