新女苑 第3巻第11号(昭和14年11月)
座談会・若い女性の考へるもの(阿部知二氏に訊く)
清爽(表紙)(小磯良平)
北欧(アート写真)
土に叫ぶ人達(グラビヤ)(安田勝彦撮影)
歌舞伎座・歌しぐれ(グラビヤ)(藤森成吉)
巻頭言
名作絵物語 ゼンドミルの僧院(グリルパルツエル、高橋健二)
十一月詩画集
雲(露二絵)(太田水穂)
天に炎える(和絵)(丸山薫)
人間と天使の哀歌(節絵)(菊岡久利)
わがいはけなき日の歌(滋絵)(菱山修三)
静かなる夜の浴み(露二絵)(日野草城)
小説 あのころ(井伏鱒二)
「おくのほそ道」の記(七)(吉田絃二郎)
その夜の鐘(西条八十)
家庭のともしび(室生犀星)
長篇小説
貝殻(木下孝則画)(大仏次郎)
春日の局(小村雪岱画)(長谷川時雨)
家庭教師(長谷川露二画)(矢田津世子)
望楼(小磯良平画)(岸田国士)
岡田三郎助の死(岡田八千代)
教養のページ
鏡花文学の素描(柳田泉)
国の内外(佐藤信衛)
婦人の問題(山川菊栄)
通俗小説の社会性(読書の頁)(河上徹太郎)
東亜の新秩序と近衛公(河野密)
汪兆銘を語る(室伏高信)
私の勉強
歌の勉強(窪田空穂)
苦行(坪田譲治)
科学への道(加藤セチ)
新劇への情熱(山本安英)
支那の家庭(伊集院斉)
鶏漫才、ロボットペペ子 新女苑カルトン(中村篤九、横井福次郎)
令嬢生活者を求める職場に訊く(河井百合子、庄子美枝子記)
空爆下の欧洲を脱れて(ポーランド大使夫人・酒匂糸子)
FILM REVIEWS
とびら
舞姫ザザ(双葉十三郎)
少年の町(滋野辰彦)
サブマリン爆撃隊(大黒東洋士)
スタヂオ・エユース
ホームセクシヨン
新女苑ボーグ(松野一夫担当)
生活にとりいれた趣味
若い女性の不平をきく(葉書回答)
栄養上から見た統制食品と代用食品(金子哲子)
バタ・牛乳のない時(黒田初子)
独逸のお台所(前田不二三、木下了子)
十八番料理集(木村桑子、宮本百合子)
若い女性の理想の生活を訊く
読者文芸
コント(川端康成選)
詩(高村光太郎選)
日記(編輯局選)
短歌(窪田空穂選)
ペンルーム
読者文芸規則
代理部だより
出版部だより
編輯後記
新しい恋愛(帯刀貞代)
新しい結婚(宮本百合子)