歌舞伎 第114号-第118号(明治43年1月~4月)
歌舞伎 第百十四号
口絵有
戯曲人の一生(鴎外口訳)
市内郵便(テンコ・シヤンコ)
市川団蔵自伝(伊東雅朗)
英吉利に於ける「ボルクマン」の初演(小内薫)
自由劇場の印象(川村花菱)
頭の古い劇評家(小山内薫)
「ボルクマン」劇に対する諸家の意見
其一(高安月郊)
其二(長谷川天渓)
其三(吉田白甲)
其四(与謝野寛)
其五(小林愛雄)
其六(吉井勇)
其七(島村抱月)
其八(千葉掬香)
其九(伊原青々園)
老書記フオルダルの扮装(市川左升)
本郷座の「ボンドマン」(青々園)
宮戸座の「怨」(泥蛙暴郎)
三崎座の「伊藤公」(吉山旭光)
俳優養成所の試演(中尾鴬夢)
素劇の「寺子屋」(関根黙庵)
錦輝館の都踊(京の人)
如何にして俳優となるか(山下破鏡)
サルドウとカデー(松居松葉)
明治四十二年の追憶
萎靡不振(坪内逍遥)
感涙を催した芝居(幸堂得知)
多少快心の事(正宗白鳥)
新脚本(長谷川天渓)
読んだ脚本(佐々木信綱)
好き脚本の欠乏(山口秀高)
旧派の方が面白い(柳川春葉)
掉尾の事件(佐藤紅緑)
退歩せる劇界(東儀鉄笛)
自由劇場と「静」(土肥春曙)
劇と文学との疎通(高安月郊)
一番面白い芝居(山崎紫紅)
紀念とすべき年(伽羅五城)
脚本本位(饗庭篁村)
僕の立場からは(関根黙庵)
好き教訓(中内蝶二)
慰安を主とする劇(伊井蓉峰)
私の感じた事(市川高麗蔵)
外国劇(川上音二郎)
自分の演じた物(尾上梅幸)
俳優養成所の試演(藤沢浅二郎)
「重帷子」(中村芝翫)
鴎外先生の「静」(河合武雄)
大胆な試み(市川左団次)
面白い劇、嫌な劇(喜多村緑郎)
一世一代の仕丁(市村羽左衞門)
仁左衞門と雁治郎(村田正雄)
子役の「車引」(市川八百蔵)
旧作ばかり(秋月桂太郎)
推称する作物(小織桂一郎)
印象が残らぬ(伊原青々園)
俳優と人生(鼓響谷)
大道具の話(一)(伊坂梅雪)
東西の囃子方(大木緑二)
文士俳優身上咄(鳥居清忠)
鳥居清忠君肖像
劇談会(仁左衛門、松呂、雨六、小半次、菫坡、採菊、石背、半紫痴、春浦、清潭、鈍通郎)
野生の推退(片岡仁左衛門)
横浜から(山野芋作)
京都だより(宮島春斎)
劇壇時事
一覧有
新刊紹介
附録・索引有
歌舞伎 第百十五号
口絵有
戯曲「人の一生」(鴎外口訳)
自意識の過ぎた芸術(坪内逍遥)
市川団蔵自伝(続)(伊東雅朗)
写真有
新作「偽りの神」(衞藤東田)
大道具の話(二)(伊坂梅雪)
新無線電話(室田武里)
歌舞伎座芸談
豊臣天秀尼について(中村芝翫)
私の実盛(市村羽左衞門)
鰻谷について(片岡仁左衞門)
異例の「曾我」(伊坂梅雪)
歌舞伎座の初日(芹影女)
「天秀尼」の衣裳道具(久保田米斎)
明治座印象(内山夕虹)
舞台裏から看た「三人吉三」(森ほのほ)
三崎座の「西遊記」(吉山旭光)
歌劇「誓の星」拝見(小林愛雄)
活動写真の沙翁劇(吉山旭光)
「芽出柳」興行年表(泥蛙暴郎)
市村座訪問記
姉輪平次(尾上菊五郎)
熊谷直実(中村吉右衞門)
小萩実は敦盛(坂東三津五郎)
「オセロ」に就いて(川上音二郎)
新派コメデーの旗揚(深沢恒造)
喜劇の要領(井手蕉雨)
観劇日録(東京座―新富座―市村座―蓬莱座―真砂座―演伎座―本郷座―明治座)(伊原青々園)
京都だより(宮島春斎)
神戸劇信(瓦片生)
北海道より(如峰生)
米国の日本劇(尾上喜楽)
新曲鷺と鴉(藤沢紫水)
戌年の俳優鑑(井口菊奴)
正月の脚本界(鼓響谷)
私の見た芝居(芹影女)
劇壇会(竹二、石背、ほのほ、半紫痴、泥蛙暴郎、虎外、雅朗、学海、芳幾、春浦)
故依田学網翁の事(青々園)
今年の予言(坂田庄太)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介
附録有
歌舞伎 第百十六号
口絵有
戯曲「人の一生」(鴎外口訳)
近松の芸術及人生(島村抱月)
お妻八郎兵衞(幸堂得知)
気分本位の脚本(楠山正雄)
劇と実行(川村花菱)
団十郎と吉右衞門(右田寅彦)
大道具の話(三)(伊坂梅雪)
背景不必要論
団蔵が「忠臣蔵」の役々(井出五州)
仁左衞門論(関根黙庵)
腹芸と頭芸(伊井蓉峰)
歌舞伎劇の生命(上田敏)
有楽座の「己が罪」(青々園)
水野一流の「赤垣源蔵」(鈴木春浦)
演伎座の二月(前田芳柳)
宮戸座の「女四人」(春浦生)
紙治の「おさん」(坂東秀調)
芳三郎の「紙治」(鈴木春浦)
蓬莱座の「永の花」(防風子)
横浜から(山野芋作)
雁治郎、福助、梅玉の「廿四孝」(菊二生)
神戸の両座(高木生)
私の立場から見た京都の劇壇(小織桂一郎)
二月の京都(宮島春斎)
米国劇信(坪内士行)
活動写真と演劇史(伊原青々園)
芸者の見たる今の芝居(一記者)
(一)新橋のお甲―(二)芳町の乙吉
在米中の観劇雑感(中村春雨)
劇談会(青々園、芳柳、菊奴、竹二、石背、春浦、虎外、翠浪、小葩、採菊、緑水、芋作、半紫痴)
新役者論語(大木緑二)
梅忠とお俊伝兵衞の墓(杉山竹丈)
奇術の意匠権(松旭斎天一)
大阪より(紅雀子)
新無線電話(室田武里)
劇壇時事(一記者)
一覧有
新刊紹介(文芸百科全書―十二夜―操―煤烟)
附録有
歌舞伎 第百十七号
口絵有
戯曲「人の一生」(鴎外口訳)
所謂無駄話(山崎紫紅)
劇場に蓄音機の流行(無名子)
「松平外記」と「合邦辻」(伊原青々園)
「千代田刃傷」興行年表(泥蛙暴郎・虎外子)
東京座芸談
外記と合邦(片岡仁左衛門)
初役の玉手御前(中村芝翫)
蘭平と安西と入平(市川猿之助)
東京座脚本評(中村春雨)
東京座を観る(青々園)
デニスの表象的舞踊(赤とんぼ)
「天下茶屋」の狂言(幸堂得知)
最初の「天下茶屋」(伊原青々園)
私の役々(市川高麗蔵)
安達元右衛門について(市川左団次)
明治座脚本評(中村春雨)
高麗蔵と左団次(青々園)
独逸の自由劇場(小山内薫)
狂言の「花子」(岡田紫男)
私の忠兵衛(中村吉右衛門)
権太と大名(尾上菊五郎)
通人と俳優との対話(胡蝶山人)
市村座の半日(時雨女)
菊五郎の「身替座禅」(青々園)
市村座と蓬莱座の比較評(伊坂梅雪)
「寄生木」の脚色について(柳川春葉)
「寄生木」の主人公(伊井蓉峰)
芦花先生訪問の記(喜多村緑郎)
本郷座評(伊原青々園)
女優学校の試演(久保田世音)
有楽座の名人会(青々園)
活動写真の「復活」(吉山旭光)
大阪より(紅雀子)
京の三月(宮島春斎)
神戸より(竹亭瓦片)
自由劇場第二回試演の出し物(小山内薫)
新脚本「生田川」について(鴎外)
大道具の話(四)(伊坂梅雪)
独逸劇壇の近況(伽羅男)
劇談会(翠浪、菊奴、石背、藤千庵、雅朗、虎外、芋作、常陸山、綾瀬太夫、青々園、春浦)
劇壇時事(一記者)
一覧・附録有
歌舞伎 第百十八号
目次なし