主婦之友 第8巻第11号(大正13年11月)
絵画と写真
表紙絵(MDM版)(長谷川昇画)
(帝展出品作)女の側面(三色版)(藤島武二画)
(帝展出品作)裸婦(三色版)(中沢弘光画)
(帝展出品作)果物を採る(三色版)(満谷国四郎画)
エルザショールとクレオン染(三色版)(桜井幸太郎作)
閨秀画家を訪ねて(七頁)
映画『星は乱れ飛ぶ』(二頁)
流行の婦人帽子
女学生向の軽快なスェーター
英国婦人の壮烈な最期(田川大吉郎)
現代の若き婦人の悶えと要求
気むづかしい此頃の我が良人へ送る(河村宵待草)
結婚を強ひられて悩む娘から両親へ(吉田信子)
母校に弓を引く若き女学生から(園生百合子)
安い月給で重い任務を負ふ女事務員(久富みよ)
血と涙で綴つた女中から奥様への訴へ(深谷静子)
夫の無力と冷淡を嘆く妻の相談に答へて(平塚明子、松田鶴子、三宅やす子、金子茂)
愛国婦人会の秋田支部と芸妓の日曜学校問題の真相(志村文蔵)
脊椎カリエスに有効な日光療法(千葉医大外科医局)
酒を飲む人に必要な酒の功徳と酒の害毒(杉田直樹)
秋冴えし京洛の地に尼寺のローマンスを尋ねて(松田鶴子)
不思議な力を有つ婦人の精神療法家(本誌記者)
慢性胃加答児の養生法(矢尾板誠策)
帝展を前にして京阪の閨秀画家を訪ふ記(松田鶴子)
玉の肌を滝壷に浸す狂女の群(○)
○○○
芸術と恋に身を捧げた若きモデル女のローマンス(本誌記者)
人間に対する趣味の教養(大正婦人の教養十二講その十一)(徳富蘇峰)
漫画の塩原温泉(田中比左良)
新形毛糸編物案内十三種(専門諸家)
新家庭染色クレオン染
全国運動優秀女学校の歴訪記(その二)
燻皮応用の筆立と書架の作方
延寿太夫と蓄音器
秋の絵だより
我家の感心な女中(その一)
子供の喜ぶ幻灯器械の作方
新案の洋服箪笥の作方
低い鼻は何うしたら高くなるか
禿頭病を手術で治す新療法
ローマ字学校(第七回)
蓄音器レコードの聴き方
家庭で出来る新流行のショール
(短歌)晩秋篇
新流行の男女帽子いろいろ
汁の洩らぬお弁当
洋服代用のエプロン三種
フランス刺繍を応用した卓子掛
下魚の美味しい季節と其の食べ方
楽しいピクニックのランチ拵方
即席の美味しい支那料理の拵方
八日間のシヤクリを治した実験
小説
(探偵小説)黄色い霧(松本泰)
(長篇小説)春は甦れり(三上於菟吉)
(長篇小説)新生(加藤武雄)
(諧謔小説)夫婦者と独身者(佐々木邦)
(特別附録)主婦之友・グラフ・セクション=(帝展出品製作のアトリエ)