日本私学教育研究所紀要 第17号 2(1981年12月)
1.国語科教育における形象理論の研究―形象理論と実践の技術学―(飛田隆)
2.文学作品の理解と自然に関する知識の谷間(近田孝雄)
3.詩歌基調の変遷試論―五七調から七五調への過程―(森本善信)
4.漢字学習の一試案―彼を知り己を知れば百戦殆ふからず―(松田保清)
5.新学習指導要領に基づく国語科の指導計画の立て方(寺岡信子)
6.世界史教育における文化圏の扱いについて―東南アジア文化圏に関する考察―(原田穣)
7.明治中期における静岡県中部の村部町場の主要村民の生業―庵原郡中西部の場合―(浅香幸雄)
8.北海道地方史の教材化について(山口均)
9.漢代前半期に於ける官僚の動向(佐藤広金)
10.近代における浄土宗教団の研究―日清戦争従軍慰問使覚書―(野田秀雄)
11.日本史改訂に伴う「地域社会の歴史と文化」について―中世東アジアからみる国際認識と中世日本におけ
12.数学教育現代化の問題点―基礎的・基本的とは―(関野薫)
13.私学における理科教育(2)―未来を志向した豊かな実践を目指して―(関下俊英)
14.天文を教材とした理科教育について(3)―地学における取り扱い(1)―(吉岡一男)
15.教育としての物理実験のあり方(栗原雄一)
16.私学における理科(地学)教育について―パーソナル・コンピュータPC―8001を使用したケプラー
17.わが国における化学教育の歴史的研究(3)(西村真明)
18.新指導要領と文法の授業(樽田真)
19.私学における芸術(書道)教育について(深井一憲)
まえがき
第1章国語教室の事象論理
形象理論の実践的志向
国語教室の事象
第2章実践の技術学(1)
形象の問題と実践の技術学
理会の問題と実践の技術学
理会の循環と理会の鍛錬
第3章実践の技術学(2)
読みの機構
読みの基本体系
事象論理の展開
結語
〔参考文献〕