国民生活研究 第16巻第1号-第16巻第4号(1976年6月~1977年3月)
第16巻第1号(1976年6月)
〔論文〕
生活問題における消費者問題の意義および特徴(鈴木深雪)
〔調査報告〕
団地サラリーマンの小遣い
-世帯主収支の実態(昭和50年調査)報告(横本宏・船橋進)
〔研究ノート〕
家計の貯蓄行動(川端良子)
-コーホート分析を中心に
明治期における所得と消費の構造変化に関する一考察(半沢広志)
〔書評〕
井上宏著「現代テレビ放送論」
-送り手の思想(前沢勝)
石川晃弘著「社会変動と労働者意識」
-戦後日本における変容過程(小柳長明)
昭和50年度調査研究部研究の概要
第16巻第2号(1976年9月)
〔論文〕
疲労感の実態分析
-オートメーション工場における事例研究(小林謙一・塩川聖爾)
世帯の発達による生活費の拡大と物価
-昭和49年全国消費実態調査報告をみて(横本宏)
〔研究ノート〕
家計の家族周期的分析の試論(岡田政子)
-総理府統計局昭和48年「家計調査」再集計結果による検討
「豊かな」社会とその弊害(佐藤信夫)
〔書評〕
富元国光・白川一郎・荻原勝著
「生活環境と住民意識」(布施好夫)
上子武次・増田光吉編著「三世代家族」(堤マサエ)
第16巻第3号(1976年12月)
〔論文〕
消費者問題の理解を求めて(上)(君塚宏)
〔調査報告〕
大正後期および昭和初期における鉱山公害問題
-神岡鉱山を事例として(利根川治夫)
〔研究ノート〕
兼業農家の収入と支出について
-東北・第二種兼業農家を中心にして(小林綏枝)
労働者の余暇生活
-労働過程との関係を中心に(枡潟俊子)
消費者情報の意義と役割(上原章)
〔書評〕
篭山京著「戦後日本における貧困層の創出過程」(浜岡政好)
谷田庄三著「現代日本の銀行資本」(高懸雄治)
第16巻第4号(1977年3月)
〔論文〕
階層別消費者物価指数の研究(消費者物価指数研究委員会)
〔調査報告〕
地方中核都市周辺の経済的・社会的変化と住民生活
-再集計結果の分析(半沢広志・藤森昭・小柳長明)
市民意識形成の学習活動
-福山市における活動事例(佐古井貞行)
〔書評〕
暉峻淑子著「生活経済論」(伊藤セツ)