国民生活研究 第25巻第1号-第25巻第4号(1985年6月~1986年3月)
第25巻第1号(1985年6月)
〔論文〕
石油危機以後の消費と貯蓄(佐原洋)
いわゆる“情報化”・“サービス化”の意味するもの
-家庭・家族を中心に(宮本みち子)
生活史研究における人口の位置づけ
-成松佐恵子『近世東北農村の人々-奥州安積郡下守屋村』を中心に(半沢広志)
〔研究ノート〕
敗戦直後の生協・婦人活動
-『日本協同組合新聞』の記述に依拠して(久保田裕子)
〔書評〕
橋本和孝『消費者論の視角』
-消費者運動の理論と現状(園田恭一)
佐藤誠『都市政策と経済改革』(大本圭野)
昭和59年度調査研究部研究報告の概要
第25巻第2号(1985年9月)
〔論文〕
民間雇用者層の退職・年金生活化
-調査資料からみた10年間の変容(山崎清)
中途身体障害者の家族生活
-脊髄損傷者を対象として(松井和子)
家計と消費者信用について
-家計の借金化に関する覚え書(橋本宏)
〔研究ノート〕
生活調査論の前提的問題
-大橋隆憲・宝光井顕雅・吉原直樹編
『社会調査論』を踏まえて(橋本和孝)
〔書評〕
国民生活センター編『現代日本の山村生活』(民秋言)
第25巻第3号(1985年12月)
〔論文〕
中流階層の消費動向
-大都市住民の消費行動調査の事例にして(松沢勝)
消費者教育
-理念と方向性の検討(君塚宏)
最近の消費行動の変化とその特質
-消費行動の個別化・多様化・個性化をめぐって(佐古井貞行)
家計収支の個別化について
-女子短大生の“こづかい調査”から(室住真麻子)
〔書評〕
深刻に考えさせられる本
-暉峻淑子『ゆとりの経済』(山田貢)
第25巻第4号(1986年3月)
〔論文〕
消費の記号化と消費者情報(安田憲司)
〔研究ノート〕
家計の個別化と家計調査(小林綏枝)
〔書評〕
日本家政学会編
『消費者問題と家政学-ヒーブ問題特別委員会報告書』(君塚宏)
〔資料〕
草の根の都市変革
-M.カステル“The City and the Grassroots”の都市変革理論(早川和男ほか)
R.S.リンド「民主主義の第三の身分:消費者」(上)(橋本和孝)
「国民生活研究」第25巻分類総目次
彙報