新演芸 第7巻第5号-第7巻第8号(大正11年5月~8月)
新演芸 第七巻第五号
口絵・写真有
俳優と観客の時間
煙草一本吸ふ幕間(石井柏亭)
舞台へ出る楽しみ(市川左団次)
考へる時間(守田勘弥)
観客の見る時間(穂積親重遠)
五時間の仕事(市川猿之助)
台覧劇を見て詠める歌(吉井勇)
春仙線画(名取春仙)
新富座の「岩倉宗玄」(河野通勢)
明治二十五六年(岡本綺堂)
「西郷と豚妓」を見て(坪内士行)
取られた腕を取ること(山崎紫紅)
芝居遺蹟勘平さんの腹切(水島爾保布)
感情濫費業者の手記(鈴木泉三郎)
楽屋の河合と菊五郎(黒顔子)
四月の戯曲評論(宇野四郎)
男の心と女の心と
「海の勇者」の老婆(吉屋信子)
「桂川連理棚」のお絹(茅野雅子)
「春日局」の高円(池田〓子)
「白蓮紅蓮」の雪路(小寺菊子)
評合市村座の河合と菊五郎(芝居合評会)
松平外記の五人斬(三田村鳶魚)
菊五郎の下阪した前後(美野一白)
明治座写生帳(清水三重三)
映画の「散ゆく花」(水谷竹紫)
日本演劇大辞典(木村錦花)
「父の心配」の批判
「父の心配」雑感(水木京太)
舞台へ立つた俳優(近藤経一)
脚本としての価値(長谷川巳之吉)
芝居見たまま
新富座の「岩倉宗玄」(竹花三吉)
浪花座の「西郷と豚妓」(松長輝雄)
五月の新作物解剖
新富座の「裏切」(菊池寛)
明治座の「小田原陣」(岡本綺堂)
本郷座の「聚楽の夢」(池田大伍)
捨台詞
或る女の手紙
大阪の慈善文芸劇
六月に開演の宝塚歌劇
劇と評論予告
編輯日誌
演芸時事
読者の世界
新しい本
私達の生活と劇場と(片上伸)
劇場茶話(小山内薫)
台覧劇を見る記(福地信世)
「岩倉宗玄」を見て(久米正雄)
「城山の月」と西郷隆盛(島田清次郎)
新演芸 第七巻第六号
口絵・写真有
俳優の表情研究
音羽屋畑(徳田秋声)
老役の顔(木村荘八)
口へ大きな戸を立てる(田島淳)
古版画から(山村耕花)
気品と捨台詞(池田大伍)
女優の表情(白鳩銀子)
頚と脊髄(鈴木泉三郎)
松王丸と伊左衛門(近松秋江)
衣裳で見た「色」の表情(久保田米斎)
大出来の三段目(鬼太郎)
春仙線画(名取春仙)
演劇講座小劇場と大劇場(小山内薫)
新劇座の「雨空」のこと(久保田万太郎)
「真景累ケ淵」見たまま(竹花三吉)
舞台協会の本家(伊藤松雄)
五月劇壇の収穫
旧劇と新劇新富座(岸田劉生)
舞台と自然と本郷座(津田青楓)
戯曲と女優の教養帝劇(藤井真澄)
芝居漫画定つた表情(池部鈞)
芝居漫画ブルヂヨア座(代田収一)
芝居遺跡首洗ひ池(水島爾保布)
大阪劇壇分布図(和哥乙鳥)
若い女になる心持
若い女の移りゆく心(中村福助)
若い女と女の声(中村芝鶴)
女形と女の心持(尾上栄三郎)
私は男ですから(市川男女蔵)
久松町への高麗屋(黒顔子)
楽屋風呂(川尻清潭)
中村福助と小冊子(小夜格子)
芝居合評左団次と幸四郎(芝居合健会)
台覧劇の後に(中村歌右衛門)
女形の活動写真(尾上梅幸)
日本演劇大辞典(木村錦花)
説話民衆劇の運動(吉江喬松)
史材新劇運動の史料(柴田勝衞)
戯歌鳳尾のなげき(吉井勇)
逸話私の父と私(市川小団次)
脚本阪本城(新富座六月狂言)(高安月郊)
編輯日誌
読者の世界
演芸時事
「新演芸」新富座観劇会
新家庭広告
劇と評論広告
「小田原陣」筋書
新劇座スケツチ
本郷座スケツチ
市村座スケツチ
宝塚少女歌劇
捨台詞
新演芸 第七巻第七号
口絵・写真有
よく遊ぶ人よく働く人
大阪日記の一節(市川男女蔵)
男女蔵君と同宿して(尾上栄三郎)
下廻り諸君(鬼太郎)
ルカの祈り(吉井勇)
米国の表現主義以後(本田松治)
春仙線画(名取春仙)
芝居遺跡山崎街道(水島爾保布)
達者な松さん由良の悲観(黒顔子)
楽屋風呂(川尻清潭)
舞台の表からと裏から
「悪魔の鞭」の三日目(長田幹彦)
外部的な写実と新派劇(江馬修)
「夜の宿」の回顧(小山内薫)
「闖入者」として(米川正夫)
大尉の娘明治座芝居見たまま(竹花三吉)
「箕輪の心中」の話(久保田万太郎)
漫画眼で見た五郎と蝶六(下川凹天)
「散書紅のかしく」画譜(清水三重)
新世話物で見出す興味
二つの新世話物(吉井勇)
脚本と役者の芸(上司小剣)
大阪中座印象記(斎藤与里)
大阪人の見た菊五郎(和哥乙鳥)
勝利者としての早川雪州(武藤具三)
日本演劇大辞典(木村錦花)
歌舞伎座の建築
有楽座の「ガラシア」
煩悶と希望
読者の世界
最近の戯曲
編輯日誌
劇評「忠臣蔵」を見て(長与善郎)
感想舞踊のリズムの解剖(弘田竜太郎)
合評新富座「菅原伝授手習鑑」(芝居合評会)
講座大劇場と小劇場(小山内薫)
評論現代作家と作品(森田草平)
喜歌劇栄華物語(帝劇七月狂言)(中内蝶二)
新演芸 第七巻第八号
口絵・写真有
七月劇壇と各劇場の成績
七月の新富座を見る(茅野蕭々)
沢田正二郎の芝居(宇野浩二)
帝劇の「真間の手児奈」に(田島淳)
帝劇「お国と五平」合評(芝居会評会)
芝居の歌紅蘭集(吉井勇)
「お国と五平」画譜(清水三重三)
「張男の最後の日」の開演(曾野功)
楽屋風呂(川尻清潭)
文楽の人形に対する新考察(呉文炳)
トビラ絵(名越国三郎)
観客から劇場への新要求
演劇の商品化(長谷川如是閑)
俳優と観客(吉田絃二郎)
芝居の御客(安倍能成)
劇場と観劇時間短縮問題
七分の一と五分の一(能島武文)
俳優と脚本(宇野四郎)
観劇時間短縮の事(浜村米蔵)
鴎外先生と翻訳劇(小山内薫)
竹の屋の翁(久保田米斎)
民衆演芸を見た漫画五題
オペラの印象(山田みのる)
落語家の顔(池部鈞)
群集の中を行く人(中西立頃)
女義太夫を聴いて(細木原青起)
残されたる講釈場(清水対岳坊)
京都の明治座から(岡田八千代)
魁車と扇雀の合同芝居(和哥乙鳥)
芝居遺跡高野山(水島爾保布)
日本演劇大辞典(木村錦花)
編輯日誌
興行一覧
読者の世界
研究座の「かもめ」
菊岡進一郎君逝く
大菩薩峠スケツチ
行者と女魔三幕(坪内逍遥)
薩摩櫛新富座八月狂言三幕(岡本綺堂)