新女苑　第４巻第２号（昭和１５年２月）

その後の支那・清水安三先生に訊く
むらさき（表紙）（小磯良平）
蔵王（アート写真）（安田勝彦撮影）
ソ聯の軍備（グラビヤ）
石狩川を観る（グラビヤ）（藤森成吉）
巻頭言
名作絵物語　啼笑因縁（張恨水原作、実藤恵秀訳）
毛虫の舞踊会（モオリス・ブデル、堀口大学訳）
寒夜独り在り（吉田絃二郎）
旅役者（西条八十）
岩戸の昔（森田たま）
妻かの子を憶ふ（岡本一平）
長篇小説
貝殻（木下孝則画）（大仏次郎）
旅への誘ひ（長沢節画）（川端康成）
生きる土地（岩田専太郎画）（中里恒子）
愛と智と（小磯良平画）（里見〓）
教養のページ
日本に関する二著（読書の頁）（河上徹太郎）
婦人の問題（山川菊栄）
我が国現下の人口問題（窪田嘉彰）
ことばの問題
言葉の事（高村光太郎）
国語問題の断面（日夏耿之介）
吾が見しもの（前駐独大使・大島浩）
若い女性のグループを観る（編輯局記）
若い女性の生活報告（山部葉子、堀部美恵子、一条昌子）
舗道の舌　あたしはシヨツプガール　新女苑カルトン（中村篤九、横井福次郎）
恩師を語る
志賀直哉先生のこと（尾崎一雄）
横光さんと私（寺崎浩）
師佐藤春夫（富沢有為雄）
ホームセクシヨン
新女苑ボーグ（松野一夫担当）
生活のアクセント（田中千代、コロンビヤ洋裁学院生徒・本間清香、戸川エマ、藤本亨子）
日本の経済（小島精一）
大戦と貿易（小汀利得）
美しい贈物の作り方（藤本亨子）
戦火の巴里に残る（今西汎子）
読者文芸
コント（川端康成選）
詩（高村光太郎選）
短歌（窪田空穂選）
日記（編輯局選）
ペンルーム
読者文芸規則
代理部だより
出版部だより
編輯後記
小説　乳房哀記（室生犀星）