新演芸 第6巻第1号-第6巻第4号(大正10年1月~4月)
新演芸 第六号第一号
口絵・写真有
演芸史に現はれた恋の挿話(伊原青々園)
市川団十郎の活歴に(岡本綺堂)
三十年前の大阪劇壇(関根黙庵)
演劇概論の意義と必要(島村民蔵)
東海道五十三次芝居見立絵(水島弥保布)
新訳彦山権現誓助刀(井桁佐平)
ルス・ローランドの事に(生野春三)
芝居見たまま(平将門 竹柴秀一・天下茶屋 松長照夫)
十年劇壇に寄する言葉
演劇と社会の交渉(長田秀雄)
戯曲家への三註文(秋田雨雀)
註文四五(久保田万太郎)
蛆のやうな劇壇(鈴木泉三郎)
東西で新歌舞伎研究(東京 池田大伍・大阪 坪内士行)
歌舞伎国人物誌お姫様
世にも稀れなるお姫様(久保田米斎)
役者がお姫様になる時(中村雀右衞門)
「鳴神」の当麻姫(河竹繁俊)
「日高川」の清姫(大森繁子)
「二十四孝」の八重垣姫(三宅周太郎)
「鎌倉三代記」の時姫(山崎紫紅)
「玉藻前〓袂」の桂姫(本山荻舟)
「新薄雪物語」の薄雪姫(田村西男)
「中将姫」の中将姫(石割松太郎)
「金閣寺」の雪姫(邦枝完二)
大正九年の上方劇壇は(中井浩水)
中村雁治郎の春(美野一白)
楽屋風呂(川尻清潭)
「寺子屋」の松王の型(永井鳳仙)
吉例顔見世芝居見物(田井羊公)
藤蔭会の新運動(町田博三)
俳優から見た興行主は
お父さんから兄弟へ(尾上菊五郎)
事務的方面の大谷さん(市川左団次)
事業家たる小泉さん(坂東彦三郎)
由良之助と山本専務(松本幸四郎)
京都人の白井はん(実川延若)
芝居漫画の春:歌舞伎座漫画帖(近藤浩一路)
帝劇を見物して(細木原青起)
寄席を廻りて(池部鈞)
楽天会漫画帖(清水勘一)
漫画十二ケ月(中西立頃)
日本全国俳優人気分布図(各地特置員)
大正九年劇壇の総決算(芝居合評会)
長篇小説彩色人情本(泉鏡花)
茶の湯(中村歌右衞門)
三味線(尾上栄三郎)
鼓の話(坂東三津五郎)
清元(市川猿之助)
小唄(中村右衞門)
鼓弓(村田かく子)
楽器(森律子)
鳴物(尾上梅幸)
謡曲(中村魁車)
画(中村福助)
鳴物(片岡我童)
演芸時事
編集日誌
読者の世界
一覧有
新らしい本
口上
新演芸 第六巻第二号
口絵・写真有
所作事の進んでゆく路
舞台の色彩と音楽(田中良)
走り書(坪内士行)
お能から行く道(山崎紫紅)
初芝居の所作事(町田博三)
三座の新脚本を見て(徳田秋声)
学校出の背景画家(岡本一平)
五代目尾上菊五郎(岡本綺堂)
三十年前の大阪劇壇(関根黙庵)
米国の新劇と猶太人(本田松治)
東海道芝居見立絵(水島爾保布)
芝居スケッチと挿絵(清水三重三、中西立頃、名越国三郎、大橋月皎)
芝居双陸(吉井勇)
楽屋風呂(川尻清潭)
芝居見たまま「絵姿」(松長照夫)
当り芸魁車のお園(石割松太郎)
浪花座の舞台と観客(中井浩水)
新潟竹枝(桂陵)
評判になってよい役者
行方不明の名優(田中煙亭)
強ひて求めれば(水谷幻花)
公園の中村翫之助(高沢初風)
誰をかくのか(山本柳葉)
沢村訥子の十番斬(清水勘一)
私の周囲にいる人々(中村吉右衞門)
細君の見たる宗十郎(沢村ちか子)
京都新京極印象記(田井羊公)
芝居小話(鷺坂伴内)
俳優の新年宴会(山岸瑶草女)
新狂言の筋書と芸談:明治座の楠(岡本綺堂)
熊王丸の思ひ出(市川寿美蔵)
市村座盛綱先陣(岡村柿紅)
若武者の心(阪東三津五郎)
帝劇柳橋夜話(大村嘉代子)
田之助の話(沢村宗十郎)
合評歌舞伎座「三人吉三」(芝居合評会)
戯曲蛇遣ひ(岡田八千代)
小説彩色人情本(泉鏡花)
編集日誌
一覧用
演芸時事
読者の世界
校了の日に
新演芸 第六号第三号
口絵・写真有
舞台の裏から表から
主我的精神の同感(池田大伍)
自我主義者の心境(灰野庄平)
夕日と高い屋根(田中良)
「尾上の狂人」を見て(近藤経一)
心中する心(守田勘弥)
舞台音楽として一中節(町田博三)
鳥熊の芝居(岡本綺堂)
猶太人の持った芸術(本田松治)
家庭から楽屋へ(村田嘉久子)
曾我廼家の喜劇(生方敏郎)
女優の極内職(竹柴鵞三)
三十年前の大阪(関根黙庵)
東海道芝居見立絵(掛川 松居松葉・見付 中村吉右衞門)
舞台に復活した井上(長谷川巳之吉)
明治座の浅敷から(下川凹天)
梅幸に多見蔵の話(田中煙亭)
時姫に化る歌右衞門(呵羊生)
楽屋風呂)(川尻清潭)
三十年前の番附(小夜格子)
歌舞伎劇の細目研究
荒事といふ芝居(伊原青々園)
荒事の人々になる時(松本幸四郎)
荒事人物画譜(水島爾保布)
尾上梅幸懸賞脚本発表
延若の鳴らす合図(玉谷五十一)
芝居見たまま「南部坂」(竹柴秀一)
新鸚鵡石(吉井勇)
題なし(美好家粋烏)
演劇大辞典(木村錦花)
新狂言筋書:滝口入道(帝国劇場)
屋上の狂人(帝国劇場)
心中天網島(帝国劇場)
新皿屋敷(市村座)
合評「新皿屋舗月雨暈」(芝居合評会)
小説彩色人情本(泉鏡花)
戯曲蛇遣ひ(岡田八千代)
編集日誌
一覧有
演芸時事
読者の世界
新らしき仕事
新演芸 第六巻第四号
口絵・写真有
芝居の内部に初めて接触した時
土曜劇場で「暮れがた」をやった時(久保田万太郎)
処女作を上演した時の昂奮(長田秀雄)
上演されたとき不愉快な事(山本有三)
芝居の表(岡本柿紅)
初日の楽屋(岡鬼太郎)
各劇場の組識から狂言選定まで(田村西男)
奥役ものがたり(関根黙庵)
大道具頭の光らす眼(長谷川金太郎)
小道具生活の挿話(浅見民之助)
衣裳を整へる苦労(大井市松)
芝居へ入れる洋服(大和田三之助)
鬘屋から床山へ(大滝勝次郎)
劇場電気の発達(松井阿久理太郎)
初めて舞台装置をした頃(久保田米斎)
帝劇の画室から(薄拙太郎)
新しき背景をデザインした経験(田中良)
大阪の作者と狂言方の群(更河水阿弥)
作者部屋の一日(竹柴秀一)
附師の取るべき道(杵屋勝四郎)
チョボが語るまでの話(豊竹巌太夫)
馬になる話)(市川しやこ六)
案内所の帳場から(国木田治子)
昔の出方の思ひ出(本間亀吉)
今の出方のはなし(中徳)
滅亡して行く穴師(松兵衞)
穴埋めをする苦心(徳兵衞)
世話物から社会劇へ
明治座の「夜網誰白魚」(河竹繁俊)
「藤十郎の恋」を見て(宇野浩二)
「間宮一家」の成績(小島政二郎)
「雪のふる夜」の印象(水守亀之助)
「嬰児殺し」と女優問題(鈴木泉三郎)
花形に寄せる言葉
他門修業へ…片岡千代之助(山崎紫紅)
その未来のために…中村時蔵(三宅周太郎)
望みたいこと…花柳章太郎(岡田八千代)
純歌舞伎劇へ…市川莚升(額田六福)
両系統の長所に…市川八百蔵(本山荻舟)
持味とその将来…市村竹松(水谷竹紫)
変挺連に望みがある…助高屋高助(水谷幻花)
なごやかさを保つべく…中村福之丞(大村嘉代子)
中堅となるべき日…沢村田之助(仲木貞一)
中ぼんの進むべき道…中村扇雀(石割松太郎)
裏表から見たお舟(芝居見たまま)(呵羊生)
弥作の鎌腹(芝居見たまま)(松長照夫)
芝居の歌「俊寛」(吉井勇)
楽屋風呂(川尻清潭)
舞台の研究(一)(井上弘範)
英国劇壇の亜米利加勢力(伊藤時雄)
新劇論と紋附の羽織(黒顔子)
邦劇座へ女優を入れる話(小夜格子)
研究室の「どん底」から(季蘇雨)
浪花芸界風聞録(美野一白)
漫画国の芝居(岡本一平・近藤浩一路・池部鈞・細木原青起・清水勘一・服部亮英・中西立頃・宍戸左行・在田
芝居生活の余暇(尾上梅幸)
楽屋日記から(初瀬浪子)
楽屋閑話(市川松蔦)
三月の地方劇壇
読集日誌
一覧有
読者の世界
芝居合評会について
新作物写生帖
中産の千利休(名越国三郎画)
新富座の藤十郎の恋(森田ひさし画)
明治座の夜網誰白魚(清水三重三画)
帝劇の名人矩随(中西立頃画)
市村座の間宮一家(秋草弥三郎画)
芝居楽屋スケッチ(松田青風画)
玄冶店後日話深与三玉兎横櫛(脚本)(岡鬼太郎)
日本演劇大辞典(木村錦花・川尻清潭)