新青年　第７巻第１４号（大正１５年１２月）

表紙（松野一夫）
口絵
出版記念会
北氷洋の壮観
自動車競走雑景
特別読物
軍事小説　日米実戦記（海軍少佐・川田功）
（内容）
序（海軍大学校長海軍中将・大谷幸四郎）
序（前海軍航空隊司令官海軍中将・小松直幹）
１　国交断絶
２　米人の横暴
３　米国の侵略主義
４　戦争の責任者
５　国家国民の権利
６　支那の内乱と朝鮮の独立運動
７　比島遠征
８　陸兵揚陸地襲はる
９　第二艦隊戦況
１０　第一艦隊戦況
１１　比島空中戦
１２　比島最終戦
１３　陸海軍全廃論
創作
越後獅子（羽志主水）
開いた口（春日野緑）
探偵開業（橋本五郎）
民さんの恋（牧逸馬）
随筆
柔道試合（清沢洌）
水車（沢田謙）
恋慕やつれ（谷譲次）
喰はされし勘解由（直木三十五）
伊太利の印象（医学博士・高田義一郎）
人身妖異考（田中香涯）
英吉利兵の調練（海軍大佐・福永恭助）
窃盗の暗合（前広島控訴院検事・真野歓三郎）
貧者（詩）（ヴエルハーレン）
十月第一週（映画のページ）（星野辰男）
競技審判の権威（運動のページ）（星野竜猪）
ユーモアのページ
スターの当り役
西洋笑話
視線が人を殺すなら
自動車悲喜劇
新年特別増大号予告
ユリエ殺しの記　一記者
熊公事件感想　一記者
俳句選（松沢雪松）
和歌選（羽生操）
編輯日誌
二頁小説
自転車街
著者贈呈文（フイシエ兄弟）
豚にやるスープ
短篇小説　象牙の小函（米）（Ｊ・アトン）
連載小説　緑の自動車（墺）（Ａ・ワイスル、延原謙）
滑稽小説　ポツタ氏の静養（英）（ウオドハウス、梶原信一郎訳）
大正十五年　探偵小説壇総決算
探偵文壇鳥瞰（国枝史郎）
本年度に現はれた新作家（甲賀三郎）
印象に残れる作品（徳川夢声、高田義一郎、戸川貞雄、百田宗治、梶原信一郎、大下宇陀児、山本禾太郎、山下