雑誌シソウ ケンキュウ シリョウ 100018138

思想研究資料 第52号

サブタイトル
海軍下士官兵の善行美談 昭和5年
著者名
出版者
海軍省教育局
出版年月
1931年(昭和6年)1月
大きさ(縦×横)cm
22×
ページ
73p
NDC(分類)
051
請求記号
051/Sh91/52
保管場所
地下書庫和雑誌
内容注記
和書
目次

第一 中華民国兵をして租界の不可侵を覚らしめ我が武威を発揚す(上海陸戦隊・高尾一機兵)
第二 麻縄の先端を身に纏ひて敢然身を投じ濁流を渡りて人命を救助す(衣笠・鈴木一機兵)
第三 猛烈なる火〓中数家族の老幼を救助し自家の類焼を省みず(第一掃海隊・葛西二水)
第四 神速機敏なる行動により単身よく防火に努め人命を救助す(霞ケ浦海軍航空隊・織田三機兵)
第五 著衣の侭寒冷なる海中に飛込み幼児を救助す(第十四駆逐隊・朝本二機兵、同・橋本三主兵)
第六 管接手製作用器具を考案し所要工数従来の三分一にて足るに至らしむ(霞ケ浦海軍航空隊・水野二機兵)
第七 海軍生徒の純情(昭和五年三月十八日時事新報真珠貝欄)
第八 薄給の大部を割きて家計を助くる孝行海軍兵(横須賀海兵団・武山二主兵)
第九 ロスアンゼルスに於ける上陸外出すら全く念頭に置かず缶の填隙作業を遂行す(佐多・福島一機曹、同・
第一〇 高さ約十二尺の河岸より河中に飛込み児童を救助し応急手当の上両親に引渡す(第十九駆逐隊・木村三
第一一 陸軍逃亡兵の捜査追跡に助力す(出雲・小屋岡二機兵、同・橋井二機兵)
第一二 強風に襲はれ柁を破壊されたる小形発動船の救助作業に従事す(第二十一駆逐隊・日高二機兵)
第一三 大暴風雨後危険を顧みず自動自転車を運行して大村より佐世保に至る(大村海軍航空隊・池川二水、同
第一四 気温十度、水温九度内外の海中に飛込み小児を救助す(大泊・根本庄吾)
第一五 列車中にて七十余歳の老婆を労はる(第二十七駆逐隊・本島一機兵)
第一六 通船クリユーの転落を目撃するや敢然海中に跳込み之を救ふ(古鷹・山崎一水、同・古橋一水、同・遠
第一七 孝行水兵(東京日日新聞記事)(横須賀海兵団・福田二水)
第一八 勤倹力行の感心なる機関兵(出雲・西山一機兵)
第一九 鎮海湾要塞司令部木工場内火災に際し瀕死の児童を救助す(鎮海防備隊・前田三曹)
第二〇 降雨のため増水中の川中に転落せる工廠職工を救ふ(第三十駆逐隊・秋月一機兵、同・福吉三主兵)
第二一 長福山隧道内列車火災の際隧道内に突入し人命を救助す(鎮海要港部・加治一看兵)
第二二 船匠兵が軌道に飛込重傷苦悶中なるを聞知し現場に赴き適当なる応急手当をなす(北上・金子一看曹)
第二三 列車顛覆埋没の奇禍に遭遇せる際身の危険を顧るなく咄嗟に挺身奮躍車中に進入し数名を救出し尚ほ乗
第二四 一条の綱に身を縛著し挺身激浪中に飛込み遭難漁船の乗員を救助す(舞鶴防備隊・中沢一水)
第二五 人工呼吸法により人命を救助す(金剛・葛西二機兵)
第二六 三等機関兵の身を以て国債償還基金に献金す(佐世保航空隊・坂本二機兵)
第二七 入団前の経験により雨傘を仕上げ小学校に寄贈す(第十四駆逐隊・田上二曹)
第二八 潜水二十三回に及び潜水艦乗員救命器の試験を完了す(潜水学校・福田二水)
第二九 坐礁船大盛丸の救援に尽す(常磐・西森二曹)
第三〇 克忠克孝の精神発露(第四駆逐隊・山口二水)
附録 蔚山沖海戦当日敵発見の信号兵(軍艦春日寄稿)