新演芸 第7巻第9号-第7巻第12号(大正11年9月~12月)
新演芸 第七巻第九号
口絵・写真有
八月の芝居はどうか
新富座の新脚本(徳田秋声)
帝劇の「空地裏」(タッカー)
本郷座の「訓導の死」と民衆教化(新居格)
沢正の無断上演問題(俵藤文夫)
ロシアン・バレーの噂(伊藤松雄)
行ったり戻ったり(尾上梅幸)
土間と桟敷の客(和哥乙鳥)
都会から一筆(市川男女蔵)
脚本検閲問題の批判
「永遠の偶像」の上演禁止(谷崎潤一郎)
最近の脚本上演禁止問題(小山内薫)
劇本検閲の態度(笹井幸一郎)
社会と国民性の問題(永井荷風)
思想にて(小川未明)
芸術と道徳の争闘(有島武郎)
避暑地消息(片岡千代之助)
大森彦七(名越国三郎)
芝居見たまま画譜
帝劇の「空地裏」(清水三重三)
本郷座の「夕顔の巻」(名取春仙)
芝居遺跡を巡遊して
吉野山その他(近松秋江)
佐倉宗吾の家(池田大伍)
真間の散歩(小寺融吉)
法界坊の故郷(鳶魚)
編輯日誌
演芸時事
旅の役者
興行一覧
読者の世界
会我廼家楽屋
九月劇壇の新作品は
明治座の「謎帯一寸徳兵衛」(小山内薫)
帝劇の「うゐらう」(松本幸四郎)
明治座の「釣天井」(岡鬼太郎)
感想雑感(武者小路実篤)
紹介芸術座とチェホフの「かもめ」(昇曙夢)
劇評新富座の「薩摩櫛」(芝居合評会)
戯歌星まつり(吉井勇)
戯曲謎帯一寸徳兵衛(明治座九月狂言)(小山内薫)
新演芸 第七巻第十号
口絵・写真有
あの役者に逢った時
菊五郎の芸(山本有三)
笑はない梅幸(山村耕花)
始めて波野に逢ふ(小宮豊隆)
猿之助の第一印象(吉井勇)
歌右衛門の印象(岡本綺堂)
喜多村と逢ったとき(久保田万太郎)
舞台の裏書する勘弥(近藤経一)
芝居見たまま画譜
明治座の「団七」(清水三重三)
市村座の「治郎長」(名取春仙)
大阪中座の「妻八」(古家新)
役者生命摘出(岡本一平)
敵対崇禅寺馬場(水島爾保布)
俳優の門弟の教育(田村寿二郎)
新声色「踏絵」(大橋月皎)
帝劇を覗いて(池部釣)
楽屋風呂(川尻清潭)
児童劇運動の行進に
児童劇について(楠山正雄)
童話劇の音楽(弘田竜太郎)
童話劇の表現法(長田秀雄)
猿之助の児童劇に(坪内士行)
十月劇壇新作の案内
帝劇の「真如」(額田六福)
新富座の「真田三代記」(岡本綺堂)
九月劇壇新作物解剖
市村座の「地震」所見(田中純)
「謎帯一寸徳兵衛」(永井荷風)
裏から見た帝劇の「池」(松本幸四郎)
二三日の旅(花柳章太郎)
悪の華(吉井勇)
上方劇壇風聞録(和哥乙鳥)
二十年後の上方劇壇(中井浩水)
日本演劇大辞典(木村錦花)
十月大阪に於ける芝居合評大講演会開催予告
日本舞踊家の見たパヴロワの舞踊
人としてのパヴロワ夫人(尾上菊五郎)
パヴロワを見て(松本幸四郎)
何度でも見たい(中村福助)
演劇時事
時事写真
愚教師と語る
編輯日誌
新しい本
読者の世界
感想日記の端から(岡村柿紅)
劇評舞台協会の「青い鳥」(中村一政)
感想劇場茶話(小山内薫)
新話井上正夫雨宿する(長田幹彦)
批評パヴロワを見る(芥川竜之介)
合評五週年回顧(芝居合評会)
脚本真田三代記(新富座十月狂言)(岡本綺堂)
新演芸 第七巻第十一号
口絵・写真有
舞台監督の遭遇した問題
舞台監督としての私(里見〓)
稽古場と舞台の間(谷崎潤一郎)
「玄宗の心持」と実際問題(宇野四郎)
一つの劇的な事件(長田秀雄)
役者生命摘出(岡本一平)
芝居遺跡先代萩(水島爾保布)
新鸚鵡石柿右衛門(秋草弥三郎)
楽屋風呂(川尻清潭)
漫画明治屋を覗いて(細木原青起)
芝居見たまま「秋の夜」(護花鈴)
京都の左団次の屋外劇に
「郷土史劇」を演るまで(川尻清潭)
「郷土史劇」について(松居松葉)
ある挿話(山崎紫紅)
馬鹿げた仕事(岡鬼太郎)
大阪中座の「天網島」(芝居合評会)
十月劇壇を見物してから
十月の新富座を見て(木村荘八)
帝劇の十月から(近松秋江)
明治座の新派劇(水森亀之助)
大阪劇壇の三十年(関根黙庵)
長唄の新らしい聴き方(町田博三)
ある日の会話(市川男女蔵)
大阪へ行った芝居合評会(内山理三)
明治座「秋の夜」写生(大橋月皎)
演芸時事
編輯日誌
新しい本
読者世界
興行一覧
「紙治」筋書
舞台で動く役者の心持は
俊寛の怒る前後(中村吉右衛門)
苦しい源次郎の心持(守田勘弥)
悲しんだ玄宗(市川猿之助)
時平の笑ふ時(尾上菊五郎)
劇評劇の上演者と態度(片上伸)
感想日誌の端から(岡村柿紅)
劇評春秋座の「幽霊」を見て(古屋芳雄)
日記初春の雲(喜多村緑郎)
合評「妖女の舞ひ」に(キネマ奨励会)
脚本彰義隊(真山青果)
新演芸 第七巻第十二号
口絵・写真有
十一月の芝居を見物して
不思議な観客(松岡譲)
新富座の雁治郎(近松秋江)
明治座を見物して(中村星湖)
文芸座の「武器と人」(上司小剣)
中座の二人の観客(斎藤与里)
芝居遺跡網島の大長寺(水島爾保布)
新富座役者の部屋(鳶群生)
漫画心中天網島(清水対岳坊)
本郷座写生帖(秋草弥三郎)
帝劇の舞台で見た四人(下川凹天)
上方劇壇の三十年(関根黙庵)
大正十一年劇壇大勢論
私の見た旧劇と役者(岸田劉生)
小劇場運動の傾向(中村吉蔵)
創作劇の一年(三宅周太郎)
今年の新派劇(久保田万太郎)
上方劇壇の一年(中井浩水)
舞台装置の傾向と批判(福地信世)
一年間に読んだ戯曲(浜村米蔵)
上方演芸風聞録(美野一白)
日本演劇大辞典(木村錦花)
野外劇と私のした事(小山内薫)
新懸賞芝居に関する写真募集
観覧税徹廃問題の批判
観覧税の内容(渡辺鉄蔵)
観覧税の廃止(山崎紫紅)
せめて小劇場には観覧税と観劇料(伊藤仁太郎)
演芸時事
興行一覧
編輯日誌
読者の世界
演芸写真帖
新しい本
感想自作自演に就ての感想(倉田百三)
感想舞台に立ったとき(武者小路実篤)
講座大劇場と小劇場(小山内薫)
感想武者小路氏の劇(長与善郎)
合評本郷座の新派劇(芝居合評会)
戯曲歎きの影(宇野四郎)