千一夜　第４巻第３号（昭和２６年３月）

自己の芸術の為、女体を巡礼する某世界的オペラ歌手
モデル小説　ドンファン歌手（京都伸夫、篠崎治画）
イカサマ結婚紹介所を裸にする　月極愛妾倶楽部（茂木草介、島津公二画）
伯爵夫人の最後の饗宴（吉田定一、炎紅児画）
絶対征服されない女（葉田光、大木潮画）
愛欲の街　肉体協同組合（高村暢児、島光画）
性愛講議　性慾には手段がある（金子しのぶ）
夜の街探訪　夜の女体を追いかける（山田吉男）
女ならでは夜も明けぬ
天の岩戸の裸シヨウ　妾を戎に売つた男（千石糾）
女性心理解剖　虚栄心の強い女ほど瞞されやすい（高田三平）
恋人獲得必携　こんな男に女は惚れる（島本三郎）
人生案内　ふられ上手の惚れ上手（江夏享二）
妖恋コント
ほれぐすり（静陽郎）
肉体の紋（緒方亮太郎）
女子学生の性生活を探る　女子大学生の性典（夏本圭之助）
千一夜桃色噺
赤貝はヒジキだつた（藤村富美男）
浮気は鈴の音に乗つて（淡谷のり子）
熟柿の方が美味かつた（芦の家雁玉）
グラビア有
新人漫画集（西岡良則、犬丸かずお、小牧均、林かつみ）
絶体面白い本誌の誇る小説集
情炎悲恋　仮面の愛慾（寒川光太郎、山田伸一画）
女体哀愁　狂恋の半男半女（秋村正治、山中弘二画）
醜男得恋　三百六十五人目の女（河内潔、名取一郎画）
情痴小説　奈落の妖華（石塚喜久三、下高原健二画）
日本にも原子爆弾はあつた！
問題小説　盗まれた恋の原子爆弾（覆面作家、置塩恵画）