歌舞伎 第168号-175号(大正3年6月~大正4年1月)
歌舞伎 第百六十八号
四つの壁(小山内薫)
倫敦より(坪内士行)
続無線電話(九代目団十郎と勧進帳)(室田武里)
戯曲「僧院」(フエルハアレン)(森鴎外)
P夫人(「車引」の解釈)(伊原青々園)
「菅原」の鳴物(杵屋勝四郎)
「女鳴神」の型(森ほのほ)
ヘンリー・ア-ビング(シモンズ)(半田良平)
「運命の謎」(シユニツツレル)(湯浅温)
京阪歌舞伎年代記(其六、宝永三―七)(伊原青々園)
廊下放言
黙阿弥著作解題(其の廿六)(河竹繁俊)
最近の芸術的活動写真(吉山旭光)
「毒饅頭」の今昔(鈴木春浦)
西洋の劇談会(YM生)
若草会第一回試演
新演劇に対する疑とその前途(石川宰三郎)
劇評の劇評(一記者)
一覧・口絵・写真有
歌舞伎 第百六十九号
性格劇から印象劇へ(ゴオヅン・クレエグ)(小山内薫)
続無線電話(五代目菊五郎と)(室田武里)
戯曲「僧院」(フエルハアレン)(森鴎外)
帝国劇場合評(竹の屋・青々園・贋阿弥・春霞・蝶二・蘭陵)
永遠のしらうと(伊庭孝)
海老蔵の「扇屋熊谷」(中村吉兵衛)
「扇屋熊谷」の型(森ほのほ)
「怪童丸」につき(田村成義)
市村座合評(竹の屋・蘭陵・青々園・暁紅・春霞)
熊谷と敦盛(尾上菊五郎)
「静馬の恋」(脚本)(川村花菱)
京阪歌舞伎年代記(其七)(伊原青々園)
廊下放言(○□△)
団十郎と釣(松本幸四郎)
発声活動写真の「フアウスト」(旭光)
第七回舞踊研究会評(こぶし)
「花勝見奥潭」について(紫紅)
「来山」の伝記と鳴物(杵屋勝四郎)
歌舞伎座と新富座(青々園)
劇談会(青々園―幕内生―等)
新刊の劇書(青々園)
一覧・口絵有
歌舞伎 第百七十号
脚本「洪水の一夜」(渡辺未灰)
「天下茶屋」略歴(炎生)
「天下茶屋」略歴追加(青々園)
「天下茶屋」と元右衛門(中村吉兵衛)
倫敦より(戸田一外)
「元右衛門」の型(森ほのほ)
戯曲「僧院」(フエルハアレン)(森鴎外)
露西亜の戯曲、劇場、看客(小山内薫)
黙阿弥著作解題(其の廿七)(河竹繁俊)
ロウレンス・アーヴィングを憶ふ(長田波韵)
七月の劇壇(伊原青々園)
「里見伊助切篭噺」(鈴木春浦)
京阪歌舞伎年代記(其八、正徳四―五)(伊原青々園)
廊下放言(○□△)
続無線電話(役者と芸者)(室田武里)
劇談会(菊五郎・素岳・春浦・猿屋老人・酔月・上野生・市紅)
一覧・口絵有
「筑摩川」の稽古本とアーヴィングの自筆
歌舞伎 第百七十一号
菊五郎の怪談会(一記者)
演技法の五種(伊庭孝)
深夜(脚本)(川村花菱)
猿之助の「村井長庵」(森ほのほ)
長庵と久八(芹影女)
戯曲「僧院」(フエルハアレン)(森鴎外)
続無線電話(役者と自働車)(室田武里)
黙阿弥著作解題(其の廿八)(河竹繁俊)
劇場と規律(松本苦味)
八月の劇壇(青々園)
「霧」の上場(村田実)
伊井蓉峰といふ役者(関根黙庵)
廊下放言(△□○)
京阪歌舞伎年代記(其九、亨保元―六年)(伊原青々園)
「涙橋」の舞台面(鈴木春浦)
有楽座の文芸活動写真(吉山旭光)
劇談会(成義・吉兵衛・清吉・新兵衛・酔月・旭光)
一覧・口絵有
歌舞伎 第百七十二号
オルフエウス(森林太郎)
「お夏狂乱」の型(尾上梅幸)
私の「団十郎」と「ナポレオン」(松本幸四郎)
「市川団十郎」の舞台面(鈴木春浦)
英雄と美人(芝居の筋書―其一)
黙阿弥著作解題(其の廿九)(河竹繁俊)
「鯉つかみ」の仕掛(市川右団次)
再びP夫人へ(伊原青々園)
蒙古襲来(芝居の筋書―其二)
安政奇聞佃夜嵐(芝居の筋書―其三)
定九郎と女街(伴雨子)
伊井と河合(青々園)
猿之助の「清心」(青々園)
有楽座の時代劇(青々園)
田之助の病気(江木定男)
妖霊星(新作脚本)(河原華)
続無線電話(脚本と役者)(室田武里)
京阪歌舞伎年代記(其十、享保六―十二年)(伊原青々園)
廊下放言(△□○)
九州旅日記(松本幸四郎)
劇談界(青々園・福三郎・新水・旭光・春浦)
編輯所より
一覧・口絵有
歌舞伎 第百七十三号
旧劇を如何にすべきか(森林太郎)
ショーの新作四種(倉開二六)
黙阿弥の遺稿(黙阿弥著作解題、其卅一)(河竹繁俊)
歌舞伎劇に対する希望(坪内逍遥)
三たびP夫人に(伊原青々園)
「佐々木」と「石橋山」と(岡本綺堂)
「佐々木高綱」(芝居の筋書其一)
「佐々木高綱」の衣裳の事ども(久保田米斎)
私の「久作」(片岡仁左衛門)
「石橋山」の舞台面(鈴木春浦)
初役の「毛剃」(市川左団次)
舞台裏から見た「細川の火事」(倒扇子)
鈴が森の鳴物と立廻り(かつみ生)
意和句集(梨花庵)
十月の帝国劇場(青々園)
菊五郎と吉右衛門(青々園)
「星の世界へ」所見(松居松葉)
「馭者ヘンシエル」に就いて(加森精一)
対話劇「首陀羅」(森英治郎)
「和泉屋染物店」と「霊験」(倉開二六)
「天国と地獄」(芝居の筋書其二)
「光の巷」に上場に就いて(佐藤紅緑)
「光の巷」の舞台面(鈴木春浦)
廊下放言(△□○)
続無線電話(五代目菊五郎と粟田口)(室田武里)
劇談会(青々園・吉兵衛・春浦・酔月・旭光)
「歌舞伎俳壇」設置に就き文士俳優好劇家諸賢の告ぐ(未灰生)
劇壇時事(一記者)
編輯所より
一覧・口絵有
歌舞伎座の「鏡山」
羽左衛門の「大森彦七」
左団次の「毛剃」
幸四郎の岡崎四郎と長十郎の真田与市
「細川の火事」の大道具(其一)
同上(其二)
菊五郎の馬場美濃守
吉右衛門の智恵内、福三郎の長兵衛と寿美蔵の権八
芙雀の皆鶴姫
歌舞伎 第百七十四号
脚本「コウ谺」(河原華)
河原女史の「コウ谺」を読みて(青々園)
チエスタトンの「魔法」(倉開二六)
四たびP夫人に(伊原青々園)
「大晏寺」の型(森ほのほ)
新富座の舞台稽古(よの字)
「粟田口」の舞台面(鈴木春浦)
倫敦より(生田葵・曾我廼家五郎)
続無線電話(五代目菊五郎の追善)(室田武里)
亡くなつた原稿(森林太郎)
市村座の狂言座(青々園)
歌舞伎劇の将来問題に就て(河竹繁俊)
四種の「クレオパトラ」(倉開二六)
「名立崩れ」(岡本綺堂)
新富座より(岡田八千代)
「秀吉と淀君」に就いて(松居松葉)
聚楽物語(芝居の筋書)
五郎兵衛と秀吉(東儀鉄笛)
「光の巷」の舞台面(完結)(鈴木本次郎)
劇壇時事(一記者)
廊下放言(△□○)
歌舞伎俳壇(未灰抄録)
編輯所より
一覧・口絵有
帝劇の「七段目」
市村座の「草摺引」
雁治郎の忠兵衞
長三郎の春藤新七
雁治郎の春藤次郎左衞門
福助の不破伴作
芝雀の妹絵島
新富座の「小鍛治」
菊五郎の小森新之丞
菊五郎の下男丈助
歌舞伎第百七十五号
故黙阿弥老人と私(坪内逍遥)
作者より見たる名優(竹の屋主人)
翁の本読を聞いた通客(清方氏母堂)
黙阿弥翁の事ども(関根黙庵)
黙阿弥翁が芝居をした(春浦生)
亡父のはなし(河竹糸女)
七湯めぐりの記(竹柴其水)
旧師追憶談(金松、為三、蝶三、伝造、三叟、金作、亀三郎、其水、秀葉、秀吉、七蔵、昇翁、晋吉、清吉)
私の思ってゐること(河竹繁俊)
俳優の思出(歌右衛門・仁左衛門・羽左衛門・源之助・左団次・錦之助)
金魚屋の叉手(長谷川勘兵衛)
黙阿弥翁の肖像画(田村成義)
思ひ出草(服部長兵衛)
全集を出版したい(青々園)
年始状
オヂッセウスの弓(森林太郎)
鼠小紋東組新形(森ほのほ)
P夫人へ(伊原青々園)
松つアんの九太夫(えむてい)
無名会を見て(倉開二六)
十二月の劇場(青々園)
意和句集(梨花庵)
治兵衛といふ役(高原慶三)
高倉君へ(青々園)
劇談会(吉兵衛・柳水子・酔月・すの字)
歌舞伎俳壇
歌舞伎俳壇に就て再び(未灰生)
廊下放言(△□○)
劇壇時事(一記者)
編輯所より
一覧・索引・口絵有
朝日の前と佐治日向守
夕霧と伊左衛門
本郷座の支那劇「復活」
本郷座の支那劇「豹子頭」
羽左衛門の伝内と歌右衞門のおさよ
貞奴の毛野