歴史と人物 第14年第10号 = 第165号(昭和59年9月)
証言・太平洋戦争
特集ミッドウェー海戦再検討
ミッドウェー作戦の全貌(市来俊男)
GF参謀黒島亀人の深謀及ばず(半藤一利)
Dr.プランゲがみた“ミッドウェーの奇跡”(千早正隆)
徹底討論“運命の五分間”はなかった
阿部平次郎
板谷隆一
大井篤
奥宮正武
雀部利三郎
沢地久枝
土肥一夫
〈司会〉秦郁彦
未発表手記逆転!「赤城」への第一弾(マックラスキー少佐)
駆逐艦「嵐」艦上の惨劇(斎藤国弘)
米軍史料「三隈」捕虜の尋問記録(訳・原勝洋)
体験手記わがミッドウェー戦記
痛恨!「赤城」被爆せり(秋本勝太郎)
巡洋艦「三隈」最後の出撃(国宗正義)
敵三百機を迎え撃つ(浜田幸一)
われ「ヨークタウン」を雷撃す(丸山泰輔)
「飛竜」機関員の漂流記(万代久男)
機動部隊上空の死闘(村中一夫)
中止された片道雷撃(山下清隆)
日本海軍搭乗員戦死者全名簿(調査・沢地久枝)
〈グラビア〉日米対照・ミッドウェー海戦
〈構成〉戸高一成
終戦秘話親泊大佐の秘められた遺書(茶園義男)
安達二十三将軍・明暗の戦場に立つ(藤田豊)
「大和」で死にたかった 名艦長・森下信衛の生涯(辺見じゅん)
名潜水艦長川島立男少佐を憶う(荒木浅吉)
明治・大正・昭和大阪師団戦記(河野収)
「またも負けたか八連隊」への反証(中野公策)
満州の悲劇東安駅爆破事件の謎(松原一枝)
海軍兵学校クラスヘッド物語(鎌田芳朗)
艦政本部計画主任の系譜(内藤初穂)
帆船パミールと伊12潜の“美しき出会い”(折田善次)
(ゆ)艇日本陸軍のUボート(生田惇)
〈グラビア〉京都・嵐山美術館 太平洋戦争展
特集太平洋戦争日本捕虜志
「戦陣訓」と日本兵捕虜(吹浦忠正)
〈史料〉支那派遣軍参謀部「俘虜ニ関スル教訓」
ニューカレドニア集団自決から蘇生して(徳永義春)
ヘイ収容所の“心の青空”(大二兵太郎)
私はサイパンの投降兵だった(山内武夫)
日独捕虜のサッカー試合(千谷道雄)
カウラ捕虜キャンプの反乱(D・C・Sシソンズ)
〈グラビア〉太平洋戦争における日本人捕虜
日米二重国籍の海軍士官「祖国」のための戦い(西村克哉)
一式陸攻道中記―一難去ってまた一難の巻(田中友治)
情報と戦争
「東」工作と密偵ベラスコ(岩島久夫)
日本陸軍暗号は“安泰”だった(釜賀一夫)
連合軍「バムス」暗号を解く(斎藤纓)
〈座談会〉輜重兵かく戦えり(加登川幸太郎、高市近雄、黍野弘、高橋登志郎、坂浦芳郎、前野荒治、白井文忠
崇山丸の太平洋漂流四十日(大囿純也)
遺骨スーベニールに狂う米兵たち(佐伯真光)
米新資料により石井細菌戦部隊を追う(常石敬一)
日本軍の毒ガス作戦(荻野茂)
史料陸軍習志野学校「支那事変ニ於ケル化学戦例証集」〈解説〉(粟屋憲太郎、藤原彰)
表紙画(野上隼夫)
目次画(寺戸恒晴)
扉(積山恭平)