婦人之友 第16巻第10号(大正11年10月)
蟹(表紙)(平福百穗)
秋睛(原色版)(森田恒友)
アンナパヴロワ夫人(寫色版)
新味ある模様(寫眞版)
電氣の家(寫眞版)
女の友達に(武者小路實篤)
われら自身の生命を通して知る事實(羽仁もと子)
戰後の世界をめぐりて婦人の使命を感ず(井上秀子)
生活に織込まれた宗教
(一)實證の人波多野鶴吉氏(一記者)
(二)三越のアイスクリーム-それは三嶋から(松井しづ子)
(三)賀川豐彦氏の信仰に生きる人々(一記者)
ガーデンホーム
吾友橋井孝三郎氏の病牀にて(龍田紅陽)
世の中はまだこのやうに階級的です
□印度-東京-滿洲(野の花)
□滿洲に旅して(能子)
□小僧さんと主人の對話(K子)
□敎會の中にも(八七子)
□偉い先生と哀れな生徒(みゆき)
□新半民といはれる人達(M子)
□階級中毒の軍人社會(さと子)
□長男の嫁と次男の嫁(野の花)
□若き敎頭と老先生(さつき)
アンナ・パヴロワ印象記(三嶋章道)
近代劇物語 生ける屍(一)(楠山正雄)
天陽學人のお説を讀んで(一愛讀者)
三つの結婚の話(一記者)
夫婦別居の敎訓(一海軍士官)
新しい仲人の經驗
□むづかしい縁談を(さくら子)
□昔の敎え子を忘れかねて(白雪)
□人格本位の結婚に成功(むらさき)
□夫婦で親友を仲人した經驗(若葉女)
□長男の嫁を迎えて(柳子)
曉風(キップリング)(田邉ひさ譯)
子供をつれて日本アルプス横斷旅行の記(ガントレツト)
市營託児所と簡易宿泊所を見る(一記者)
電氣の家(工學博士山本忠興氏の新邸)(一記者)
賣子なしの食料店(米國、横山孝子)
どうして神經衰弱に罹つたか及びそれを癒したか
□日光浴と空氣浴で(登久志)
□揉み療治のきゝめ(てる子)
□入學試驗の準備に疲れて(露草)
□不規則な勉強と讀物の影響(千代江)
□弟が神經衰弱に罹つた原因(小百合)
生みの母との冷たき離合(得能伸一)
廣幅織物を利用せよ(農商務技師・吉岡直富)
私の經驗の中から(ガントレット恒子)
型紙の應用法(洋服裁縫講義)(西島芳太郎)
メリヤスシミーの作り方(西島芳太郎)
タッチングの仕方(金澤靜子)
□洋服問答
□新課題
□子供服の飾り
□女の歌へる
長篇小説 久遠の像(加藤武雄)
長篇小説 小野の小町(中里介山)
長篇小説 娘達(田山花袋)
詩 涼しい夏(三木露風)
短歌 夕雲抄(蒲原有明)