歌舞伎 第155号-第160号(大正2年5月~10月)
歌舞伎 第百五十五号
口絵有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
東京を征服する大阪趣味(伊原青々園)
帝劇の女優劇から帰りて(立花静子)
写真有
今の翻訳劇(小宮豊隆)
創作劇上場に就いて(秋田雨雀)
迷信的劇壇(長谷川天渓)
気取った女」に就いて(中村春雨)
新日本の演劇(高安月郊)
舞台美術、劇場音楽(人見東明)
国民劇場開演に際して(国枝史郎)
いつものむだ話(楠山正雄)
試演劇場所感(河瀬喜代美)
帝劇の喜劇に就て(井手蕉雨)
上場せられたる「ファウスト」(香)
(1)(服部嘉香)
(2)(人見東明)
(3)(中村春雨)
(4)(青々園)
歌舞伎滅亡(鬼太郎)
「一つ家」の型(完)(鈴木春浦)
伊井の近松研究(青々園)
写真有
お亀与兵衞の解説(青々園)
よしや組男(岡村柿紅)
写真有
歌舞伎座の四月(青々園)
歌舞伎座(しぐれ)
写真有
「小豆島」の鳴物(杵屋勝四郎)
有楽座の女優劇を見て来て(下町二人娘)
子供芝居の中興か(青々園)
写真有
蓮莱座の勉強芝居(春浦生)
宮戸座の昼夜(防風子)
真砂座の史劇と悲劇(春浦生)
三崎座の「人の花」と「鎌腹」(すの字)
曾我廼家の二の替(防風子)
長唄の研究(三)(大塚梧桐)
続旅役者の日記(八)(東山不二麿)
陽春の京都より(大槻孤舟)
劇談会(虎外、森、旭光)
中村吉兵衞の事(関根黙庵)
再び「秋色桜」について(岡村柿紅)
活動写真化せる「ロメオとジュリエット」(旭光)
幸堂翁追憶録
逝ける幸堂翁(青々園)
死を予言した得知翁(春浦生)
幸堂先生より(中村吉右衞門)
渋団扇(河瀬喜代美)
横浜へ来る外国の旅芸人(山野芋作)
伯林より(坪内士行)
役者の告白(坂本猿冠者)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(「ファウスト」―「ジュリヤス、シーザー」―「ウオレン夫人の職業」―劇雅集―〓―桜草―お絹)
附録有
歌舞伎 第百五十六号
口絵有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
新しき劇壇の論議(島村抱月)
新しい踊手(小林愛雄)
翻訳劇と創作劇(中村春雨)
欧洲の劇場数
黙阿弥著作解題(其十三)(河竹繁俊)
劇と恋愛(ブリュー氏)
「二月堂の狂女」(尾上梅幸)
帝国劇場を看て(立花静子)
写真有
五月の帝国劇場(青々園)
復活せる三崎座の女優劇(山の手の女)
「切支丹屋敷」に就いて(岡本綺堂)
写真有
「切支丹屋敷」を観る為に(森ほのほ)
写真有
私の父と「乳貰ひ」(実川延二郎)
「乳貰ひ」の梗概(すの字)
新富座の五月(青々園)
「阿部一族」内幕咄(山崎紫紅)
「阿部一族」の梗概(すの字)
伊井の明治座(青々園)
写真有
有楽座の吾声会(青々園)
創作試演会(青々園)
最近のロシア劇壇(松本苦味)
宮戸座の昼狂言(春浦生)
真砂座の「花あやめ」(春浦生)
柳盛座の水野(春浦生)
三崎座の女〓劇(春浦生)
続旅役者の日記(九)(東山不二麿)
青葉の京都より(大槻孤舟)
バンドマン来る(山野芋作)
劇談会(虎外、春斎)
歌劇「魔笛」の上場に就て(小林愛雄)
活動写真化せる文芸品(旭光)
死せる探偵実話の作者(青々園)
写真有
伯林より
(1)(小山内薫)
(2)(生田葵山)
台北より(市村羽左衞門)
洋行の途中より(森律子)
役者の告白(坂本猿冠者)
文楽の鮨屋(松井須磨子)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(明治天皇御聖徳―人形の家―桜の園―市町村一覧)
自由講座の講義録
歌舞伎 第百五十七号
口絵有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
国劇史論(伊原青々園)
黙阿弥著作解題(十四)(河竹新水)
芸の創作と舞台監督(清浦青鳥)
歌舞伎座漫評(森ほのほ)
写真有
「中将姫」を観て(立花静子)
写真有
「鼓の里」の梗概(すの字)
歌舞伎座の今月(青々園)
本郷座所感(前田芳柳)
写真有
今月の本郷座(青々園)
写真有
再び三崎座を見て(山の手の女)
瑞典の国立劇場(松本苦味)
役場の告白(坂本猿冠者)
「大将の家」に就て(青々園)
上場されたる「大将の家」(青々園)
写真有
帝劇の「トスカ」について(松居松葉)
高田の中尾と喜多村の艶若(芹影女)
貞奴の「トスカ」(青々園)
帝劇の「輝虎配膳」(竹の屋)
写真有
創作試演会(青々園)
人形芝居来る(青々園)
写真有
宮戸座の「千本桜」(春浦生)
明治座の楽天会(芋作)
写真有
真砂座の「弘法大治郎」を見る(春浦生)
写真有
柳盛座の女優劇(春浦生)
「思ひ出」について独逸より(岡田八千代)
今月の東京座(春浦生)
写真有
蓬莱座の「〓屋喜八」(春浦生)
舞踊研究会の大会(防風子)
写真有
「ジュリウス・シーザー」の上場に際し(松居松葉)
続旅役者の日記(十)(東山不二麿)
活動写真化せる「椿姫」(旭光)
帝劇の活動写真(旭光)
須磨子の芸(中村歌右衞門)
長唄の研究(四)(大塚梧桐)
劇談会(仁左衞門、段四郎、虎外)
教育的脚色義士劇(山野芋作)
技芸学校試演会(布草子)
孤忠信針金渡り(いも生)
岡山より(さん子)
熊本より(喜代美)
博多より(藤井六輔)
写真有
劇壇時事(一記者)
一覧・写真有
新刊紹介(埋れた春―武器と人―玉箒と空華―円窓より―奈良と平泉―女優論―わだちのあと―うた沢小曲集)
歌舞伎 第百五十八号
口絵・説明有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
「忠臣蔵」二段目、三段目の型(森のほのほ)
「忠臣蔵」二段目、三段目の鳴物(杵屋勝四郎)
舞台監督といふ事(中村吉蔵)
黙阿弥著作解題(十五)(河竹新水)
「湊川皐月の一夜」について(長谷川時雨)
歌舞伎座盆興行(下町二人娘)
写真有
沙翁劇の翻訳(広政法天)
七月の帝国劇場(立花静子)
帝劇の感想(本間久雄)
帝劇の二番目(前田芳柳)
役者の告白(坂本猿冠者)
活動写真の「ドン・キホーテ」(吉山旭光)
国劇史論(伊原青々園)
劇談会(段四郎、梅幸、幸四郎、勘右衞門、成義、防風、成子、物平、あやせ翁
七月の劇場
帝劇の「シーザー」(青々園)
歌舞伎座(青々園)
写真有
帝国劇場(青々園)
写真有
有楽座の人形芝居(二の替)(青々園)
夜の宮戸座(春浦生)
明治座の義士劇(春浦生)
市村座の子供芝居(青々園)
新富座の男女合同(春浦生)
北海道より(八公生)
続旅役者の日記(十一)(東山不二麿)
「ホトトギス」の請待能(青々園)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(近世日本演劇史―独和対訳「幽霊」―新橋―源平の合戦)
附録有
歌舞伎 第百五十九号
口絵有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
「博多小女郎」を見て(山の手の女)
「博多小女郎浪枕」の歌(佐々木信綱)
「博多小女郎」の脚色(竹柴晋吉)
操の「太十」の型(森ほのほ)
附、人形の「壷阪」
聖モウリス・メエテルリンク(松本苦味)
黙阿弥著作解題(十六)(河竹新水)
「妙々車」を見た思出(春浦生)
「モンナ、ヴンナ」と「エレクトラ」(小野秀雄)
その後の公衆劇団(松居松葉)
「芸術座」の舞台意匠について(川村花菱)
内部に就て(秋田雨雀)
芸術座の「モンナ、ヴンナ」(島村抱月)
八月の女優劇(下町二人娘)
帝国劇場の七月(青々園)
写真有
浪花座の「新鬘下地」(河瀬喜代美)
逝ける女優九女八
本読み(竹柴其水)
天下一品の八重桐(春風生)
「道成寺」と「弁天小僧」(青々園)
九女八の名の由来(瀬川如皐)
女役者の心得(清潭生)
最初の失錯(倒扇子)
故市川九女八(春浦生)
劇談会
鉛毒(中村歌右衞門)
盲景清(中村歌六)
壮士芝居の立廻り(青柳拾三郎)
役者の告白(坂本猿冠者)
八月の劇場
真砂座「女相場師」(春浦生)
有楽座の瓢々会(春浦生)
三崎座の努力会(春浦生)
宮戸座の「肥後駒下駄」(春浦生)
静岡より(藤井六輔)
函館より(尾上紋三郎)
北海道より(八公生)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(日本音楽の話―煤煙第三巻―不平なく―鉄道沿線遊覧地案内)
附録有
歌舞伎 第百六十号
口絵有
戯曲「ギョッツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
続無線電話(歌舞伎座と田村成義)(室田武里)
英国の海浜より(坪内士行)
黙阿弥著作解題(十七)(河竹新水)
歌劇「マルタ」の上場(小林愛雄)
霧中語(山崎紫紅)
「唐人殺」の脚本(伊原青々園)
本郷座の「唐人殺」(青々園)
本郷座の九月狂言(芹影女)
写真有
春木町から帰りて(立花静子)
公衆劇団の日本劇(松居駿河町人)
「出発前半時間」と「チョコレエト兵隊」の上場に就て(伊庭孝)
芸術座の初興行(小野秀雄)
「ヴンナ」と「内部」(若月紫蘭)
小戯曲の技巧(広政政天)
活動写真化せる文芸品(旭光)
役者の告白(坂本猿冠者)
劇談会
唐人殺し(旭光)
砂燕の手紙(守屋物平)
酒落た五代目(遊夢)
九月の劇場
柳盛座から演伎座へ(春浦生)
蓬莱座の「怪談数島譚」(春浦生)
演伎座のトンボ会(青々園)
真砂座の後編「弘法大治郎」(春浦生)
三崎座の努力会(春浦生)
常磐座(青々園)
有楽座の「芸術座」(青々園)
宮戸座の珍型「忠臣蔵」(春浦生)
新富座の曾我廼家(春浦生)
有楽座の世界的活動写真を見て(春浦生)
各地の通信
雁治郎と多見之助(大阪…紅雀子)
仙台より(関欽哉)
汽車中で風雨(尾上紋三郎)
私の観た北海道(尾上紋三郎)
北海道より(札幌…八公生)
「ハルベ」に就きて(島村民蔵)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(影と影―大将の家―芋掘り―新古典測趣味―柳橋名妓鑑)