日本映画 第30巻(昭和18(1943)年10月号~19(1944)年3月号)
昭和十八年十月号
劇芸術と映画批評(長谷川如是閑)
映画時評(中村武羅夫)
特輯・映画批評の機能と権威(飯島正,石川純,今村太平,遠藤慎吾,上野耕三,内田岐三雄,大木直太郎,北川象一,沢村勉,清水千代太,津村秀夫,南部圭之助,古谷綱武,松田伊之介,三橋逢吉)
思ひつくまゝ(菊池寛)
片仮名随筆(伊丹万作)
映画生活二十年(城戸四郎)
学生生活劇映画ストオリ-当選発表
学生ストウリー選評(谷川徹三)
読者評壇
日本映画の将来と批評家(岡本百三)
批評態度(古河一郎)
落書帳(三枝柾郎)
地方に於ける映画の影響(鈴木勝)
選者の言葉
新作展望
映画界
批評家試験(後記)
しなりお雛鷲の母(八田尚之)
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昭和十八年十一月号
映画時評(中村武羅夫)
シナリオ時評(北川象一)
思ひつくまゝ(菊池寛)
〝世界に告ぐ〟を見る(小林秀雄)
評論特輯号読後感(上野耕三)
観客の審判(山崎勇)
技能審査改正規則
俳優真髄(スタニスラフスキー)
片仮名随筆(伊丹万作)
新聞映画欄側面月評(石川純)
映画制作二十年(城戸四郎)
撮影所防空風景(田中武)
読者評壇
映画に求めてゐるもの(飯田誠一郎)
芸術から袂別せよ(金井茂二)
最近映画雑感(東宮武重)
たあいない空想(中村富治)
写実の映画(長谷川ゆり子)
選者の言葉
新作展望
映画界
男子一生の批評(後記)
学生生活劇映画ストウリー当選作
嶺(双木恭兵)
流雲(鷲尾三郎)
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昭和十八年十二月号
芸術の型と「生き方」の型(長谷川如是閑)
映画時評(中村武羅夫)
シナリオ時評(北川象一)
文化映画月評(厚木たか)
初冬(室生犀星)
片仮名随筆(伊丹万作)
俳優真髄(スタニスラフスキー)
映画製作二十年(城戸四郎)
思ひつくまゝ(菊池寛)
新聞映画欄側面月評(石川純)
社団法人大日本映画協会の設立とその定款
読者評壇
一観客の独白(村上徹郎)
思ふこと(大谷彰子)
一徴用工の手記(倉谷純一)
選者の言葉
映画界
新作展望
凄愴苛烈(後記)
しなりお出征前十二時間(菊池シナリオ塾 佐伯英正)
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昭和十九年一月号
社団法人大日本映画協会の新発足(山川建)
昭和十九年を迎ふ(橋本政実)
社団法人大日本映画協会の新発足に就て(城戸四郎)
大東亜共同宣言の映画的結実(伊那信男)
特輯・大東亜共同宣言と映画(森岩雄,永田雅一,狩谷太郎,栗原嘉名芽,大村英之助,伊東恭雄)
大東亜共同宣言映画筋書募集
観客研究(山崎勇)
思ひつくまゝ(菊池寛)
俳優真髄(スタニスラフスキー)
社団法人大日本映画協会新発足の方針(座談会)(金井検閲課長,小山文化課長,井上芸能課長,大谷竹次郎,辻二郎,菊池寛,君島清吉,真名子兵太,上田磧三)
読者評壇
再び映画批評の機能と権威に就いて(東宮武重)
映画と観客と(蓮本尚記)
選者の言葉
彙報
新作展望
如是我聞(後記)
表紙(青山二郎)
カツト(江端茂夫)
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昭和十九年二月号
巻頭
検閲の面から見た決戦下の映画(熊野御堂内務事務官,伊藤内務理事官,西田検閲官,筑紫検閲課員,城戸四郎,多根茂,難波仙衛)
映画構成(稲垣浩)
シナリオ雑感(植草圭之助)
新映画協会と脚本作家(菊池,野田,三村,八田,柳井,八尋,八住,植草,大木,松田,猪俣,城戸,多根,難波)
俳優真髄(スタニス・ラフスキー)
映画観照(室生犀星)
映画技術評(二条為樹)
近時随感(野田高梧)
近時随感(坂東妻三郎)
新聞映画欄検討(石川純)
読者評壇(田中正治,司馬総一)
選者の言葉
大東亜共同宣言映画化筋書募集
奇妙な智慧は入らぬ(後記)
筋書かくて神風は吹く(松田伊之介)
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昭和十九年三月号
巻頭言
演出家に希望と抱負を聞く(大映 五所)(東宝 島津,豊田,今井)(松竹 原,大庭)(協会側 城戸,伊奈,多根)
映画界に愬ふ(登川尚佐)
社団法人大日本映画協会発会式
文化映画「爆風と弾片」について(陸軍兵技中佐 浄法寺朝美)
興行等取締規則解説(大日本映画協会調査第一課)
演技について(遠藤慎吾)
映画構成(稲垣浩)
新聞映画欄検討(石川純)
映画共栄圏
映画界情報
封切成績表
映画界日誌(大日本映画協会調査第一課)
読者評壇
映画脚本講習会
社団法人大日本映画協会事務局分課表
後記