新女苑　第４巻第３号（昭和１５年３月）

女性と文化を語る座談会
春の跫音（表紙）（小磯良平）
大陸の花嫁（アート写真）（安田勝彦撮影）
女性新人（グラビヤ）
キユリー夫人を観る（グラビヤ）（神近市子）
巻頭言
名作絵物語　賽金花（夏衍原作、実藤恵秀訳）
母親（ガブリエル・ルイヤアル、堀口大学訳）
詩と随筆
冬枯れの伊豆（吉田絃二郎）
天正時代の女性（森田草平）
赤い座蒲団の思出（上司小剣）
なごや（橋本華子）
支那の墓（西条八十）
冬の帝国（菱山修三）
日本女性の伝統的性能（長谷川如是閑）
長篇小説
貝殻（木下孝則画）（大仏次郎）
旅への誘ひ（長沢節画）（川端康成）
生きる土地（岩田専太郎画）（中里恒子）
愛と智と（小磯良平画）（里見〓）
小説いのちあれば（間宮茂輔）
教養のページ
文学的な歴史書（読書の頁）（河上徹太郎）
婦人の問題（山川菊栄）
米の力（柳田国男）
女性の日記
日記文学と女性（池田亀鑑）
日記から見た女性の生活（長谷川時雨）
一葉の日記（舟橋聖一）
続戦火の巴里に残る（今西汎子）
エレキの時計、わたしは女優｝新女苑カルトン（中村篤九、横井福次郎）
恩師を語る
黒い大きな瞳（西条八十）
藤島先生と私（小磯良平）
去年の卒業生の獲得した職場（編輯局調、金子シゲリ（批判））
若い女性は何を考へてゐるか（葉書回答）
光なき者とともに（国立多摩少年院長・小川恂臧）
ホームセクシヨン
新女苑ボーグ（松野一夫担当）
二人の帰朝者の報告（宮本三郎、佐野繁次郎）
生活読本（泰秀雄）
リボンの髪飾（マヤ・片岡）
読者文芸
コント（川端康成選）
詩（高村光太郎選）
短歌（窪田空穂選）
ペンルーム
読者文芸規則
代理部だより
出版部だより
編輯後記
非常時日本経済の全貌（小島精一）