新女苑　第５巻第１号（昭和１６年１月）

全体主義と女性の立場（白鳥敏夫）
清装（表紙）（小磯良平）
富士三題（アート写真）（フエレンツ・ハール）
立上る村の女性群（グラビヤ）（田村茂撮影）
宣撫する姿（グラビヤ）（立野信之）
新しき盟邦（グラビヤ）（フエレンツ・ハール）
扉（横光利一）
冬と女性（四色版）（絵・文・赤松俊子）
座談会　生活文化の再建（岸田国士氏に訊く）
旅の町旅の人（吉田絃二郎）
ふるさとの雪（森田たま）
正月の思ひ出（尾崎一雄）
高踏（西条八十）
冬の花（今井邦子）
朋あり遠方に之く（高村光太郎）
脈打つ全村教育を観る（和田伝）
一頁時評
文学（今日出海）
音楽（村松道弥）
隣組（編輯局）
男の生涯（自叙伝）七（芹沢光治良）
新連載長篇小説
美しき心の物語（鈴木信太郎画）（武者小路実篤）
雨（三岸節子画）（林芙美子）
青苔の庭（北川実画）（井伏鱒二）
みなし児（短篇小説）（宮本三郎画）（中山義秀）
科学の日常性について（富塚清）
教養のページ
婦人の翼賛体制（本位田祥男）
豪放と優美（読書の頁）（亀井勝一郎）
婦人時評（窪川稲子）
古典に現はれた民族性
古典に貫ぬく「まこと」（久松潜一）
独逸浪漫主義の勝利（江間道助）
イタリアの国民性（黒田正利）
白痴（名作女性訓）（河上徹太郎）
安くて暖まる冬のお料理（芹沢かなえ、和田美津子、武者小路安子、亀井斐子）
国策に参劃する女性に訊く
一色オフセット
更生する歓び
水路部の人々（小原尚）
小林一茶ノート（亀井文夫）
乗車券の話（柳田鶴太郎）
読者文芸
小品（川端康成選）
詩（高村光太郎選）
短歌（窪田空穂選）
私たちの問題
代理部だより
出版部だより
編輯後記
対談会　新春よもやま談議（辰野清、兼常清佐）