婦人之友 第19巻第7号(大正14年7月)
飛燕(表紙)(平福百穗)
題字(表紙)(星野天知)
田園の奏楽(口繪)(ヂオルヂオーネ)
あの蛙(高村光太郎)
感激のいろゝ(文學博士・三宅雄二郎)
私に感激を與へた女性
美しき印象を遺した人々
□ワイスマン夫人(理學博士・石川千代松)
□木村曙(木村莊八)
□松井須磨子のモンナ・ヴンナ(埴原久和代)
□文姉さん(別所梅之助)
□その夜の情景を思ひ浮べて(帆足みゆき)
□久野久子さん(平塚明子)
ルーブル畫廊めぐり(7)(文學士・渡邊吉治)
ガールガイドについて(三島章道)
國際聯盟に働く婦人たち(間野千代子)
音樂小話 ラヂオと音樂(文學士・辻莊一)
ミルトン失樂園物語(中山昌樹)
家庭藥の話 下痢止め薬(藥學士・伊藤靖)
歐洲雜筆 アルプスの烏(原田讓二)
愛の書翰(木村莊五)
白夜物語(尾瀬敬止)
主よみものにちかづかん(浦口文治)
佛國寺の話(中村亮平)
驚ろいたこと(野邊地天馬)
難破船(モオパッサン作、松岡久子譯)
バッテイはどうしてよい子になつたか(メリー・キムポル)
敎育と性格(醫學博士・下田光造)
少奬の娘が嬰児を殺すまで(一記者)
婦人之友社主催夏期講習會員募集
私と起居を共にした女工達の生活
農民美術研究所に於ける私の一日
見聞斷片
組合のペーヂ
洋服裁縫誌上講習 ウォーキング・ドレッス(西嶋芳太郎)
洋裁問答
科學問答
ラヂオの窓によりて(槇尾年正)
子供の遊びと遊戯場の設備(一記者)
バラの栽培法(重松正雄)
園藝問答
家庭園藝 夏の菜園(鈴木孝太)
淡白な支那料理(山田政平)
冷たい飮物と菓子(中野長五郎)
夏の飮料器いろゝ
夏向のフランス料理(大平茂)
色の褪げない蝋染の仕方(山下榮藏)
手編レース
手藝問答
フランス刺繍応用編 七十五歳の老人が繍つた買物袋(土屋許子)
赤ン坊のための編物三種
身邊雜記(羽仁もと子)
文藝蘭
長篇小説 愛の道(加藤武雄)
近代劇物語 人造人間(カール・チャペック作、前田晃譯)
詩 友の母(千家元麿)
歴史小説 通盛の妻(田山花袋)
短歌 日光と草(前田夕暮)
短篇 微風一景(尾崎士郎)
短篇 死せる獅子よりも(岡田三郎)
詩 新緑の頃(赤松月船)
入選作 或る女(香春久子)
選評 應募作品に就て(德田秋聲、佐藤春夫、若山牧水)
口繪
◇色の褪げない蝋染の鏡掛(寫眞版)
◇一つの元型で出來る家庭服のいろゝ(二葉)(寫眞版)
◇キヤンプに於けるガールガイド(寫眞版)
◇一年の間に出來た五組の御夫婦(寫眞版)