国民生活研究　第２３巻第１号－第２３巻第４号（１９８３年６月～１９８４年３月）

第23巻第1号（1983年6月）
〔論文〕
消費生活における多様化個性化のメカニズム（井原哲夫）
家庭生活とテレビ
－｢テレビ30年｣を考える（小川文弥）
生協による和牛肉の垂直的流通
－東京・下馬生活協同組合の試み（井上敏夫）
農山村地域における財政の変貌と地域への影響
－島根県木次町の戦後財政を事例として（藤森昭）
〔書評〕
鎌田とし子・鎌田哲宏著
『社会諸階層と現代家族』（笹谷春美）
岩田正美編『戦後日本の家計調査』（橋本宏）
昭和57年度調査研究部研究報告の概要

第23巻第2号（1983年12月）
〔論文〕
大都市近郊農村のハレとケにみる消費生活
－農民の消費意識研究の一考察（佐古井貞行）
老後における生活費の変化について
－要介護期の生活費の膨張（平野隆之）
国際消費者運動の新しい波（安藤栄雄）
〔研究ノート〕
消費者運動と婦人問題
－Ｉ・イリイチの問題提起をめぐって（久保田裕子）
生活問題論の方法をめぐって（橋本和孝）
〔書評〕
青井和夫・和田修一編『中高年令層の職業と生活』（正岡寛司）
久世了著『現代日本の経済社会』（半沢広志）

第23巻第3号（1983年12月）
〔論文〕
統計調査と人権をめぐる諸問題
－精神衛生実態調査批判（横本宏）
家計による教育関係費の計量分析（森田誠）
〔研究ノート〕
多就業世帯の生活と家計（小林綏枝）
フランスにおける消費者問題への対応（堀歌子）
〔書評〕
早川和男著『日本の住宅革命』
小山路男編著『福祉国家の生成と変容』（竹田文祥）
〔資料〕
国民生活研究所設立準備期関連資料（井上敏夫）

第23巻第4号（1984年3月）
〔論文〕
大都市老齢雇用者階層の年金受給
－調査資料からみた10年間の変容（山崎清）
70年代後半期の消費者運動
－食品の安全をめぐって（君塚宏）
住宅の消費者問題の動向と研究の課題（上野勝代）
〔書評〕
奥田道大著『都市コミュニティの理論』（高橋勇悦）
布施鉄治著『地域産業変動と階級・階層』（橋本和孝）