幕間 第7巻第7号-第7巻第12号 = 第84号-第89号(昭和27年7月~12月)
幕間 第八十四号
写真有
幕間随想:梅玉さんのことその他(坂東三津五郎)
切られお富と葛の葉(中村時蔵)
問はれるままに(沢村訥子)
お染の早替り(実川延若)
難かしいことばかり(市川海老蔵)
墨染とおとく(市川左団次)
好きな芝居「吃又」(尾上松緑)
生かしたい原作の味(松本幸四郎)
映画の話(中村又五郎)
芝居雑記(二)番附のこと(井上甚之助)
新劇行脚(その十五)(大江良太郎)
文楽一夕話(竹本綱太夫)
つくし会の人たち(郷田悳)
ある芝居書き語る(長谷川伸)
芝居と食べ物の話
舞台上の飲食物(川尻清潭)
さすがは近松物(本山荻舟)
平作に寄せる感傷(中野孝一)
訥升といふ俳優
訥升の立場(仁村美津夫)
訥升の芸(加賀山直三)
訥升旧観(金沢康隆)
紙上舞台積恋雪関扉(戸部銀作)
劇評
近来の佳作「吃又」(浜村道哉)
ワンダフル勘三郎(三宅周太郎)
困つた一世一代(佐貫百合人)
揃つた顔ぞろひ(北岸佑吉)
仁左衛門の籏挙(高谷伸)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記
幕間 第八十五号
写真有
幕間随想:三つの踊り(坂東三津五郎)
楽しい「孤と笛吹き」(市川寿海)
「油屋」のお園(中村時蔵)
無題(片岡仁左衛門)
初役の「道成寺」(坂東鶴之助)
歌舞伎座への特別出演(竹沢弥七)
随想七月の歌舞伎を観て(湯浅芳子)
関西新劇の動き(升屋治三郎)
文楽一夕話(竹本綱太夫)
竹本大隅太夫追悼
大隅太夫、その人の芸と(吉永孝雄)
二つの文楽(内海繁太郎)
芸術院賞に輝く井上八千代
紙上舞台伊勢音頭恋寝刃(戸部銀作)
新劇行脚(その十六)(大江良太郎)
和敬書店新社屋風景
幕間納涼娯楽版(MAKUAI・GROUP)
茨木の仁左衛門一座(文高谷伸・ゑ高木四郎)
芝居雑記掛声のこと(井上甚之助)
劇評
東西合同歌舞伎(三宅周太郎)
「命美わし」を中心に(大木豊)
海老蔵の自信、左団次の貫禄(木村菊太郎)
松竹新喜劇の若返り(辻田孝一)
好演にそぐわぬ客足(桂田重治)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記
幕間 第八十六号
写真有
幕間随想:幽霊と観客の心理(中村雁治郎)
典蔵の役柄(坂東蓑助)
反省の「勧進帳」(坂東鶴之助)
「二人道成寺」のこと(中責扇雀)
女形のつらさ(中村時蔵)
「百本杭」の清心(市川寿海)
十一年ぶりの研辰(市川八百蔵)
懸案の「暗闇の丑松」(中村勘三郎)
好きな二番目もの(片岡芦燕)
団十郎の誤算
歌舞伎を扼殺するもの上(山口広一)
文楽一夕話(竹本綱太夫)
芦燕といふ俳優
芦燕を占ふ(本山荻舟)
片岡芦燕の生活(金沢康隆)
一ちやんを語る(片岡仁左衛門)
ある芝居書き語る(長谷川伸)
歌舞伎鼎談(中村富十郎・高谷伸・中村芳子)
若手群像―坂東鶴之助―(沼艸雨)
芝居雑記(四)掛声のこと(井上甚之助)
紙上舞台新薄雪物語(戸部銀作)
矢車音頭(矢車会)
ずゐひつ文楽(加藤源蔵)
劇評
水谷八重子の大奮闘(浜村道哉)
勘三郎の当り興行(大木豊)
頑張る寿海・時蔵(仁村美津夫)
大阪歌舞伎座の初日(三宅周太郎)
あがつた新喜劇の「顔」(辻田孝一)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記
幕間 第八十七号
写真有
幕間随想:獄門帳のリアリズム(中村勘三郎)
しやれた喜劇(松本幸四郎)
研究したい「堀川」(尾上松緑)
お梶と六代目のをぢさん(中村福助)
与次郎と暁雨の話(河原崎権十郎)
近松原作上演の喜び(中村雁治郎)
歌舞伎の新しい行き方(市川猿之助)
思ひ出多き十月狂言(片岡仁左衛門)
「封印切」の偶然歌舞伎を扼殺するもの中(山口広一)
秋の芝居雑観(渥美清太郎)
先代桂春団治のこと(三宅周太郎)
新劇行脚(その十七)(大江良太郎)
ある芝居書き語る(長谷川伸)
学生歌舞伎を観て(内海繁太郎)
若手群像2―坂東慶三―(伊藤寿二)
紙上舞台色彩間刈豆(戸部銀作)
大阪歌舞伎座の大近松三百年祭公演(絵高木四郎)
劇評
歌舞伎座の第一部(加賀山直三)
忠臣蔵その他(三宅三郎)
見たまま思ふまま(浜村米蔵)
新派と現代劇(高谷伸)
秀作「霧の音」(木村菊太郎)
大近松三百年祭記念興行(林秀雄)
幸運の三人(沼艸雨)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記
幕間第八十八号
写真有
幕間随想:「草摺引」について(坂東三津五郎)
信長の考へ方(市川海老蔵)
若すぎる「毛剃」(尾上松緑)
梨苑会の旗上公演(中村又五郎)
若き清盛の風貌(市川寿海)
「獄門帳」の苦しみ(中村雁治郎)
新作上演の弁(坂東鶴之助)
六十の手習ひ(尾上多賀之丞)
市川中車のこと(三宅周太郎)
名古屋青年劇場の「日々の敵」(木村菊太郎)
歌舞伎座に働いてゐた人々(竹柴蟹助)
ある芝居書き語る(長谷川伸)
十六世市村羽左衛門追悼
追憶(大谷竹次郎)
羽左衛門逝く(三宅周太郎)
十六代目と挿話(浜村米蔵)
羽左衛門と酒(川尻清潭)
兄さんのこと(坂東彦三郎)
若手群像―大川橋蔵―(和田さく)
紙上舞台傾城反魂香(戸部銀作)
名古屋をどり(堀田一雄)
劇評
芸術祭・「信長」その他(大木豊)
十月の新派(岡田八千代)
新国劇に直言(本山荻舟)
新史劇・新平家(北岸佑吉)
切られ与三など(高谷伸)
吉右衛門大いに張切る(木村菊太郎)
閑古鳥鳴く文楽(吉永孝雄)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記
幕間 第八十九号
写真有
幕間随想:大阪と私との因縁(市川海老蔵)
お早のことなど(中村時蔵)
二つの近松物(中村梅枝)
むづかしい古劇の味はひ(坂東慶三)
与へられた機会に(市川松蔦)
買つて出た助右衛門(中村勘三郎)
「勧進帳」と父の話(市川猿之助)
「新しさ」の暴力歌舞伎を扼殺するもの下(山口広一)
昭和二十七年度の回顧
勘三郎の当り年(東京劇壇)(大木豊)
出来つゝある基礎工事(関西劇壇)(桂田重治)
芝居雑誌客席のこと(井上甚之助)
文楽一夕話(竹本綱太夫)
ある芝居書き語る(長谷川伸)
顔見世にちなむ(武村作次郎)
若手群像―中村錦之助―(加賀山直三)
紙上舞台源平布引滝(戸部銀作)
新劇行脚(その十八)(大江良太郎)
「やつし」考(近石泰秋)
劇評
歌舞伎座の近松物二つ(三宅周太郎)
秋の新派祭を見て(浜村道哉)
若さの魅力(沼艸雨)
三つのコンビ(辻田孝一)
文楽座あれこれ(升屋治三郎)
幕間新聞
興行月報
読者の頁
編集後記