日本映画 第23巻(昭和16(1941)年12月号~17(1942)年2月号)
昭和十六年 十二月号
表紙(青山二郎)
カツト(吉田謙吉,井上真一)
映画界時言(筈見恒夫)
シナリオ時評(伊丹万作)
思ひつくまゝ(菊池寛)
技能審査総評(松浦晋)
演出テキスト 川中島合戦(棟田博,衣笠貞之助)
昭和十六年度第二期技能審査試験問題集
「生活の河」の掲載について
後記
傑作シナリオ特輯
生活の河 オリヂナル・シナリオ(植草圭之助)
大村益次郎 原作郷田徳(八尋不二)
南海の花束 オリヂナル・シナリオ(八木隆一郎)
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昭和十七年 一月号
表紙(青山二郎)
カツト(吉田謙吉,井上真一)
戦時下に於ける映画(山川建)
いゝ映画と面白い映画(上野耕三)
自分のためのノートから(三好十郎)
シナリオ時評(伊丹万作)
文化映画月評(石本統吉)
三村伸太郎論 作家研究(笠井信太郎)
シナリオと演出(北川冬彦)
特輯・映画の日本的性格検討
繊細な心(亀井勝一郎)
映画の日本的性格に就いて(熊谷久虎)
作品以前の問題(溝口健二)
思ひつくまゝ(菊池寛)
「女教師の記録」演出テキスト(岸松雄,佐藤武)
私の言ひ分
私の言ひ分(沢村勉)
私の言ひ分(深井史郎)
「云ひ分」はないといふ云ひ分(丸山定夫)
無題(原研吉)
私の言ひ分(津路嘉郎)
「指導物語」について(熊谷久虎)
難航(シナリオ修業記)(山形雄策)
「次郎物語」について(原作小説研究)(古谷綱武)
重慶・香港の抗日映画を衝く(和久田幸助)
優秀シナリオ創作企画 現況報告
「民族の序曲」について(沢村勉)
日本映画について(八尋不二)
報告その他(麻上俊夫)
「臣道」脱稿後記(八田尚之)
手紙の形で(三村伸太郎)
新聞映画欄側面月評(石川純)
特輯批評 川中島合戦・元禄忠臣蔵
努力作にて失敗作(中村武羅夫)
武者絵(古志太郎)
「川中島合戦」の比重(麻上俊夫)
「川中島合戦」を観る(大木直太郎)
黒の凱歌(太田三郎)
「元禄忠臣蔵」雑感(上司小剣)
映画となつた元禄忠臣蔵(額田六福)
「元禄忠臣蔵」について(飯島正)
「忠臣蔵」雑感(古川良範)
「元禄忠臣蔵」の音楽(津川主一)
「元禄忠臣蔵」のセツト(吉田謙吉)
作品評
舞ひ上る情熱(田中武)
江戸最後の日(三田郁美)
女医の記録(奥栄一)
後記
しなりお 梅里先生行状記 原作 吉川英治(三村伸太郎)
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昭和十七年 二月号
表紙(青山二郎)
カツト(吉田謙吉,井上真一)
映画の日本的芸術性(長谷川如是閑)
特輯・映画を通して見たアメリカ文化
アメリカ映画の文化的意義(津村秀夫)
映画を通じてアメリカ文化を評す(新居格)
映画を通して見たアメリカ文化(中村武羅夫)
映画を通してのアメリカ批判(上司小剣)
映画を通して覗いたアメリカ(長与善郎)
昨年度日本映画俯瞰(滋野辰彦)
シナリオ時評(伊丹万作)
冬夜抄(室生犀星)
思ひつくまゝ(菊池寛)
釈迦に説法(原健一郎)
北支の映画界(村尾薫)
「わが愛の記」について(映画化された小説研究)(古谷綱武)
文化映画コンクールに就いて(日本文化中央連盟)
特輯批評
「次郎物語」について(大木直太郎)
「次郎物語」について(楢崎勤)
「次郎物語」讃(麻上俊夫)
新聞映画欄側面月評(石川純)
情報局国民映画脚本入選作品座談会
文化人物語(後記)
情報局賞シナリオ
母子草(小糸のぶ)
静かなり(黒沢明)
土生玄磧(森田竜男)