歌舞伎 第137号-142号(明治44年11月~明治45年4月)
歌舞伎 第百三十七号
口絵有
戯曲「手袋」(鴎外口訳)
新無線電話(故団蔵の事)(室田武里)
私演場と「人形の家」(川村花菱)
第一回文芸協会試演(芹影女)
ノラの性格(高安月郊)
ノラの解釈に就いて(島村抱月)
文芸協会の舞台開(青々園)
「関白秀次」に就いて(井手蕉雨)
市村座芸談
「関白秀次」の内容(尾上菊五郎)
「花見座頭」に就いて(阪東三津五郎)
「腕の喜三郎」と「笹本家」(中村吉右衛門)
市村座所見(林和生)
市村座の十月(青々園)
明治座訪問記
「四千両」と「男重の井」(片岡仁左衛門)
おさよと綾衣(沢村源之助)
「箕輪心中」の第三幕(林和生)
明治座の十月(青々園)
「姉と妹」の作意と効果(佐藤紅緑)
「結婚反対倶楽部」余談(松居松葉)
拙作「鎌倉武士」(右田寅彦)
帝国劇場の女優劇(青々園)
笹つ葉物語(雀百囀)
有楽座の人形芝居(虚子)
十月の脚本(花菱生)
短篇小説の材料と一幕物(川村花菱)
演伎座の高時(守屋物平)
「道成寺」の話(関根黙庵)
五代目歌右衛門の懐旧談(伊阪梅雪)
脚本「夜行軍」(紫魂)
劇談会(青々園、菊奴、酔月、千枝子)
横浜興行界不振(山野芋作)
神戸大黒座の延二郎一座(竹亭瓦片)
仙台より(関欽哉)
北海道より(百坊)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(山守…父の罪…我子の家…草画舞台姿)
歌舞伎 第百三十八号
口絵有
戯曲「手袋」(鴎外口訳)
新無線電話(市川団蔵・川上音次郎)(室田武里)
歌舞伎座芸談
私の役々(片岡仁左衛門)
襲名披露の「道成寺」(中村歌右衛門)
羽左衛門が「盛綱」の型(森ほのほ)
「堀川」を見て(坊風子)
歌舞伎座の二日目(芹影)
歌舞伎座(しぐれ)
新舞台の歌舞伎座(青々園)
五代目歌右衛門の懐旧談(下)(伊阪梅雪)
幸四郎襲名と其の出し物(松本幸四郎)
「金毛孤」につきて(坪内逍遥)
「野火」作談(江見水蔭)
補作「碁盤忠信」(右田寅彦)
帝国劇場の十一月(青々園)
帝国劇場を観て(長谷川時雨)
「邯戦城」物語(松居松葉)
「邯戦城」について(藤沢浅二郎)
本郷座の「筐」(芹影)
本郷座の高田河合(青々園)
「寂しき人々」の舞台稽古(米太郎)
「寂しき人々」の演出法(林和生)
第五回自由劇場の「寂しき人々」(芹影)
自由劇場の「寂しき人々」(青々園)
曾我廼家の二の替り(梨花庵)
帝国館の五九郎(田舎漢)
大阪浪花座の「真田幸村」(山崎紫紅)
三都舞踊大会と温習会(青々園)
南京街の芝居(山野芋作)
劇談会(春浦、一拳、旭光、酔月、猿女、梅二、彦松、青鳩、行々)
下たらない横浜の芝居(山野芋作)
浪花座の雁治郎劇(竹亭瓦片)
京都に於ける「婦系図」(大槻孤舟)
仙台より(関欽哉)
北海道より(百坊)
故川上音次郎の事(青々園)
成功者としての川上君(田村成義)
川上の「おつぺけぺー」(すの字)
金泉丑太郎日記…(三)(伊原青々園)
十一月の脚本(川村花菱)
岡山の吉備舞(菊の人)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(タンホイゼル…女と赤い鳥)
歌舞伎 第百三十九号
説明・口絵有
戯曲「僧院」(フエルハアレン作)(鴎外訳)
年始状(中村歌右衛門様―市川八百蔵様―市村羽左衛門様―片岡仁左衛門様―市川段四郎様―尾上菊五郎様―中
市村座芸談
光秀と瀬尾(中村吉右衛門)
春永と実盛(尾上菊五郎)
明治座芸談
弁天小僧について(沢村源之助)
(国性爺後日」と遠山桜」(市川左団次)
市村座と明治座(しぐれ女)
暮の市村座(青々園)
明治座の千秋楽(遊夢山人)
脚本「手袋」(ビヨルンソン作)(鴎外訳)
四十四年の芝居(正宗白鳥)
旧派新派の将来(山崎紫紅)
永久的人情(高安月郊)
劇壇雑感(島村抱月)
試みとしての日本オペラ(坪内逍遥)
踊(森田草平)
「人形の家」の後幕(饗庭篁村)
シヤイロツク(島村抱月)
公演余談(い、き生)
第二回文芸協会劇(青々園)
松本幸四郎丈と語る(鈴木春浦)
六十一年前の歌舞伎(幸堂得知)
歌右衛門について(角田八枝女)
思で多き川上君(関根黙庵)
金泉丑太郎日記(四)(伊原青々園)
劇五篇と舞台(花菱生)
評判の女優(森暁紅)
出鱈目尽誌(閻太郎)
芝居未来記(一記者)
十二月の脚本(花菱生)
エレン・テリーのポーシャ(森ほのほ)
北海道より(百坊)
劇談会(物平、長耳坊、千枝子、ねずみ、鹿の子、初子、酔月、守屋、元楼、歌六、防風)
劇壇時事(青々園)
一覧・索引有
歌舞伎 第百四十号
口絵有
戯曲「僧院」(フエルハアレン作)(鴎外訳)
新富座評
伊原青々園―芹影女―時雨女
新年の脚本界(川村花菱)
しばゐ塵塚(閻太郎)
歌舞伎座の初日(芹影)
「野晒悟助」を見て(竹の屋)
「竹取物語」に就て(長谷川時雨)
赫耶姫について(中村歌右衛門)
「竹取物語」の芸評(芹影)
「品川の台場」に就て(岡本綺堂)
「品川の台場」と「不動」(篁村)
明治座の初日(芹影)
大阪南地の忘年芝居(高橋愛川)
新年の小劇場
演伎座の若手連(幸堂)
蓮来座の若手(寿山生)
日本人の書いた脚本(小山内薫)
芸の工夫といふ事(島村抱月)
吉右衛門が「松王」の型(森ほのほ)
市村座の中幕(ほのほ生)
市村座の一番目と二番目(鈴木春浦)
巴里で「ミカド」を見て(渡辺千冬)
脚本「手袋」(ビヨルンソン作)(鴎外訳)
演芸同志会のイブセン劇(秋田雨雀)
「幽霊」を見て(高安月郊)
「幽霊」と「手袋」の所感(佐々木信綱)
私の役は未亡人(北村初子)
長唄と三重(武田露丈)
本郷座の初春興行(芹影)
本郷座を観て(林和生)
「黄金五枚」に就て(塚原渋柿園)
帝国劇場の一番目(青々園)
東京座の「其美人」(春浦生)
宮戸座の昼夜(防風子)
真砂座を見る(春浦生)
羽左衛門の芸(伽羅五城)
横浜の春芝居(いの字)
横浜座の「火の玉小僧」(芋作)
茂原町より(高木鯱城)
仙台より(関欽哉)
小樽より(よしを)
劇談会(芋作、菊奴、虎外、芳三郎、酔月、代地、緑水、黛水、王子、猿之助、浪の子、長耳坊、琴の字、我蔵
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(演劇新声―小説流水―巣鴨の女―伝説の江戸―伊井蓉峰脚本集―春の貢)
歌舞伎 第百四十一号
口絵有
戯曲「僧院」(フエルハアレン作)(鴎外訳)
「丹波与作」の鳴物(杵屋勝四郎)
二月の脚本界(川村花菱)
団蔵の思ひ出(山野芋作)
フランシスク・サルセイの演劇論(和田魚平)
東京座の「真書太閤記」(鈴木春浦)
倫敦より(坪内士行)
ラインハルトを論じてクレーグに及ぶ(坪内士行)
小さんと金五郎(青々園)
明治座の「大変大変大変」(柳川春葉)
歌舞伎座の二番目(幸堂得知)
演伎座の二月(青々園)
脚本の評価(本間久雄)
オペラに就て(相馬御風)
舞台に付く、付かぬといふ事、其他(楠山正雄)
脚作家の難点(中村春雨)
帝劇の「日の出」に就て(佐藤紅緑)
帝国劇場の女優(青々園)
政右衛門と伊左衛門(中村雁治郎)
富座の雁治郎(青々園)
脚本「手袋」(ビヨルンソン作)(鴎外訳)
黙阿弥著作解題(其一)(河竹繁俊)
「土曜劇場」について(川村花菱)
近来のお菓子(食満南北)
蓮来座の「女清玄と松上鶴」(寿山生)
真砂座を見る(防風子)
三崎座の男女合同劇(春浦生)
劇談会(智恵内、時雨、元楼、物平、梅子、長耳坊、いの字、虎外)
「奴の小万」と「酔菩提」(石井琴水)
二月の横浜(山野生)
仙台より(関欽哉)
奈良より(大槻孤舟)
劇壇時事(一記者)
一覧・附録有
歌舞伎 第百四十二号
口絵有
戯曲「恋愛三昧(リイベライ)」(シユニツツレル作)(鴎外訳)
帝国劇場の「熊野」について(杉谷代水)
歌舞伎座の若手芝居(青々園)
追善狂言の「加賀鳶」(尾上菊五郎)
市村座の弥生狂言(森ほのほ)
菊五郎と吉右衛門(青々園)
文芸活動写真協会(吉山旭光)
歌舞伎座評判記(桃園主人)
桜痴居士の追善芝居(青々園)
芝居の印象(明治、帝劇、歌舞伎)(長谷川時雨)
本郷座新幹部四人(閻太郎)
三月の脚本界(花びし生)
新富座の曾我廼家(春浦生)
弥生の蓮来座(寿山生)
宮戸座の昼夜(はるうら)
常磐座の「丸橋忠弥」(防風子)
夜の常磐座(防風子)
私の観た「熊野」(斎藤佳三)
黙阿弥著作解題(其二)(河竹繁俊)
「稽古扇」を見て(ほのほ生)
英国の検稿官(坪内士行)
故団蔵の「熊谷」(山野芋作)
フランシスク・サルセイの演劇論(完結)(和田魚平)
戯曲「僧院」(フエルハアレン作)(鴎外訳)
帝劇の「緋桜」に就て(塚原渋柿園)
帝国劇場の三月(青々園)
「熊谷陣屋」の比較(しぐれ)
明治座の「伊達政宗」を見る(鈴木春浦)
明治座三月狂言評(岡田八千代)
土曜劇場の第一回興行(川村花菱)
土曜劇場寸評(森ほのほ)
拙作「肥後守清正」(井手蕉雨)
三月の三崎座(すの字)
真砂座の女優と旧派(春浦生)
演伎座の山長(青々園)
東京座の三月(柳波子)
劇談会(守屋、芋作、虎外、春樹、物平、有楽、メンフラン、瀲〓、紅梅、元楼、東人)
衰へた横浜の興業界(山野生)
京の春(大槻孤舟)
浄瑠璃と文士劇(竹亭瓦片)
仙台より(関欽哉)
箱根越(尾上紋三郎)
写真有
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(聚楽物語―最近の小説家死の方へ)