りべらる　第６巻第９号（昭和２６年９月）

東京ホテル事典
座談会貴女は綺麗になつて何れだけ得をしたか？
整形美容手術に成功した人々の座談会（矢野目夫人他）
座談会月収一万円サラリーマンの恋愛報告
女性資本最新全身美容化粧法（鏑木幸三）
素人女と売春の自由（西村伊作）
女性研究現代女性はみなパトロンをもつてゐる（町田進）
異性研究恋人が着物をきたとき・洋装のとき（日夏由起夫）
恋愛講座女が男を口説くとき（園村美弥子）
女性講座男が感じる女の肌ざはり（吉沢亮太）
都会と女性・強姦と妻の貞操（井沢英美）
恋愛研究女のずるさとは何ういうことか？（青木豊）
特集処女を診断する（編輯部）
結核患者は性生活をどうするべきか・・・体験を語る（上松国夫）
未婚男女に流行してゐる「デーティング遊びとは」（小松良一）
西部劇のトリツク映画の話の泉
熱海読本（郷承三郎）
公爵令嬢一代記（もと某公爵家の令嬢の乱矚行状を通して上流階級の冷酷な人情を暴く読物）（岩堀光）
姦通五十年史（姦通罪のある時でも姦通は絶へなかつた。三代に亘る有名な姦通事件を記す）（土田隆）
喰へなくなつた女給（華やかな女給稼業にも世相の荒波は容赦なく訪れて来た。女給は何処へ行く）（影浦憲）
検屍官生活六ケ年（永年犯罪の第一線に活躍した筆者が思出のノートから選ぶ情痴犯罪奇譚）（星秀雄）
待合時代（特需景気は待合から。これは女中さんの見た赤裸々な待合稼業の裏表である）（池内きよ）
私は女マツサージ師（どんな商売の女性も商売に誘惑はあるまして寝室に奉仕するともなれば・・・）（山崎リ
前科者の築いた理想郷（穢れた世の中なればこそ猶美談は鱒ばれねばならぬ。「丹〓ホーム」こそは之だ）（津
特別読物拳闘王デンプシー（荻野貞行）
東京の緑地帯前進座探訪記
学園都市国立町春の宿騒動記（深田徹）
傑作小説：東京の貞操（竜謄寺雄・下高原健二え）
新本忠臣蔵（村上元三・富永謙太郎え）