新演芸 第6巻第9号-第6巻第12号(大正10年9月~12月)
新演芸 第六巻第九号
上方三十年中村宗十郎の話(関根黙庵)
過にし物語歌舞伎座初開場(岡本綺堂)
劇界公開状梅若万三郎に(山崎紫紅)
第2回演劇講座独逸の芝居(茅野蕭々)
俳優の生活鎌倉へ行つて(市川男女蔵)
楽屋めぐり狂人がぞろぞろ(黒顔子)
海外巡礼記沙翁祭の前後(伊藤時雄)
新作の舞台へ立つ前:悪人の行く道と長庵(市川左団次)
眼の疲れる句楽(尾上菊五郎)
私も泣きました(花柳章太郎)
芝屋の漫画歌舞伎座で茹る(細木原青起)
近代劇大観新劇場の入口に(仲木貞一)
新劇の批評「牧場の兄弟」(長谷川巳之吉)
舞台の研究新らしい道具帳(井上弘範)
本誌独特の楽屋風呂(川尻清潭)
大阪風聞緑遠征気分(美野一白)
新人俳優と其周囲
市川猿之助(松山省三・小糸源太郎)
楽屋めぐり延若の早替(玉谷五十一)
浅草の研究浅草の見物(下川凹天)
芝居見立絵二川と吉田(水島爾保布)
学校へ入つた演劇:所謂硬派の迫害(日本大学)
正服正帽で「地震加藤」(商科大学)
会堂に電気を引いて(帝国大学)
三千人の観客(法政大学)
八月の新作物評価(小山中薫)
芝居の絵画歌舞伎座の「雷鳴」(中西立頃)
芝居の絵画帝劇の「髑髏舞」(秋草弥三郎)
芝居の絵画浪花座の「宇和島」(大橋月皎)
最近の戯曲評論(仲木貞一・浜村米蔵)
新劇新女優彫刻になる女優
芝居の漫画帝劇写生帖(服部亮英)
寄席の漫画寄席から帰つて(池部鈞)
芝居見たまゝ:歌舞伎座「村井長庵」(永井正三)
浪花座の「宇和島騒動」(松長照夫)
戯曲天保六家選(無名氏)
小説彩色人情本(泉鏡花)
新筋書歌舞伎座「雷鳴」
新筋書帝劇「髑髏舞」
新筋書新劇座「牧場の兄弟」
新筋書新劇座「夜の鳥」
脚本梗概
劇壇時事
新らしい本
編輯日誌
読者の世界
新演芸 第六巻第十号
あの頃,この頃
出発前半時間(近藤経一)
犬(柴田勝衞)
怪談月笠森(山崎紫紅)
死とその前後(三島章道)
旧劇と其の将来(長与善郎)
役者と贔屓を繋ぐ一線(鹿島清兵衞)
脚本と材題(有島武郎)
「天保六家選」のこと(久保田万太郎)
過ぎにし物語(岡本綺堂)
研究座の新努力
演劇講座独逸の戯曲(茅野蕭々)
箱根の滝(名越国三郎)
女の見たる女優劇(中条百合子)
漫画から見た女優(前川千帆)
沙翁劇の前途(伊藤時雄)
朝から晩まで(尾上栄三郎)
新派劇の楽屋から(黒顔子)
楽屋風呂(川尻清潭)
五郎と末来派劇(美野一白)
大阪中座を見て(坪内士行)
市村座の「坂崎出羽守」(芝居合評会)
劇場生活の描写
「青春の夢」の稽古(長田幹彦)
「第一人者」の楽屋(真山青果)
有楽座の本読(額田六福)
日本演劇大辞典(木村錦花・川尻清潭)
出発前半時間(清水三重三)
板草履(花柳章太郎)
亀三郎の初舞台(坂東彦三郎)
芝居見たまゝ怪談月笠森(永井正三)
市村座スケツチ(秋草弥三郎)
楽天会から(清水勘一)
捨台詞(社中同人)
脚本二つの運命(浜村米蔵)小説彩色人情本(泉鏡花)
演芸時事写真帖
「極楽の鬼」フイルム
新家庭予告
舞台脇会の「死と前後」
演芸時事
編輯日誌
読者の世界
校了の日
新演芸 第六巻第十二号
口絵・写真有
日本の女優の行く道
間に合せ(小山内薫)
新しい人としての女優(秋田雨雀)
何したら良い女優が出る(長田秀雄)
良い女優の生れる道(三島章道)
東海道芝居見立絵(水島爾保布)
過ぎにし物語(岡本綺堂)
文芸座の「玄宗と楊貴妃」(長谷川巳之吉)
楽屋風呂(川尻清潭)
演劇講座近松後の劇作家(伊原青々園)
芝居で見た女の問題
「壷坂」のお里(吉田絃二郎)
「桜時雨」の吉野太夫(茅野雅子)
「中橋お伝」のお伝(灰野庄平)
「樽屋おせん」のおせん(石割松太郎)
日本演劇大辞典(木村錦花・川尻清潭)
芝居と伝説の「壷坂」(水島爾保布)
活動写真館巡礼(鈴木泉三郎)
二長町の歌舞伎座(黒顔子)
芝居見たまま「死線を越えて」「一節切り」(小田吉郎・松長照夫)
私の喜びと悲しみ(上山珊瑚)
四の字嫌ひ(音羽兼子)
連中でないお客(村田嘉久子)
歌舞伎座に残る愛着
団十郎と歌舞伎座(堀越実子)
開場から焼失まで(中村歌右衞門)
「忠臣蔵」と嵐璃コク(竹原光三)
大阪の小劇場劇団(玉谷五十一)
捨台詞(社中同人)
脚本第一の世界(小山内薫)
合評「死線を越えて」(芝居合評会)
読者の世界
各地芸信
新らしい本
編輯日誌
演芸時事
校了の日に