幕間 第8巻第1号-第8巻第6号 = 第90号-第95号(昭和28年1月~6月)
幕間 第九拾号
写真有
新春初便り
大谷松竹社長へ(河竹繁俊)
河竹先生への答に(大谷竹次郎)
年頭所感
歌舞伎の初夢(白井信太郎)
梨園春吟(吉井勇)
ひとつの疑問「大経師の上演を見て」(湯浅芳子)
水谷八重子・花柳章太郎(岡田八千代)
東西年中芝居風俗競
雛壇の白衿(平山芦江)
京阪芝居風物誌(正月の巻)(高谷伸)
北沢敬二郎氏対談(三宅周太郎)
幕間随想
女方と弁天小僧(中村時蔵)
悪戦苦闘のお縫(中村梅枝)
酢豆腐の勘平(尾上松緑)
定九郎の用意(坂東彦三郎)
気の張る役(坂東光伸)
小女郎・小睦(片岡芦燕)
おそのの難かしさ(中村扇雀)
第五回幕間吉例
歌舞伎俳優人気投票当選発表
写真有
新派あれこれ(その2)
「わが芸談」の主、喜多村緑郎寸描(大江良太郎)
若手群像V―中村扇雀―(升屋治三郎)
梨苑会第一回公演見たまま写真撮影(坂東慶二郎・清元梅太郎)
二つの近松復興(戸部銀作)
写真有
紙上舞台双蝶々曲輪日記―引窓(大木豊)
劇評
楽しめる「国性爺」(浜村道哉)
新仮名遣忠臣蔵(本山荻舟)
新派の現代劇進出(木村菊太郎)
色刷:顔見世散見(文 井上甚之助・ゑ 高木四郎)
正月娯楽版
文楽|夕話「寿し屋」について(竹本綱太夫)
文楽用語の解説(吉永孝雄)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編輯後記
特別附録有
幕間 第九拾壱号
写真有
東西年中芝居風俗競
京阪芝居風物誌(如月の巻)(高谷伸)
女優出現(平山芦江)
劇評
成沢山で食傷気味(大木豊)
通し狂言二筋道(本山荻舟)
楽しめる「海猫とペテン師」(浜村道哉)
一月の大阪歌舞伎座(三宅周太郎)
喜多村の「日本橋」(井上甚之助)
新喜劇「馬喰一代」(辻田孝一)
初春の文楽(安原楽水庵)
奮起せよ東京若手(勢貴)
清純な市川少女歌舞伎(木村菊太郎)
写真有
一月の各紙から(詠人しらず)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編輯後記
俳優対談特輯
市川寿海対談若さと美しさの根源(戸部銀作)
尾上梅幸対談芝居以外のこと(加賀谷直三)
松本幸四郎対談人形と絵と文学のある会話(小原源一郎)
中村時蔵対談女形あれこれ話(桂田重治)
片岡仁左衛門対談慣習から行儀まで(高谷伸)
水谷八重子対談新春清談(佐貫百合人)
辰巳柳太郎島田正吾対談映画・歌舞伎・新国劇(司会 波乗越夫)
中村雁治郎対談やりたいものは近松物の女(伊藤寿二)
中村勘三郎対談題はつけずに(川口子太郎)
中村歌右衛門対談阿古屋の話を皮切りに(仁村美津夫)
阪東寿三郎対談「帯屋」と「長年」の間に(升屋治三郎)
尾上松緑対談やっぱり真面目な話(萩原雪夫)
坂東蓑助対談お惚けもある芝居話(沼艸雨)
竹本津太夫対談芸のこと身の廻りのこと(大西重孝)
新派あれこれ(その二)明るい陽ざしの楽天役者小堀誠と新派を語る(大江良太郎)
幕間 第九十二号
写真有
特輯果して歌舞伎は亡びるか
歌舞伎の再検討
歌舞伎の浮沈と盛衰大正時代から戦争まで(三宅周太郎)
終戦後の危機からの脱却芸術としての在続(河竹繁俊)
座談会
歌舞伎は亡びるか(司会 南博・中村又五郎・大谷友右衛門・天野二郎・東恵美子・後藤栄夫・野村万作・千谷
カブキを礼讃する(ポール・グリーン)
歌舞伎は残さねばならぬ(戸部銀作)
三角形の底辺(白井信太郎)
二代目実川延若を偲ぶその三周忌に因んで
延若の横顔高谷伸)
延若恋し(井上甚之助)
新派あれこれ(その三)
「仮名屋小梅」雑感(大江良太郎)
二月の東京各紙から(上野山人)
グラビヤ・ページ
若手群像6―実川延二郎―(波乗越夫)
私は誰でせう―新派のさかさま会―(一月京都南座)
新派の舞台(二月新橋演舞場)
市川少女歌舞伎(二月三越劇場)
文楽一夕話『寺子屋』談義(上)(竹本綱太夫)
文楽用語の解説(吉永孝雄)
東西年中芝居風俗競
楽屋あそび(平山芦江)
京阪芝居風物誌(三月の巻)(高谷伸)
劇評
在りし日の六代目を思ふ(大木豊)
伊井・河合追善興業(岡田八千代)
枯木の趣き(阿部優蔵)
大衆版「双蝶々」(藤井康雄)
讃・寿海の勘平(木村菊太郎)
幕間新聞
興業月報
読者の頁
編輯後記
幕間 第九十三号
写真有
特輯
種太郎の中村歌昇梅枝の中村芝雀の襲名
芝雀と歌昇(三宅周太郎)
雨君を祝して(戸部銀作)
劇評
延若追善の歌舞伎座(高谷伸)
「本朝廿四孝」通し見物記(大鋸時生)
「助六」と「江戸の夕映」(大木豊)
演舞場の半舞踊公演(加賀山直三)
柳永二郎久しぶりの快演(浜村道哉)
十吾・天外の「銀婚式」(辻田孝一)
幕間の誇る歌舞伎スケッチ
特別色刷スケッチ抄(ゑと文 高木四郎)
幕間随想
黙阿弥の偉大さ(市川寿海)
延若さんと私(中村勘三郎)
ただただ有難く(実川延二郎)
質の向上を(市川海老蔵)
助六のいろろ(河原崎権十郎)
作品と商品(尾上松緑)
大役の雪姫(中村福助)
撮影の合ひ間に(中村扇雀)
花のある役者番附
東方番附(三宅三郎)
西方番附(井上甚之助)
愉快な酒・不愉快な酒(掛見芳男)
三題噺じゃないけれど(新谷誠水)
中村扇雀の映画初出演訪問(安藤恒二作品)
若手歌舞伎研究会
文楽一夕話『寺小屋』談義(上の二)(竹本綱太夫)
文楽用語の解説(吉水孝雄)
東西年中芝居風俗競
京阪芝居風物誌(卯月の巻)(高谷伸)
感涙会時代(平山芦江)
新派あれこれ(その四)
「二筋道」の作者(大江良太郎)
馳出しのあの頃のこと(竹柴宗輔)
三月の東京各紙から(上野山人)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編輯後記
幕間 第九十四号
口絵・写真有
特別寄稿歌舞伎と文楽(宇野浩二)
追悼平山芦江氏を偲ぶ(高谷伸)
東西年中芝居風俗競
初松魚の頃(平山芦江)
京阪芝居風物誌(皐月の巻)(高谷伸)
歌舞伎新案内吉原の巻(渥美清太郎)
随想おしゃべり四題(井上甚之助)
戦後の劇評家(戸部銀作)
観客の移りかはり(大木豊)
写真有
幕間随想
名を汚さぬやう(中村時蔵)
義太夫の吉野山(市川猿之助)
二度目の是枝(中村勘三郎)
正反対の役二つ(松本幸四郎)
青銅のキリストに参加して(坂東鶴之助)
上方風の権太(中村雁治郎)
実説のお吉(中村富十郎)
劇評
歌舞伎座の大一座(三宅周太郎)
菊五郎劇団のあれこれ(大鋸時生)
問題作「叛乱」の上演(浜村道哉)
道頓堀のゲテ味(北岸佑吉)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編輯後記
幕間 第九十五号
口絵・写真有
平山芦江先生追悼
「詩人」平山芦江(本山荻舟)
平山芦江(長谷川伸)
東西年中芝居風俗競
年中不行事(本山荻舟)
京阪芝居風物誌(六月の巻)(高谷伸)
新派あれこれ(その五)
花江久仁子のこと(大江良太郎)
文楽一夕話「寺子屋」談義(中)(竹本綱太郎)
文楽用語の解説(吉永孝雄)
若手群像9坂東光伸(浜村道哉)
歌舞伎新案内髪結新三の巻(渥美清太郎)
若人に聞く歌舞伎の魅力
羽左衛門と三宅先生(藤井康雄)
かぶきのあやかし(小宮晴子)
馬の足(阿部優蔵)
私と歌舞伎(今尾哲也)
美にふける歌舞伎(岡副昭吾)
幕間随想
芝雀を襲名して(梅枝改め 中村芝雀)
二年ぶりに(尾上九朗右衛門)
新三あれこれ(尾上松緑)
替り栄えのする二役(市川左団次)
本蔵のセリフ(坂東蓑助)
劇評
開かぬパラシュート(大木豊)
新派の行く道(戸部銀作)
七十七年ぶりの「伊賀越」(大鋸時生)
光る十吾の持味(辻田孝一)
名古屋の新国劇(前田満穂)
吉右衛門一家の芸面(沼艸雨)
南座の「忠臣蔵」(三宅周太郎)
幕間新聞
歌舞伎春秋
興行月報
編輯後記