新青年 第4巻第1号(大正12年1月)
快翔(表紙)(山口義男)
払暁(三色版)
口絵
秩父宮殿下
時事画報
益田選手と後藤飛行家
挿絵とカツト(樺島勝一、松野一夫)
日本を何うする(海軍大佐・水野広徳)
腕と刀の切味
ビスマルクの指環(文部次官・赤司鷹一郎)
日の出(詩)(今泉英夫)
私の老師コツコツ仙人(陸軍大佐・田所成恭)
普通選挙に就いて―其の実行期は遠くはない―(代議士・田川大吉郎)
ブラジル移民十年(在ブラジル・高橋麟太郎)
十三歳の特派大使(日本力行会長・永田稠)
高潮(大悟法利雄)
文晁と北馬(村松梢風)
国家有要の人となれ(衆議院議員陸軍中将・仙波太郎)
諷刺小説 レミイの復讐(仏アンリー・バルビユース、神部孝訳)
私達は青年に何を望むか
昔の青年と今の青年(内田魯庵)
人間であれ(早稲田大学教授・吉田絃二郎)
自由なる霊の発達(鉄道院運輸局総務課長・鶴見祐輔)
生命ある根柢への生活(代議士・田川大吉郎)
国家美化運動の実行者たれ(東宮御用掛伯爵・二荒芳徳)
半労半学主義(内務省社会局第二部長・田子一民)
私は寧ろ楽観する(法学博士・吉野作造)
廿五才までに(救世軍大佐・山室軍平)
内面的半省と考察(法学博士慶大教授・田中萃一郎)
文化的修養を(早稲田大学教授・内崎作三郎)
ある日の感想(太陽主幹・浅田江村)
秋から冬へ(大悟法利雄)
其角の頓智
漫画 青年と老年(池部鈞)
南米西海岸より(浮羽筑水)
金満家志望者
脳力の貯蓄と使用(文学博士・三宅雪嶺)
日に匂ふ頬(詩)(白鳥省吾)
学校へ行かずとも(東京帝国大学助教授・植松安)
世界の珍談
若手有望力士批判(生駒コウ翔)
空界逸事 死を忘れたる人々(伊東飛行機研究所理事・阿部蒼天)
百万磅の紙幣(二)(マーク・ツエーン作、田中早苗訳)
海底へ潜つて鮑の芸当を観て来た人の話(渡辺白鷹)
笑はぬ男を笑はせた話
学校出と小僧上り(鈴木商店総支配人・金子直吉)
極東オリンピツク大会(極東競技大会常置総務委員・内藤和行)
懸賞金三百円提供規定
野猪の話(古椿荘人)
米国電信船の火夫となりて(田中放浪)
面白い話
私の所へ来る青年(東京市中央職業紹介所長・安田亀一)
最近発明界の進歩(理学士・戸川直仁)
蛻の殻の男(福岡正作)
諷刺物語二篇(大泉黒石)
決死の綱(夜叉門人)
自転車で日本を一週する不具の青年(一記者)
全米鉄道罷業に参加して(在米国白魚市・白樺生)
滑稽小説 広告術(仏ジユヴエルノア、田中早苗訳)
青年と娯楽問題
青年娯楽の推移と青年娯楽の特徴(文部省社会教育調査委員・権田保之助)
素人演芸から村芝居へ(文部省社会教育調査委員・橘高広)
寄席雑話(文部省社会教育調査委員・永田衡吉)
公共劇に就いて(仲木貞一)
漫画 従卒の悲哀(池内愚美)
大天狗小天狗=囲碁将棋界の珍談(欄柯堂主人)
快男児蒲生忠三郎
負けず嫌ひ
独学青年に答ふる書(羽生榕城)
独学者の登竜門
専検と高験の性質
独学者の強み
講義録の選択
教科書の長短
辞典及び備品
経済的で有効な方法
職業従事者の日課表
記憶法いろいろ
質疑者を要する学科
短詩
疲れ
公園にて
友の入営
ある日の過失
和歌選(羽生操)
俳句選(松沢雪松)
誌友倶楽部
廿日から廿日まで
編輯局から
毒及毒殺の研究(医学博士・小酒井不木)
連載小説梗概
特別附録 探偵小説
十三度目(ジ・アール・ワード)
消える土耳古人(チヤールス・アツスラー)
鏡の前(アルバンド・ポルー)
血液第二種(ヂヨーヂ・イングランド)
嗅ぎ分けた証拠(ユウゴオ・デユポン)
崩壊(ハロールド・ポロ)
連載探偵小説
壁の孔(五)(モフエツト)
グレル氏事件(完)(フランク・フロスト)
スミルノ博士の日記(瑞典エス・アー・ドウーゼ、鳥井零水訳)
新春増刊 探偵小説傑作集予告