国際知識 第4巻第1号-第6号(大正13年1月~6月)
國際知識 一月号目次
巻頭言
勞農露西亜の政治組織(泉哲)
米國の賠償會議參加(圓地與四松)
闘争觀念に於ける垂直關係と水平關係(稲垣守克)
人生觀の改築と国家觀念の展開(本莊可宗)
國際經濟會議と平和問題(松下芳男)
世界思想と日本文明の將來(村松正俊)
ポアンカレイ氏の思ひ出(青木得三)
ノーベル賞金を貰つたイエーツの面影げ
國際聯盟第四回總會のアルファとオメガ
國際聯盟協會聯合會の活動
ルーシユール氏の獨逸賠償論(TK生)
伊希事件と國際聯盟(KA生)
婦人問題の行くべき道(鮎澤福子)
國際聯盟の將來(ロバート・セシル卿の演説)(AT生)
エスペラントの現在(岡本好次)
アデルスワルド男の演説
人物評傳
内外雑誌記事目次
國際聯盟協會の活動
海外だより
平和記念大會記事
-講演會ポスター展覧會對外市民感謝デー、少年少女大會-
グラン・ギニョオルの残忍劇(仙石徹)
島の話(クヌート・ハムズン作)(秋野香譯)
編輯室より
二月号目次
巻頭言
國際政治の基礎問題(蠟山政道)
通商衡平待遇の問題(乾精未)
英國總選擧と失業問題(粟屋關一)
朝鮮の宗教と迷信(西崎一夢)
伊希紛争に關して-セシル卿の演説-(一記者)
人類愛の遍在
ザメンホフ博士とその文献に就て(粟飯原晋)
アルベール・トマ氏の演説(國際勞働局定礎式に於ける)(淺利順四郎)
共和國獨逸の運命(一記者)
國際時報
コルフ事件眞相-ローザンヌ條約調印後のトルコ
國際聯盟に對する世評-(一)米國
日本聯盟協會の活動
海外だより
萬國國際聯盟協會聯合會消息
日本へ來たロシアの回々教徒避難民について(大久保幸次)
遺産(一幕物)(ヒルシ・バイン作/清野暢一郎譯)
編輯室より
三月号目次
巻頭言
歐州最近の形勞(米田實)
國際聯盟の法律『人格』學説研究(塚本毅)
人生觀の改築と国家觀念の展開(本莊可宗)
日英首相の平和思想の對照(松下芳男)
ノースクリフ卿の日本觀(上)(圓地與四松)
人類人主義宣言(上)(ロー・ロー・ザメンホフ/粟飯原晋譯)
散策教育(伯林、フリッツ・ウツトチ寄)
米國人が調べた世界七強國の兵力
-國際事情-
英帝國會議は何を議したか-同會議の經過大要-(一記者)
西班牙の政變事情
タンヂール問題
世界時事片々
内外雑誌記事目次
聯盟消息-日本聯盟協會の活動-海外だより
日本へ來たロシアの回々教徒避難民について(大久保幸次)
アメリカより日本へ
-血は水よりも濃し-米國青年の氣風(在アメリカ・永井銀次郎)
反抗の作家リイラダンについて(礒部節治)
四月号目次
ウツドロー・ウィルソン略傳
ウィルソンを憶ふ(法學博士 林毅陸)
世界的偉人維遜(貴族院議員 副島道正)
ウィルソンと彼の正義(文學博士 姉崎正治)
ウィルソンの片影(文學博士 澤柳政太郎)
學者にして政治家たりしウィルソン(早大教授 内ヶ崎作三郎)
師ウィルソン博士の人格(早大教授 服部文四郎)
ウィルソンの思ひ出(鶴見祐輔)
ウィルソンとマクドナルド(澤田謙)
ウィルソニズムを評し平和確保策の時代的進化に及ぶ(稲田守克)
日米問題に就て(法學博士 山田三良)
思慮ある米國人に訴ふ(排日問題に關して)(法學博士 阪谷芳郎)
[進路]
最近英國の政情と勞働黨(中央大學教授 川原次吉郎)
廣東政局の現在(在上海 濱野末太郎)
ノースクリツフ卿の日本觀(中)(東京日々新聞記者 圓地與四松)
日本國際聯盟協會の活動
ボツクの平和賞當選論文に對するネーション誌の批判
ウィルソンとボツク平和賞當選者レヴアモア
反抗の作家リイラダン(礒部節治)
編輯後記
五月号目次
進路
[時評]
國際聯盟と國際勞働會議(關口泰)
國際勞働會議と日本(内務省社會局第一部長 河原田稼吉)
日本の組織勞働者諸君へ(ジュオー/マルテンス/アウドゲースト)
國際勞働會議に對する我等の態度(日本勞働總同盟會長 鈴木文治)
國際的社會正義の實現(國際勞働局東京支局主任 淺利順四郎)
知的協力日本委員會の設立を促す(在ジュネーブ 古垣鐵郎)
相互援助條約は必要なりや(田川大吉郎)
相互援助條約と小協商(チエツコ・スロヴァキア國外相 ベネス)
一人一言
[研究]
人としてのカント(高橋正彦)
國際社會に於ける國家の無過失責任(東大助教授 蠟山政道)
米國と司法裁判所(菊池勇夫)
國情紹介(ルーマニア)
[記事]
最近英國の政情と勞働黨(中央大學教授 川原次吉郎)
國際聯盟と對露問題(片桐秀一)
ルール占領後の賠償問題(新納克己)
希臘王朝廢止と其事情(高野純二郎)
埃及独立後の政情(新井誠夫)
フォーラム(ハンガリアの財政救濟)
ノースクリフ卿の日本觀(圓地與四松)
アルベール・トーマ(川西たづ子)
ラムゼー・マクドナルド(一記者)
[事報]
英吉利の近情-變り果た獨逸-米國事情-中歐の新形勢
南歐の新同盟-近東の新形勢-勞農ロシア-極東事情(編輯部調査)
資料目次
書架
ジユネーブだより
東京だより
編輯後記
六月号目次
進路(排日移民法に面して)
[時論]
大戰後歐州不安定と國際聯盟(特命全權公使・法學博士 松田道一)
對支文化事業の成立と將來(外務省亜細亜局長・對支文化事務局長 出淵勝次)
Today's American Japanese Relations(Professor of the Southern California Univ. Kiyo Sue Inui)
新聞紙の權威の為めに(讀賣新聞主筆 千葉龜雄)
新聞紙の國際的活動及其使命(東京朝日新聞通信部長 美土路昌一)
新聞紙と國際平和(東京朝日新聞記者 千葉雄次郎)
婦人國際聯盟の使命(ドクトル、オヴヒロソフィー 和田富子)
一人一言
[研究]
國際聯盟の法人格に就て(帝大教授法學博士 立作太郎)
國情紹介(チエツコ・スロヴァキア)
[記事]
國際聯盟と對露問題(片桐秀一)
自治案を可決した印度議會(東京朝日新聞記者 谷辰次郎)
モンロー主義と國際聯盟(粟谷關一)
資料目次
[節苑]
米國に於ける安全教育(尾島喜久惠)
ザーメンホーフ博士の人類主義宣言(粟飯原晋)
海外だより(在巴里 杉村陽太郎)
[評傳]
ロマン・ローランに逢ふの記(藤澤みつ子)
孫文の印象(在廣東 濱野末太郎)
列國軍備の大勢(砲兵少佐 成田篤)
[時報]
排日移民法案の両院通過(編輯部調査)
賠償専門家委員會の報告(編輯部調査)
書架
東京だより
ジユネーヴだより
編輯後記