幕間 第12巻第1号-第12巻第6号 = 第139号-第145号(昭和32年1月~6月)
幕間 第十二巻第一号
口絵・写真有
新春随想・子役は可愛いい(樋口富麻呂)
初春芝居ばなし:団菊の居た初芝居(瀬川如皐)
よもやまばなし(掛貝芳男)
芝居に因む湘南(三宅三郎)
正月番組の虚実(高橋博)
連載見聞溜め書き(六)(長谷川伸)
【研究】三番叟舞踊一覧(戸部銀作)
舞台鑑賞手引「寿曾我対面」(藤野義雄)
刺身とマヨネーズ=狂言座の本質(東川松治)
幕間吉例第九回歌舞伎俳優人気投票当選発表
幕間随想:貫禄の悩み(市川海老蔵)
師直の話(市村羽左衛門)
「戦国茶漬」(松本幸四郎)
新内の「間」(中村歌右衛門)
代役の弁(市川中車)
問わず語り(林又一郎)
顔見世の思い出(片岡仁左衛門)
狂言立の微妙さ(中村扇雀)
新連載劇作二十年(一)(北条秀司)
鶏の出る芝居(今年の干支に因んで)(渥美清太郎)
劇人閑話(尾上梅幸)その一
劇評:前進座の快打「俊寛」―俳優座劇場(浜村道哉)
舞踊劇「狐と笛吹き」―新橋演舞場(仁村美津夫)
歌右衛門の奮闘―東京歌舞伎座(加賀山直三)
バランスのとれた「忠臣蔵」―明治座(竹越和夫)
御馳走過ぎた顔見世―京都南座(井上甚之助)
松竹新喜劇の金的―大阪中座(升屋治三郎)
写真有
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
付録有
幕間 第12巻第2号
口絵・写真有
幕間随想:名作「桐一葉」(中村時蔵)
小浪の苦労(沢村訥升)
貞任雑話(片岡仁左衛門)
「鈍太郎」(坂東蓑助)
好きな袖萩(中村富十郎)
三二五郎七(実川延二郎)
「二人椀久」の弁(坂東鶴之助)
蛎太と伊賀守(尾上松緑)
「鷺娘」のこと(尾上梅幸)
新薄雪の二役(市村羽左衛門)
初春鼎談(関西歌舞伎を思う)(白井信太郎・沼艸両・白井昌夫)
身辺近事口は禍の門(大谷竹次郎)
連載見聞溜め書き(七)(長谷川伸)
「桐一葉」遺聞(河竹繁俊)
新派劇祖・角藤定憲(高谷伸)
坐礁した山城の引退(山口広一)
見る・きく・会う(大木豊)
劇人閑話(尾上梅幸)その二
舞台鑑賞手引「神霊矢口渡」(藤野義雄)
写真有
連載劇作二十年(二)(北条秀司)
十分間インタビュー・中村扇雀の巻
劇評:中庸的な演目と舞台(東京歌舞伎座)(加賀山直三)
八の字を忘れた新薄雪(新橋演舞場)(戸部銀作)
新作に意気込む正月の新派(明治屋)(浜村道哉)
若手の登用ぶり(大阪歌舞伎座)(沼艸雨)
文五郎の難波掾受領と五十八年ぶりの「油店」(文楽座)(吉永孝雄)
松竹新喜劇評(大阪中座)(升屋治三郎)
ゴシップ集
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
幕間 第12巻第3号
口絵・写真有
幕間随想:楽屋ばなし(市川猿之助)
大役七つ(中村時蔵)
「吉田屋」雑談(片岡仁左衛門)
洋服の世話物(市川左団次)
初の外人役(中村福助)
グロッキー(河原崎権十郎)
千代と弥助(尾上菊蔵)
歌舞伎の民俗学的研究(上)(池田弥三郎)
余りにもお芝居らしい話(郷田悳)
古典芸術滅亡(引幕・羽子板・美人画)(伊藤晴雨)
身辺近事歌舞伎・文楽の世界性(大谷竹次郎)
連載見聞溜め書き(八)(長谷川伸)
文楽因会の二長老逝く(吉永孝雄)
見る・きく・会う(大木豊)
劇人閑話(尾上梅幸)(その三)
舞台鑑賞手引「野崎村」(藤野義雄)
五代目市川新之助の死に寄せる哀悼
薄倖の舞台生活(渥美清太郎)
新之助さんのことども(市川寿海)
子供芝居の頃から(市川荒次郎)
将棋のお相手一昼夜(市川団之助)
父しのぶ草(市川紅梅)
文楽用語の解説(吉永孝雄)
写真有
連載劇作二十年(三)(北条秀司)
十分間インタビュー・河原崎権十郎の巻
劇評:月遅れの初春芝居(歌舞伎座)(戸部銀作)
大物古典二つと若手(東横ホール)(加賀山直三)
名古屋の関西歌舞伎(御園座)(前田満穂)
九朗右衛門が好演(新橋演舞場)(佐貫百合人)
新作二本の新国劇(明治座)(浜村道哉)
前進座と庶民性(大阪歌舞伎座)(東川松治)
『通天閣の灯』と『ああ初恋』(大阪中座)(升屋治三郎)
収獲は『矢口渡』(京都南座)(桂田重治)
盛況だつた関西歌舞伎俳優協会第三回公演
ゴシップ
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
付録有
幕間 第12号第4号
口絵・写真有
幕間随想:熊谷の弁(尾上松緑)
今月の役々(尾上梅幸)
由良之助と勘平(市川中車)
「忠臣蔵」随想(市川段四郎)
六段目が難しい(市川松蔦)
由良之助の型(片岡仁左衛門)
延若型の平右衛門(実川延二郎)
五つの大役(坂東鶴之助)
六役の忙しさ(大谷友右衛門)
山三浪宅の又平(嵐吉三郎)
歌舞伎の民俗学的研究(下)(池田弥三郎)
劇人閑話(尾上梅幸)(その四)
かぶき小唄十二ケ月(木村菊太郎)
林字衛門と箱登羅(葉村幽川)
舞台鑑賞手引「近頃河原達引」堀川の段(藤野義雄)
見る・きく・会う(大木豊)
抵抗する古典芸術(伊藤晴雨)
「見染め」覚え書(藤井康雄)
小鳥を飼う記(白井昌夫)
女形夕鶴の殉愛(合田微雪)
写真有
新派の大阪公演に思う(竹村作次郎)
お水取行事に芝居を憶う(平岡定海)
十分間インタビユー―市川中車の巻
劇評:「組打」と「陣屋」の熊谷(歌舞伎座)(戸部銀作)
歌・時の奮闘興行(明治座)(渡辺義三郎)
器用な「忠臣蔵」(東横ホール)(竹越和夫)
若手の清潔さ(大阪中座)(沼艸雨)
山城少掾の休演と難波掾のお半(文楽座)(吉永孝雄)
新国劇の沢田祭(新橋演舞場)(仁村美津夫)
新派大合同三月公演(大阪歌舞伎座)(升屋治三郎)
絶品の踊りに神武以来の初舞台
舞踊界佳話
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
付録有
幕間 第12巻第5号
口絵・写真有
幕間随想:慶喜と清心(市川寿海)
清盛が楽しい(片岡仁左衛門)
いとはん(実川延二郎)
先輩への感謝(坂東鶴之助)
芝居する喜び(中村雁治郎)
始めての紙治(中村時蔵)
折衷の可否(守田勘弥)
「破れ暦」の話(中村芝雀)
勘違いづくめ(沢村訥升)
マクアイ・リレー対談長谷川伸氏・中村勘三郎氏対談
春宵の記(宇野信夫)
想い出の芝居(太宰施門)
カブキ雑感(湯浅芳子)
劇団交流問題の検討:観客の立場から(掛貝芳男)
演劇記者として(伊藤寿二)
放送での経験から(高橋博)
歴史的な観点から(高谷伸・渥美清太郎)
俳優の立場から(市川猿之助・松本幸四郎・尾上松緑)
舞台鑑賞手引「源平布引滝」実盛物語(藤野義雄)
幕人閑話(市川海老蔵)(その一)
写真有
連載劇作二十年(四)(北条秀司)
中村魁車の十三回忌に
魁車のこと(井上勘之助)
芸歴とその人(新谷誠太郎)
見る・きく・会う(大木豊)
コマ歌舞伎座談会(大阪演劇えんぴつくらぶ同人・福島秀治・安井保・東川松治・上田善次)
劇評:狂言九つ(東京歌舞伎座)(三宅三郎)
舞台の充実(大阪中座)(沼艸雨)
猿之助・時蔵の初出演(東横ホール)(竹越和夫)
名古屋の菊五郎劇団(名古屋御園座)(前田満穂)
十分間インタビユー・市川高麗蔵の巻
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
付録有
幕間第12巻第6号
口絵・写真有
幕間随想:理窟ぬきの芝居(尾上松緑)
曙源太冗言(市村羽左衛門)
橘典侍で苦闘(河原崎権十郎)
大役命婦の君(沢村由次郎)
無題感激録(坂東鶴之助)
難役を前の不安(大谷友右衛門)
「博多小女郎」(竹本綱大夫)
劇人閑話・市川海老蔵(その二)
新国劇の創立四十周年に際して
苦難を刎ね返す情熱(浜田右二郎)
すぎ来し方(久松喜世子)
これからの進路(島田正吾)
林文塘・山本修二両氏に聞く 観劇五十年の思い出(司会菱田雅男)
七世竹本土佐大夫誕生
七世土佐大夫の自画像(鷲谷樗風)
先代土佐大夫のこと・併せて竹本土佐大夫の代々(吉永孝雄)襲名に思う師恩(伊達大夫改め七世 竹本土佐大
八重ちやん・コーちやん他流試合の弁(佐貫百合人)
見る・きく・会う(大木豊)
(座談会)語る・″若手トリオは溌溂として″(坂東鶴之助・大谷友右衛門・実川延次郎・白井昌夫)
熱演か迷演かの相違(藤田洋)
写真有
連載劇作二十年(その五)(北条秀司)
劇評:狂言五つ(東京舞伎座)(三宅三郎)
オール新派の新作(新橋演舞場)(仁村美津夫)
″東宝歌舞伎″小論(東京宝塚劇場)(大鋸時生)
「熊谷陣屋」を中心に(大阪歌舞伎座)(富田泰彦)
土佐と津大夫(文楽座)
沼艸雨)
松竹新喜劇評(大阪中座)(升屋治三郎)
新開場の芸術座印象記(芸術座)(浜村道哉)
幕間新聞
劇談広場
興行月報
編集後記
付録有