歌舞伎 第149号-第154号(大正元年11月~大正2年4月)
歌舞伎 第百四十九号
口絵有
戯曲「ギヨツツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
西洋の演劇雑誌の分記(鳥山草臣)
歌舞伎劇保存の議(伊原青々園)
日本の演劇(アーチヤー)
喜楽座の羽左衛門(時雨)
「真田幸村」の梗概(山崎紫紅作)
「真田幸村」の脚本(山崎紫紅)
本郷座の真田(幸堂得知)
「犠牲」の梗概(ストリントベルク原作、小山内薫訳)
八百蔵と左団次(青々園)
「安宅の関」の長唄と鳴物(杵屋勝四郎)
「島の女」内幕咄(紫紅)
有楽座の第一回女優劇を見て(人見東明)
有楽座の新女優(青々園)
土曜劇場の「街の子」(相馬御風)
俳優の書ける自叙伝(青々園)
黙阿弥著作解題(其九)(河竹新水)
喜劇「国境」について(田口掬汀)
無言劇に就て(広政法天)
大小劇場見物記(春浦生)
帝国劇場の「七卿落」
新富座の菊と吉
本郷座の「橘英男」
市村座の秋狂言
東京座の小団次父子
真砂座の「灯」
寿座のトンボ会
蓬莱座の若手芝居
有楽座のハートマン一座
新富座の曾我廼家
演伎座の「武士と侠客」(柳波子)
宮戸座の昼
劇談会(春浦、菊奴、虎外)
故嵐芳三郎丈(春浦)
故花柳勝次郎翁(すの字)
活動写真化ゼろタツソーの詩(旭光)
北国通信(井口菊奴)
十月の脚本(川村花菱)
「林檎園」を読む(川村花菱)
次の団十郎と左羽菊(猿冠者)
続旅役者の日記(東山不二麿)
乃木将軍の芝居(山野芋作)
横浜の羽左衛門を見る(長谷川秋波)
浪花座の雁治郎(前田芳柳)
京都の十月(前島春斎)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(ルツソー懴悔録―さしむかい)
附録有
歌舞伎 第百五十号
口絵有
口絵有
戯曲「ギヨツツ(ギョオテ)(鴎外訳)
「新難波戦記」に就て(岡本綺堂)
「名工柿右衛門」に就て(榎本破笠)
歌舞伎座の「名工柿右衛門」(和田魚平)
改革されたる歌舞伎座(青々園)
劇評追加(青々園)
十三年前の「菊畑」(猿冠者)
黙阿弥著作解題(其十)(河竹新水)
「勇将」の梗概(落合浪雄)
菊五郎と三津五郎(青々園)
野天劇場の意義(広政法天)
英国の劇作者(長谷川天渓)
俳優の書ける自叙伝(完)(青々園)
「昔形松白藤」の年表
帝国劇場の十月(青々園)
旧劇の保存に就いて(巌谷小波)
第三回舞踊研究会(いも)
いも様の御評を拝見して(時雨)
巴里の芝居(与謝野晶子)
「ヘツダ」を見る(広政法天)
演劇と画界(鵬心生)
ゲーチイ座の「サロメ」(佐々木信綱)
「サロメ」を見てから(中谷徳太郎)
横浜にて見たるサロメと東京にて見たるサロメ(芹影女)
ウイルキー一座の沙翁劇(仲木貞一)
今と昔の見物(田村成義)
「キヤンデータ」を見て(市川又彦)
オフエリアの死(小野昌)
演劇博物館(河野桐谷)
土曜劇場の「夜」
土曜劇場の「夜」(守屋物平)
本郷座の「荒尾譲介」(孔雀船)
荒尾譲介に就いて(高田実)
高田の荒尾譲介(青々園)
「妙海尼」と「逆櫓」(青々園)
文芸協会の「二十世紀」(松居松葉)
鉄笛君と春曙君
明治座の「願の石」に就いて(松居松葉)
伊井の明治座(青々園)
途中より(巽の女)
真砂座の「浪路駒」(春浦生)
演伎座の「紀文」
蓬莱座の「夜嵐」
三崎座の「潮」
宮戸座の顔見世
柳盛座の「金貨」
蓬莱座の「敵討御堂前」
早稲田座の「湖畔の家」(宮戸常磐との比較)
新富座の「境遇」
深川座の「唖の手柄」
東京座の「忠臣蔵」(柳波子)
当世芝居協議(竹鴬生)
十一月の戯曲(花びし生)
劇談会(万延、炎生、すの子、半紫痴)
故市川紅車丈(すの字)
活動写真化せる「巴里の秘密」(旭光)
独逸より(ベルツ博士夫人)
十一月の京都(宮島春斎)
札幌より(野本生)
余が日記(青々園)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(女優かゞみ―踊の秘訣―初恋―半玉物語)
焉馬魯魚(森ほのほ)
附録有
歌舞伎 第百五十一号
口絵有
口絵有
戯曲「ギヨツツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
劇場美術展覧会に就て(小山内薫)
戯曲新論(林鴎南)
大正元年の追懐
伊左衞門とマグダ(中村吉蔵)
須磨子と八百蔵(相馬御風)
弁慶ひとり(本間久雄)
四人也(仲木貞一)
好きな役者(人見東明)
「浮名巽」と「柿右衞門」(中谷徳太郎)
平々坦々(岡本綺堂)
私の見た背景の印象(津田青楓)
鼠の尾(東喜坊)
破壊するのみ(伊原青々園)
現在俳優の位附(幸堂得知)
俳優の位附について(時雨女)
未来の芝居(高安月郊)
黙阿弥著作解題(其十一)(河竹新水)
「二十世紀」を見たあとで(山の手の女)
土曜劇場のかへりみち(下町の二人娘)
英国の茶劇(竹の屋主人)
翻訳劇中の外国語(藤沢古雪)
独逸の公立劇場(広政法天)
衣裳蔵(関根黙庵)
武具短歌(鈴木春浦)
帝劇悪口評判記(瀬戸閻太郎)
「逆櫓」を見て(本間久雄)
曾我廼家五郎(森暁知)
アカネ演劇社と“Profligate”(仲木貞一)
暮に見た芝居(春浦生)
宮戸座の「忠臣蔵」
水野と佐藤
真砂座の二十段返し
三崎座の「男一疋」
天満座の初舞台
曾我廼家
翁屋の新喜劇
丑歳の俳優(井口菊麿)
旧劇保存と型の研究(田所半紫痴)
故橘家円喬(すの字)
大正元年の京の顔見世(大槻孤舟)
横浜の劇壇(山崎紫紅)
帝国劇場の関の戸(芹影女)
師走の帝劇(春浦生)
市村座の鞍馬会(芋川)
牛の芝居(山野芋作)
劇壇時事(一記者)
東北より(井口菊麿)
活動写真化の「ホーマー」(旭光)
一覧有
劇談会(芋山、十牛)
羽左の少年の時(芋山)
又五郎の幼時(十牛)
新刊紹介(自由劇場―二十世紀―夜―面影―伊豆の頼朝)
索引有
歌舞伎 第百五十二号
口絵有
戯曲「ギヨツツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
寒かつた初春の東京座(山の手女)
「十二夜」の舞台面に添えて(坪内士行)
博多に於ける自由劇場(竹柴秀一)
日本音楽の味ひ(大塚梧桐)
旧劇保存の議に就いて(岡本綺堂)
戯曲新論(続)(林鴎南)
「武田信玄」の作意(岡本綺堂)
八百蔵と左団次(青々園)
屑屋の書いた小説(伊原青々園)
伊井の「正直屑屋」(青々園)
有楽座の女優劇(青々園)
市村座の春狂言(春浦生)
一月の脚本界(花びし生)
活動写真化せるカルデロンの作(旭光)
劇作偶感(佐藤惣之助)
吉右衞門と菊五郎(青々園)
初役の政岡(中村吉右衞門)
「め組の喧嘩」の鳴物(杵屋勝四郎)
アルト・ハイデルベルヒについて(松居松葉)
「アルト・ハイデルベルグ」に就いて(小野秀雄)
「生玉心中」に就て(井出蕉雨)
「御牛」と「生玉心中」(関根黙庵)
「御牛」は(うし子)
「生玉心中」の鳴物(杵屋勝四郎)
おさがと嘉平次(巽の女)
改良された歌舞伎座(青々園)
俳優位附改正の前披露)(幸堂得知)
春の帝国劇場(青々園)
帝国劇場を見て(防風子)
宮戸座の昼夜(春浦生)
蓮来座の関三(寿山生)
演伎座の市蔵と九蔵(柳波子)
真砂座の水野と山長(春浦生)
三崎座の「正直屑屋」(すの字)
柳盛座の「祐天吉松」(春浦生)
続旅役者の日記(六)(東山不二麿)
小笠原騒動の脚本(長谷川仄々)
新春の横浜興行界(山野芋作)
京の睦月(大槻孤舟)
岡山より(やの字)
劇壇時事(一記者)
一覧有
各地の春芝居(すの字)
歌舞伎 第百五十三号
口絵有
戯曲「ギヨツツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
ロシアの芝居(小山内薫)
「あきらめ」に就て(佐藤紅緑)
帝劇の二月(芹影女)
女優劇を見て来て(下町二人娘)
帝国劇場を観る(春浦生)
帝劇と土曜劇場(本間久雄)
巴里の劇壇(与謝野寛)
長唄の研究(一)(大塚梧桐)
満洲の劇場
黙阿弥著作解題(其十二)(河竹繁俊)
劇術新論(林鴎南)
仁左衞門と語る(青々園)
二月狂言褒むべき者(幸堂得知)
文芸協会の「思ひ出」(青々園)
新富座の二月狂言(ほのほ生)
一年ぶりの雁治郎(青々園)
椀久雑話(前田芳柳)
「椀久末松山」の鳴物(杵屋勝四郎
花形福助(瀬戸閻太郎)
雁治郎「源蔵」の型(森ほのほ)
東西の音楽(田中正平)
フアウスト上場に就ての困難(伊庭孝)
「夜の森」について(松居松葉)
無名の劇団(松居松葉)
本郷座の楽天会を見る(春浦生)
東京座の「三日太平記」(柳波子)
宮戸座の訥子(春浦生)
宮戸と真砂の「吹雪」(琴風)
蓬莱座の文覚と直侍(春浦生)
演伎座の「毛谷村」(柳波子)
トンボ会の「侠艶録」(すの字)
明治座の小団次父子(春浦生)
三崎座の二月狂言(防風子)
脚本の版権訴訟(長谷川ほのぼの)
「テムベスト」と「ジーグフリード」(旭光)
横浜の二月芝居(山野芋作)
浪花座見物(喜代美生)
京都のきさらぎ興行(大槻孤舟)
盛岡より(佐藤庄助)
弘前より(雪子)
劇談会(虎外、物平、芋作)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(妙伝集―懐中俳優便覧―絵の具箱―近代詞華集―紅肇草紙)
附録有
歌舞伎 第百五十四号
口絵有
戯曲「ギヨツツ」(ギヨオテ)(鴎外訳)
演劇と劇場(島村抱月)
翻訳劇の選定(桝本清)
新派の大合同(青々園)
黙阿弥著作解題(其十三)
(河竹繁俊)
劇術新論(続)(林鴎南)
「桂川連理柵」年表(山口豊山)
「二人道成寺」年表(山口豊山)
帝劇を見て(浜ちどり)
全快せる梅幸(青々園)
「戻橋」の大薩摩に就いて(杵屋六左衞門)
東西女優の研究(松居松葉)
多見之助の乗込(前田芳柳)
「一つ家」の型(鈴木春浦)
吉右衞門と菊五郎(青々園)
長唄の研究(二)(大塚梧桐)
「秋色桜」について(岡村柿紅)
「室町御所」について(岡本綺堂)
「恋の火起請」脚色話(井出蕉雨)
本郷座の初日(ほのほ生)
多見之助と左団次(青々園)
癇癪玉(佐藤紅緑)
関三の浮世又平(幸堂)
宮戸座の書と夜(防風子)
真砂座「呑竜上人」と「女」(春浦生)
三崎座の「吹雪」(すの字)
黒猫演芸会を見る(虎外生)
吉右衞門の佐倉宗五郎(竹の屋)
帝劇外人劇の「軍艦ピナフオーア」を見て(とみ子)
演伎座のアイヌ芝居(雪子)
歌舞伎座の新派大合同劇「焼野」を見る(芹影)
東京座の三月(春浦生)
明治座の「弘法大師」(防風子)
楽天会の二の替を見る(春浦生)
新富座の曾我廼家兄弟(みはる)
尾上多見之助と語る(田所半紫痴)
続旅役者の日記(七)(東山不二麿)
「水のおもて」を読んで(川村花菱)
フイルム化せる「巌窟王」(旭光)
再び「無名の劇団」に就て(松居松葉)
大阪より(河瀬喜代美)
弥生の京都(大槻孤舟)
逝ける磐瀬浅々翁(前田芳柳)
松居駿河町人より
劇談会(大野屋冬次、同人の妻)
劇壇時事(一記事)
一覧有
雁治郎「源蔵」の型補遣(ほのほ)
新刊紹介(明治天皇聖徳録―離婚せし四十女の思切た告白―小波身上噺―新訳梅ごよみ―新梅暦叢書―俳優生活