焔 第39号(1995年10月)
特集 詩
ひめゆりの塔資料記念館で(金子秀夫)
何処への通路(相良蒼生夫)
戦場の金魚すくい(亀川省吾)
叫び(西村富枝)
振り返ると(阿部忠俊)
誕生祝(福田美鈴)
私の昭和二十年(1)(山崎豊彦)
『私は貝になりたいを読む』(金子秀夫)
暁闇瀝滴と成す(福田達夫)
福田輝夫戦時の記録―日記断片・戸田隆代の手紙・公報・他
福田のこと(岡部冬彦)
福田兄に捧げる一文(大眉和士)
福田輝夫兄を偲ぶ(内田万次)
中学時代(保谷静夫)
輝夫を思う句(『どんぐり』から)
母の句とうた(福田いし子)
父の詩(福田正夫)
コスモスの歌・金の砂(伊藤美弥子)
義弟(福田薫子)
兄を憶う/兄の記(関口芙美子)
かく嘆きに耐えぬ(福田いし子)
記録をまとめて(福田美鈴)
詩
妙義山/ポンチの歌(小笠原啓介)
雨あがり(冬園節)
老いへのこだわり(蒲生直英)
茗荷宿(山本和夫)
病床(武井京)
島崎藤村の墓(小長谷源治)
モノローグ(古田豊治)
秋芳台/見舞いの時/散歩/春の鈴(黒田佳子)
湖/振動(永岡浩子)
時鳥(西川修)
消えた雑木林(田島栄子)
星の刺青/夜の香り(堀内みちこ)
薬の時代(野口忠夫)
今を描く(高地隆)
気にかかって(保坂登志子)
老深海魚(山崎豊彦)
ビーゲランに(金子秀夫)
訳詩
ゲルトルード・フセネッガーの詩(松尾直美訳)
連載
父翁久允のこと(三十五)(逸見久美)
中国紀行 三十七(工藤茂)
紹介
山本和夫詩集『塩酒』(金子秀夫)
北原東代著『白秋片影』他(野上飛雲)
小沢彰歌集『虚空迷想』(西川修)
『大正生命主義と現代』(西川修)
詩集紹介 山田直、丸本明子、福原恒雄、加藤栄子、小寺雄造、島田陽子、川村慶子、長谷川七郎、山口惣司詩
編集後記
題字、表紙画(福田達夫)
カット(湯沢悦木)