江田島 創刊号(昭和42年5月)
《巻頭言》対話の効用
――77期会の多様性と共通項――
海軍兵学校の最期(乾尚史)
特集(1) 思い出のかずかず
ロマンとユーモア(辻川嘉彦)
過去はなつかし(坪田昭和)
お粗末な思い出(庵達雄)
長野のある少年(柳沢辰司)
思いつくまま(和泉英夫)
貴重な写真(友近洋)
頭の中で起床動作(金巻亮)
江田島の断章(室田昌彦)
八・一五前後(福島昌則)
岩国懐旧(末園競)
終戦・赤痢・帰郷(平正臣)
思い出のこまごま(外山鉄也)
夢にみる訓練(高浜辰生)
二二年をはさんで(西田義彦)
我が褌の記(川島信)
兵学校一の三号生徒(北之園陽徳)
潜水艦上の一士官(本一雄)
鉄拳とピカドン(楠信行)
終戦の夜(村田宏)
兵学校と新七七期(岡崎純)
伝統と縁(えにし)(坂元義信)
「海軍」
映画「海軍」(島森光雄)
映画「海軍」こぼれ話(池田努)
詩
兵学校七七期期友の歌(西下富士夫)
江田島の歌(伊藤多津男)
島へ(住友誠之助)
歴史観と使命感(井上優)
小ざかしき論は無用だ(宮田達男)
猛省をうながすッ!(山川学而)
H大佐の言葉(藤野季雄)
平和の伝統を伝えたい(白岩謙一)
七七期会のレーゾンデートル(宮下保男)
期会の利用価値(富田達徳)
防犯意識の昂揚を(桃生和夫)
草餅の話(紅野正樹)
この社会に新風を(柴山典昭)
前進のためにこそ(谷川祥三)
人事と七七期会(星野司郎)
特集(2) 心のふるさとを訪ねて
古鷹山に登る(後藤四郎)
建築屋のみた「江田島」(鍋島幸雄)
江田島訪問記(土屋一之進)
産科医のたわごと(橋口精範)
舞鶴の顔(林高生)
資料
入校時の手帳(小竹健一)
俺の「生徒作業簿」(日高基男)
海の墓標(山口透)
江田島の終戦(野口義隆)
特集(3)近況報告
目下、老舗を追跡中(井上茂徳)
教員生活一八年(木村四郎)
今もなお海に生く(斉藤民夫)
病人の解放をモットーに(竹内清)
船の生活(大山真民)
苦しかった戦後の波乱(佐藤公朗)
お蔭で幸福だ(海藤義夫)
農業教育に生甲斐(白石君男)
四国、九州漫遊記(坂根喜久男)
七七期名簿に感あり(財津智彦)
波涛を越えて(井野昭典)
鳥取の赤ひげ(瀬川昭夫)
秋田兄、ありがとう(広瀬清)
個性的な一号生徒(吉浦敏光)
最近は親バカ(浅野和夫)
家族欄
うちのおとうさん(布村めぐみ)
朝の敵は夕べの友(境拡子)
うちのおとうさん(浅井智子)
パパと海軍兵学校(泉資一郎)
随想
随想(竹森繁晴)
平和な生活を愛す(伊藤昭三)
少年時代と海軍軍人(小野信蔵)
懐古と伝統(手島典昭)
悔恨と寛容(金子昭夫)
雑音随想(清水巌)
「五分前」(矢沢竜弥)
忘れねばこそ(大塚滋)
夢
ワンパク坊主の成長と海の平和利用(繁本正)
二、八八〇億円の夢(広瀬寿)
わが研究
日米開戦前夜の機微(浅井博)
―太平洋戦争前史研究の問題点―
ガンの原因を追って(矢部芳郎)
図書室
著書紹介
(義井博著)「西洋史像の形成」
(山口透著)「現代と少年非行」
(宮崎直哉訳)「疎外と連帯」
海軍関係ビブリオグラフィー
編集後記