新青年　第４巻第３号（大正１２年２月）

冬（表紙）（松野一夫）
雪の道（三色版）（滝沢恒雄）
口絵
千里の牧場
南極の大氷山
時事画報
挿絵とカツト（樺島勝一、松野一夫）
南米アルゼンチンの牧場生活（平川末友）
世界の青年に（詩）（正富汪洋）
鑑真大和尚（陸軍大佐・田所成恭）
世界の珍談
電気と人生（逓信省電気試験所技師・延原謙）
臣籍に降下された山階芳麿侯（川村五峰）
科学小説　自動人形の秘密（フエザンデイエ）
青年訓話　サヴォナローラの胆（永田光夫）
郷党の父老に代る（詩）（生品新太郎）
無手勝流の秘伝
懸賞小説　妹（加納鉦一）
世界密航者列伝（一）
太平洋の発見者デ・バルボア（日本力行会長・永田稠）
南海の絶島に無尽の大宝庫を発見するまで（東京帝国大学農学部農芸化学教室農学士・米山兆二）
ブラジル移民十年（二）（在ブラジル　高橋麟太郎）
探偵実話　爆弾を枕にして（大沼茫）
青年小説選評
懸賞小説　ブルドツグ（田中健三郎）
おい、スミスよ！（コーナン・ドイル）
阪神だより（六甲子）
宝石に纏る犯罪（完）（グリッフイス）
立志伝中の青年二人
面白い話
探偵小説選評
労働青年の手記
百万磅の紙弊（完）（マーク・ツエーン）
南極の雪中に埋れた写真
漫画　床場小景（細木原青起）
珍しい朝鮮角力
懸賞金三百円提供規定
海外発展問答　日本力行会回答
和歌選
俳句選
誌友倶楽部
廿日から廿日まで
連載小説梗概
連載探偵小説
スミルノ博士の日記（三）（瑞典・ドウーゼ、鳥井零水訳）
古塔の秘密（一）（ルブラン、田中早苗訳）
壁の孔（六）（モフェツト、保篠竜緒訳）
亀裂（マンテルスタム）
俳優と泥棒（ジヨン・ベーア）
迷信と犯罪（医学博士・小酒井不木）