国民生活研究 第21巻第1号-第21巻第4号(1981年6月~1982.3)
第21巻第1号(1981年6月)
〔論文〕
退職金制度の動向
-算定方法と機能の変容をめぐって(山崎清)
わが国における女性の地位とその問題点
-未婚率・労働力率・賃金格差の動向について(佐原洋)
〔研究ノート〕
70年前後の消費者問題・消費者運動(君塚宏)
〔調査報告〕
購入者からいた分譲住宅の問題点(布施好夫)
〔書評〕
本間義人著
『マイホーム・ゲーム-生存権としての住宅論』(小柳長明)
北野弘久・兼子仁編『市民のための行政争訟』(鈴木深雪)
昭和55年度調査研究部研究報告の概要
第21巻第2号(1981年9月)
〔論文〕
自治体の廃棄物資源化の現状と諸問題(米村洋一)
広域廃棄物最終処分場の問題点
-汚染列島をもたらすフェニックス計画(熊本一規)
広域生活圏へのアプローチ
-「地域生活圏」の計量分析(村上研二)
〔研究ノート〕
家計と負債に関する一考察
-統計調査の問題を中心に(横本宏)
「食べ物」・「食品」・「食糧」を考える視座(多辺田政弘)
〔調査報告〕
低所得層と消費生活・消費者問題(橋本和孝)
〔書評〕
国民生活センター編『消費者運動の現状と課題』(宮坂富之助)
国民生活センター編『日本の有機農業運動』(坂本慶一)
第21巻第3号(1981年12月)
〔論文〕
現下の勤労者生活への二・三の省察(江口英一)
共働き世帯の生活と家計(小林綏枝)
家族機能の「商品化」と“日本型福祉社会論”
-社会問題の「個人・『家庭』・地域」還元方式の導入(高橋紘一)
閉塞する現代の労働と余暇(枡潟俊子)
〔研究ノート〕
大衆消費社会とG・カトーナの<消費>概念(佐古井貞行)
〔書評〕
北川隆吉編「日本の経営・地域・労働者」(岩城完之)
奥村忠雄・多田吉三著「家計調査の方法」(井上敏夫)
〔資料・解説〕
ポーランドにおける消費者問題
-R・クシジェフスキ編『消費者保護の諸問題』について(松岡信夫)
第21巻第4号(1982年3号)
〔論文〕
現段階での消費者行政と法の課題(下山瑛ニ)
食品災害における被害構造(飯島伸子)
成熟社会と価値意識(松沢勝)
〔研究ノート〕
漸増する税外負担
-地方財政の歳入構造に関する一考察(藤森昭)
〔書評〕
橋本宏子著『老齢者保障の研究-政策展開と法的視角』(横本宏)