演芸画報 第9年第1号-第9年第4号(大正11年1月~4月)
演芸画報 第九年第一号
新年号特別附録
当代花形ぞろへ
『羽衣』の天津乙女(三色版)(中村福助)
『矢矧橋』の日吉丸(三色版)(片岡千代之助)
『大津絵』の藤娘(三色版)(市村竹松)
『金閣寺』の雪姫(三色版)(尾上栄三郎)
『扇屋熊谷』の敦盛(三色版)(中村扇雀)
『双蝶々』の長吉長五郎(三色版)(坂東三津五郎、大谷友右衛門)
『奇蹟』の秀寛お弁(二色版)(尾上菊五郎、市川男女蔵)
『御存知東男』のおこよ源三郎(二色版)(市川寿美蔵、市川松蔦)
『薩摩歌』の小万源五兵衛(二色版)(実川延若、沢村宗之助)
『哀史』のジャン・バルジャン(二色版)(守田勘弥)
『武田信玄』の信玄と弥三郎(二色版)(市川左団次、市川猿之助)
『会稽曾我』の時致五郎丸(二色版)(中村吉右衛門、中村時蔵)
新年号アート版
南座顔見世
『七騎落』
『絵本太功記』
『吉例寿曾我』
『姫競双葉絵草紙』
『敵討襤褸錦』
『やれ三味線』
『恋飛脚大和往来』
『二人道成寺』
帝国劇場
『増補信長記』
『第一の世界』
『鳥辺山心中』
『拾遺太閤記』
春秋座
『功名』
『心中後日譚』
舞台協会
『出家と其弟子』
信州三沢座
『だんまり』
浪花座
『桐一葉』
明治座
『大菩薩峠』
横浜劇場
『仮名手本忠臣蔵』
神戸中央劇場
『仮名手本忠臣蔵』
表紙―『市川家十八番』(歌川豊国)
新錦絵―『梶原の家』(岸田劉生)
EG二色版―『虫』(春秋座公演)
市川猿之助の虫
EG二色版―『第一の世界』(帝国劇場十二月興行)
左団次の慎一
桔梗の新聞記者
安英子の敏子
オフセツト―『彦山権現誓助剣』(広島寿座岐阜岐阜劇場)
吉右衛門の毛谷村六助
オフセツト―『絵本太閤記』(岡谷三沢座十二月狂言)
延若の武智光秀
二面大―『恋飛脚大和往来』(南座十二月狂言)
雁治郎の忠兵衛
卯三郎の八右衛門
雀右衛門の梅川
二面大―『奥州安達原』(帝国劇場十二月狂言)
宗之助の袖荻
中車の貞任
寿美蔵の義家
寿三郎の宗任
松助の謙杖
小団次の浜夕
又五郎のお君
コロタイプ―『藤十郎の恋』(有楽座十二月狂言)
勘弥の藤十郎
喜久子のお梶
オフセツト―『二人袴』(横浜劇場十二月狂言)
市蔵の尉兵衛
小太夫の右馬之助
芝鶴の鈍太郎
EG二色版―『出家と其弟子』(舞台協会公演)
森の善鸞
美禰子の浅香
山田の唯円
嘉子のかへで
EG二色版―『壇浦兜軍記』(浪花座十二月狂言)
我童の阿古屋
巌笑の重忠
新年号特別附録
花形役者舞台を離れて
自宅の球突台にて(中村福助)
楽屋で時計の解剖(片岡千代之助)
楽屋で道楽の写真(市村竹松)
戌歳に因んで犬を撮映(尾上栄三郎)
部屋で書抜を一読(中村扇雀)
大自慢の耳の療治(坂東三津五郎、大谷友右衛門)
唯一の道楽鉄砲を手に(尾上菊五郎、市川男女蔵)
写真とトランプ(市川寿美蔵、市川松蔦)
楽屋と鳥篭の側にて(実川延若、沢村宗之助)
道楽の皐月栽培(守田勘弥)
素顔のとりどり(市川左団次、市川猿之助)
書抜と衣裳しらべ(中村吉右衛門、中村時蔵)
脚本前太平記
新富座初春興行上演
岡本綺堂
歌舞伎十八番の新考察
「勧進帳」と「安宅」と(小宮豊隆)
しばらく(伊原青々園)
「鳴神」の対話(小山内薫)
東の見物
西の見物
東京の観客心理(中村吉蔵)
関西の見物(浪花芦平)
俳優名家の新年儀式
片岡家(片岡仁左衛門)
沢村家(沢村宗十郎)
尾上家(尾上梅幸)
守田家(守田勘弥)
坂東家(坂東三津五郎)
松本家(松本幸四郎)
市村家(市村羽左衛門)
中村家(中村歌右衛門)
高島家(市川左団次)
市川家(市川三升)
心中後日譚(芝居見たまゝ)(片桐愁蔦)
舞踊劇『羽衣会』(中村歌右衛門)
犬のお芝居(鈍太郎)
花形役者論
市川猿之助(長田秀雄)
市川寿美蔵、市川寿三郎(近藤経一)
市川松蔦(畑耕一)
中村福助、市川男女蔵、中村時蔵、尾上栄三郎、市川莚升(三宅周太郎)
中村吉右衛門(三島章道)
市川左団次(南部修太郎)
尾上菊五郎(本間久雄)
中村扇雀(大西利夫)
沢村宗之助(額田六福)
坂東三津五郎(水木京太)
守田勘弥(武者小路実篤)
東西花形役者の日常生活
中村福助
市川寿美蔵
中村時蔵
市村竹松
市川八百蔵
片岡我童
実川延若
坂東三津五郎
市川左団次
大正十年掉尾の問題劇
「心中後日譚」(春秋座)(田中純)
「第一の世界」の作者の心境について(帝国劇場)(秋田雨雀)
「第一の世界」について(帝国劇場)(小山内薫)
「出家と其弟子」を評す(舞台協会)(仲木貞一)
新舞踊「虫」について(春秋座)(勝本清一郎)
新舞踊「虫」に関する考察(春秋座)(町田博三)
日本支那露国三国戯曲物語
死ぬまで(岡田八千代)
南柯夢記(江口渙)
ボリス・ゴヅノフ物語(大泉黒石)
脚本怨恨の面
帝国劇場初春興行上演
平山晋吉
演芸画報 第九年第二号
今年は屹度新舞踊が盛んでせう
日本舞踊の行くべき道(坪内逍遥)
新舞踊の将来(町田博三)
舞踊界の新機運(小寺融吉)
舞台舞踊の近況に関して(勝本清一郎)
福助が舞踊研究会を始めると聞て(三島章道)
もつと自由に大胆であれ(本居長世)
ハーモニーの欠けた日本舞踊(田辺尚雄)
珍らしく通して出た『鬼一法眼三略巻』
作の趣向(伊原青々園)
菊畑雑感(三宅周太郎)
大蔵卿の条だけを(久保田米斎)
新富座の大蔵卿(鬼太郎)
○○○
帝国劇場二月興行上演
南国の唄(石井香夢)
ダンヌチオの『春曙夢』
芝居見たまゝ
小紫権八廓弾初(鳥居常右衛門)
市村座一月狂言
鳥辺山心中(高橋玉太郎)
中座一月狂言
淀屋辰五郎(竹田巳三郎)
邦劇座第二回公演
新らしい舞踊のモルモツトとして(藤間静枝)
上場脚本三篇
御影堂心中(岡本綺堂)
寛永遺聞(額田六福)
通小町(山崎紫紅)
表紙
歌舞伎十八番(三色版)(歌川豊国)
二色版
前太平記(新富座一月狂言)
歌右衛門の将門娘乙夜叉
二色版裏刷
鬼一法眼三略巻(新富座一月狂言)
三色版
絵本太功記(帝国劇場一月狂言)
宗十郎の武智十次郎光義
宗之助の十次郎嫁初菊
三色版裏刷
操三番叟 質屋土蔵魂入替(帝国劇場一月狂言)
EG二色版
近江のお兼(市村座一月狂言)
菊五郎の近江のお兼
EG二色版
廓懸罠(市村座一月狂言)
栄三郎の少将
福之丞の手越
男女蔵の朝比奈
二色版
淀屋辰五郎(於浪花座邦劇座公演)
二色版裏刷
淀屋辰五郎(於浪花座邦劇座公演)
オフセツト
弁天娘女男白浪(新富座一月狂言)
オフセツト
日吉丸稚桜(明治座一月狂言)
EG二色版
鬼一法眼三略巻(新富座一月狂言)
吉右衛門の一条大蔵長成卿
EG二色版
海の極みまで(浪花座一月狂言)
伊井蓉峰の安西勇輔
三色版
三日月(八千代座初興行)
○○○
二色版
巷談篭釣瓶(明治座一月狂言)
二色版裏刷
巷談篭釣瓶(明治座一月狂言)
コロタイプ
妹背山婦女庭訓(神戸八千代座一月狂言)
延若の杉酒屋娘おみわ
コロタイプ裏刷オフセツト
妹背山婦女庭訓(神戸八千代座一月狂言)
二面大
怨恨の面(帝国劇場一月狂言)
二面大
鳥辺山心中(中座一月狂言)
普通写真版
明治座『金色堂』
明治座『日吉丸稚桜』
明治座『番町皿屋敷』
新富座『鬼一法眼三略巻』
新富座『前太平記』
新富座『弁天娘女男白浪』
市村座『鼓の里』
市村座『一谷凱歌小謡曲』
市村座『権八小紫廓弾初』
八千代座『三日月』
八千代座『曾我』
八千代座『狂乱雲井袖』
京都明治座『三人吉三』
浪花座『海の極みまで』
神戸八千代座『三日月』
中座『一谷嫩軍記』
中座『やれ三味線』
中座『乗合船恵方万歳』
中座『鳥辺山心中』
帝国劇場『絵本太功記』
帝国座『怨恨の面』
演芸画報 第九年第三号
舞台監督と舞台装置
舞台監督の任務と権威(小山内薫)
舞台面を思ひ出しつゝ(久保田米斎)
舞踊劇の一装置者として(田中良)
舞台装置者としての苦心(井上弘範)
装置及照明(福地信世)
『鏡山旧錦絵』に就いて
言はでもの事(三宅周太郎)
昔の鏡山(渥美清太郎)
芝居見たまゝ
芝浜の革財布(市村座)(鈍太郎)
生命の冠(舞台協会)(鳥居常右衛門)
京新染(中座)(田川元平)
劇場と見物の接触(市村座)
私が田村さんなら(嘉悦孝子)
市村座に対する希望(山本久三郎)
黙阿弥翁逝いて三十年
黙阿弥翁の朗読と酒の燗(饗庭篁村)
黙阿弥翁の追憶(関根黙庵)
海老蔵と黙阿弥(河竹繁俊)
○○○
二月芝居問題劇の人々(名取春仙)
「芝浜の革財布」の史実(三田村鳶魚)
中座のスケツチ(名越国三郎)
六号雑誌
消息
紹介
役割
倶楽部
懸賞募集及発表
道頓堀から(櫓生)
劇界の古老市川段四郎逝く
初めて段四郎を観た時(岡本綺堂)
段四郎の事(伊原青々園)
霊前(梨花庵主人)
『勧進帳』の思出(大谷竹次郎)
親孝行の仕納め(市川八百蔵)
亡くなつた当日(市川猿之助)
東西二月芝居の問題劇を批判す
『一日の素盞鳴尊』を観て(秋田雨雀)
『女殺油地獄』の印象(加藤武雄)
『思出川』の上演を観る(青一味)
改作された『井筒屋源六』(伊原青々園)
宗之助のテクニツク(畑耕一)
『初白髪』の淀君(仲木貞一)
『通小町』失望の記(小寺融吉)
『女親』の初日評(本間久雄)
表紙
似顔画大全(市村家)(歌川豊国)
ゴム、プリント
女殺油地獄(帝国劇場二月狂言)(野村笑水)
守田勘弥の河内屋与兵衛
初瀬浪子の七左衛門女房お吉
三色版
京新染(中座二月狂言)
中村雁治郎の伊勢屋手代長三郎
三色版裏刷
京新染(中座二月狂言)
二色版
寛永遺聞(市村座二月狂言)
尾上菊五郎の阿波守義勝
沢村宗之助の奥方綾子の方
二色版裏刷
寛永遺聞(市村座二月狂言)
EG二色版
御影堂心中(新富座二月狂言)
市村羽左衛門の井筒屋源六
尾上梅幸の大阪屋折子おらん
二面見開き
初白髪(新富座二月狂言)
中村歌右衛門の淀君
中村福助の侍女千草
市村羽左衛門の大野治長
中村時蔵の侍女青柳
EG二色版
菅原伝授手習鑑(市村座二月狂言)
大谷友右衛門の舎人松王丸
オフセツト
海の極みまで(本郷座二月狂言)
松本要次郎の柿沼保夫
喜多村緑郎の柿沼妻靖子
オフセツト
一節きり(南座二月狂言)
片岡我童の平井権八
片岡松寿の兼松又六
二色版
遖大蔵寝屋睦言(神戸八千代座二月狂言)
○○○
沢村宗十郎の捕息女千早姫
中村魁車の道後左衛門近信
松本幸四郎の大森彦七
二面見開き
鳥辺山心中(横浜座二月狂言)
市川左団次の菊池半九郎
市川松蔦の遊女お染
EG二色版
思出川(中座二月狂言)
中村福助の古見源左衛門
中村魁車の妻静枝
市川鰕十部の高師泰入道
実川みのるの娘妙子
三色版
通小町(帝国劇場二月狂言)
市川猿之助の深草少将の霊
村田嘉久子の小野小町の霊
三色版裏刷
女親(帝劇二月狂言)
普通写真版
新富座『紅葉狩』
新富座『鏡山旧錦絵』
新富座『御影堂心中』
新富座『浅妻船』
市村座『保名』
市村座『寛永遺聞』
市村座『芝浜の革財布』
中座『菅原伝授手習鑑』
中座『黒手組助六』
中座『京新染』
本郷座『海の極みまで』
京都明治座『梅魁天神利生記』
帝国劇場『一日の素盞鳴尊』
帝国座『女殺油地獄』
横浜座『春眺霞藤橋』
横浜座『室町御所』
横浜座『山姥』
南座『高浪八郎』
南座『一節きり』
南座『実録先代萩』
有楽座『生命の冠』
有楽座『思ひ出』
紺綬章を下賜されたる大谷竹次郎氏
演芸画報 第九年第四号
置き土産の言葉(阿部次郎)
劇場と見物との接触(帝国劇場への注文)
日本代表的の劇場として(後藤新平)
改善さるべき女優の養成(小村欣一)
帝劇の設備と上場劇(馬場孤蝶)
芝居見たまゝ
羽衣会第一回公演(帝国劇場)(鈍太郎)
俳諧師(新富座)(鳥居常右衛門)
いつゝ雁金(中座)(烏金字八)
戯曲物語
馬方三吉(近松の「丹波与作」)(島三子)
情話の中の人々(名越国三郎)
新劇両面評
「祭の夜がたり」の役々に就て(近藤経一)
「祭の夜がたり」を観て(上司小剣)
「俳諧師」を見て(池田大伍)
「俳諧師」について(岡田八千代)
旧劇新評
明治座の「河内山」(岡鬼太郎)
○○○
研究座上演の「地霊」(若月紫蘭)
春王三月(山岸荷葉)
市村座へ入座する河合へ
はなむけ(伊原青々園)
当然進むべき道(中内蝶二)
羽衣会舞台スケツチ(岡本帰一)
河内山写生帖(名取春仙)
羽衣会の役々(小川治平)
弥生芝居各座の看板(鳥居言人)
倶楽部
演芸消息
役割一覧
脚本冬木心中(市村座四月興行上演)(額田六福)
脚本小三金五郎(浪花座四月興行上演)(大森痴雪)
表紙
松本家○芸(歌川豊国)
カラー・ブロツクス
祭の夜がたり(帝国劇場三月狂言)
尾上菊五郎の飯○頭黒田石三郎
大谷○右衛門の坑夫高取留蔵
村田喜久子の酌婦おみつ
カラー・ブロツクス裏刷
祭の夜がたり
EG二色版
河内山(明治座三月狂言)
市川左団次の河内山宗俊
二面見開き
西南戦争聞書(明治座三月狂言)
EG二色版
生命(本郷座三月狂言)
嵐吉三郎の八幡屋手代久助
片岡我童の八幡屋娘お澄
二色版
俳諧師(新富座三月狂言)
中村吉右衛門の俳諧師鬼貫
守田勘弥の俳人路通
二色版裏刷
俳諧師
オフセツト
本朝廿四孝(本郷座三月狂言)
市川中車の山樵横蔵実は山本勘助
オフセツト
恵まれぬ恋(京都明治座三月狂言)
中村扇雀の小間物屋藤作
中村福太郎の妹おこの
二色版
暹羅船(名古屋御園座三月狂言)
市川鰕十郎の香住半斎
市川市蔵の唐津屋治右衛門
中村雁治郎の唐津屋栄三郎
二色版裏刷
深山桜○兼揃賑(名古屋御○座三月狂言)
○○○
EG二色版
いづつ雁金(中座三月狂言)
実川延若の雁金屋文七
市川荒太郎の備前屋清七
三色版
都歌舞伎(南座三月狂言)
片岡仁左衛門の佐治日向守
中村歌右衛門の奥方朝日の前
三色版裏刷
都歌舞伎
二色版
夢(於帝劇羽衣会公演)
尾上栄三郎の歌ひ女お京
中村福助の僧○○
二色版裏刷
鉢かつぎ姫(於帝国劇場羽衣会公演)
普通写真版
新富座『深与三玉兎横櫛』
新富座『一谷嫩軍記』
新富座『阿波の鳴門』
於帝劇羽衣会公演『月顔最中名取種』
於帝座『潯陽江』
南座『玉藻前曦袂』
南座『○歌舞伎』
南座『与話情浮名横櫛』
南座『船弁慶』
帝国劇場『土蜘蛛』
帝国座『清水一角』
帝国座『ひらがな盛衰記』
本郷座『冥途の飛脚』
本郷座『本朝廿四孝』
浪花座『新譚椿姫』
浪花座『白蓮紅蓮』
聚楽館『太鼓音智勇三略』『嬰児殺し』
聚楽座『島鵆月白浪』『紅葉狩』
中座『いづつ雁金』
中座『鷺の森』
中座『当的中源家鏑箭』
御園座『菅原伝授手習鑑』
御園座『暹羅船』
明治座『河内山』
明治座『西南戦争聞書』
明治座『八陣守護城』