歌舞伎 第85号-第91号(明治40年5月~11月)
歌舞伎 第八十五号
写真有
芝翫の阿福之方、八百蔵の稲葉佐渡守、右之助の岩永姫
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
脚本「シラノ・ド・ベルヂユラツク」の粗筋
歌舞伎座の喜劇「大成功」(芹影)
六段目勘平の型(一六)(清潭生編・尾上芙雀・坂東三津五郎校)
私が見た紐育の芝居と寄席(田村寿二郎)
忠臣蔵七段目の型(四七)(千尋舎編)
歌劇大会見物(田舎書生述)
京鹿子娘道成寺の型(其三)(真如女史)
西洋娘気質(序幕の二)(芹影脚色)
新富座の堀川波の鼓(山だし)
印度劇信(於印度 山下破鏡)
高麗蔵猿之助の弁慶比較評(下町の隠居)
高麗蔵羽左衞門の勧進帳(水口薇陽)
新富座の伊井河合四月狂言(芹影)
文屋康秀の型(其三)(真如女史)
四月の劇壇(三木竹二)
東京座、真砂座、歌舞伎座、明治座
猿之助高麗蔵勧進帳比較評(蘇命路人)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第八十六号
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
脚本「シラノ・ド・ベルヂユラツク」粗筋の続
劇文概観其一、新脚本に対する注文(坪内逍遥)
「矢間喜内住家」の型(三木竹二)
劇文概観其二、操人形の話(結城孫三郎)
女優ヱレオノラ・ドウゼの言葉(瓦街生)
劇文概観其三、能楽を大切にすべし(宝生九郎)
芝居覚え帳(清潭生)
劇文概観其四、「ミカド」オペラの事(星月夜)
西洋娘気質(二幕目)(芹影脚色)
劇文概観其五、序開の鳴物(六郷新三郎)
「文屋康秀」の型(其四)(真如女史)
演劇雪月花二百姿(其一)(劇痴生)
大阪朝日座短評(紫葉珍人)
劇文概観其五、礼法より見たる劇「春日局」(石井泰次郎)
桑港の劇況(佐藤迷羊)
劇文概観其六、歌曲としての説経(藤岡東圃)
坂東鶴之助熊谷の略型(匏村)
劇文概観其七、鉢かつぎ姫、俄仙人(坪内逍遥)
喜劇「ゼ・アドミラブル・クライトン」を観る(田舎書生述)
劇文概観其八、意志(佐野天声)
南座の五月芝居(山田桂華)
雁治郎福助が「寺子屋」の略型(山田桂華)
劇文概観其九、修羅地獄(神箭子)
「乳姉妹」の高浜勇に就て(伊井蓉峰)
新富座「乳姉妹」の所感(菊池幽芳)
劇文概観其十、豊公醍醐花見宴(山田桂華)
洋劇研究会に就て(沢村宗之助)
東京座洋劇見物(田舎書生述)
「京鹿子娘道成寺」の型(其四)(真如女史)
松風村雨の演劇に就て(幸堂得知)
悲劇愛(三幕目の上)(山下破鏡)
五月の劇壇(三木竹二)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第八十七号
写真有
羽左衞門高麗蔵の曾我兄弟、芝翫の八重垣姫及
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
脚本「シラノ・ド・ベルヂユラツク」の粗筋
劇文概観其一、見せやう聞かせやうは大禁物(桜間伴馬)
本郷座の松風村雨(芹影)
劇文概観其二、吉田寅次郎(高安月郊)
洋劇の研究(荒川重秀)
劇文概観其三、歌沢節の今昔(山田春塘)
「京鹿子娘道成寺」の型(其四)(真如女史)
劇文概観其四、団菊芝の踊(水口薇陽)
現時の旧劇(市川鬼丸)
劇文概観其五、京都の舞(伊坂梅雪)
「嫁をどし谷」の型(との字)
写真有
「嫁をどし谷」に就て(市川右団次)
劇文概観其六、歌舞伎物語(山崎紫紅)
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
劇文概観其七、芸人と教育(萩野由之)歴史的知識の価値(新渡戸稲造)東西梨園の比較(岡倉由三郎)新時代
吉田寅次郎に付て(高安月郊)
六月の劇壇(三木竹二)
明治座、東京座、歌舞伎座、市村座
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
附録有
歌舞伎 第八十八号
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
(エドモン・ロスタンが事)
(脚本「サロメ」の略筋)
劇文概観其一、本邦上古風俗の一斑(小杉榲邨)蒙
古の楽器(鳥居竜蔵)花道に就て(伊原青々園)
中村座寿狂言「猿若」の型(匏村・春浦編・明石校)
写真有
猿若の狂言に就て(中村明石)
猿若の人形番附及掛物(防風子)
劇文概観其二、脚本不死之誓(佐野天声)
演劇美術問答(小山内薫)
劇文概観其三、能楽の要は鍛錬にあり、技芸の価値、技芸の進歩は鍛錬にあり(宝生九郎)観世清廉の話(との
本郷座の「風流線」(芹影)
劇文概観其四、史劇知己(笹川臨風)脚本歌舞伎物語(山崎紫紅)
「京鹿子娘道成寺」の型(其六)(真如女史)
劇文概観其五、理想的俳優を養成せんとせば必ず先づ良き新脚本を得ざるべからず(坪内逍遥)背景画初舞台(
サラ・ベルナアルの「トスカ」観劇談(太郎冠者)
新富座の「トスカ」翻訳劇(横浜山手 罵倒翁)
新富座の盆芝居(芹影)
劇文概観其六、敵艦砕筑紫神風(三味道人)史劇片われ月(斎藤紫軒)
義太夫の三味線弾(豊沢竹三郎)
堀江一座「忠臣蔵」の略型(其一)(三木竹二)
劇文概観其七、「阿新丸」の故実
七月の劇壇(三木竹二)
新富座、同座の毎日社劇、明治座、新富座、(再出)東京座、市村座、本郷座、宮戸座
附録有
歌舞伎 第八十九号
写真有
舞台監督の実際(小山内薫)
(エヂス・クレイグ嬢の話)
劇文概観其一、謡の進歩は偏狭のものならず(宝生九郎)豊沢団平の芸談(柿山伏)
堀江一座「忠臣蔵」の略型(其二)(三木竹二)
劇文概観其二、脚本「その夜の石田」(山崎紫紅)浮舟の巻(水橋しぐれ)
真砂座の「ハムレット」(山岸荷葉)
演劇雪月花二百姿(其二)(劇痴生)
旧演劇と美術との関係(岩村透)
劇文概観其三、宇治一中節(清潭生)
開き封
歌舞伎座幹部技芸委員へ(只野おぢさん)
伊井河合両丈へ(元大工町奴)
堀越氏へ(升田屋かう)
劇文概観其四、おぼろ染(藤沢古雪)歌舞伎物語(山崎紫紅)
「京鹿子娘道成寺」の型(其六)(真如女史)
正誤一通(長島柳湖)
宮戸座の「四谷怪談」(芹影)
劇文概観其五、喜劇新式青表紙(山田芝園)史劇忠盛(原田東洲)
故中村仲蔵弥陀六の型(清潭生)
写真有
第二十九回落語研究会(ひの字)
東京座「忠臣蔵」の略型及評(清潭生)
劇文概観其六、市川荒次郎の略歴
八月の劇壇(三木竹二)
明治座、真砂座、宮戸座、東京座、市村座、本郷座
口画の説明(編者)
悲劇愛(三幕目つゞき)(山下破鏡)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
附録有
歌舞伎 第九十号
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史談)
(脚本「マイン・フユルスト」の訳)
劇文概観其一、脚本保護と著作権法(伊原青々園)
堀江一座「忠臣蔵」の略型(其三)(三木竹二)
劇文概観其二、市川九女八芸談
市川左団次と語る(瓦街生)
劇文概観其三、脚本星月夜(三眛道人)
大阪俄について
劇文概観其四、背景の変遷(吉田巳作)
英国名優のハムレット役(小林愛雄)
劇文概観其五、石川五右衞門の話説(吉岡郷甫)
「京鹿子娘道成寺」の型(其八)(真如女史)
劇文概観其六、大阪の舞踊(谷人堂)
ワグ子ル作「マイステルジンゲル・フホン・ニユルンベルグ」の梗概(内山不鳴)
劇文概観其七、歌舞伎物語(山崎紫紅)
明治座の「かげひなた」(山下破鏡)
明治座の九月狂言(芹影)
福島清に与ふ(T生)
長兵衞の墓について(麓亭万十)
長崎劇信(海辺黒人)
「大農」の登場に就て(佐野天声)
本郷座の「大農」(芹影)
劇文概観其八、日本で演ずるハムレット(坪内逍遥)
バントマンの一座を見て(山下破鏡)
劇文概観其九、日本に於ける「ロメオ・エンド・ジユリエツト」(伊原青々園)
団蔵赤垣の略型(林翠浪)
赤垣のぞき(千尋舎)
故児島文衞(鈴木春浦)
劇文概観其十、中村銀之助の履歴
九月の劇壇
牛込演芸場の文士劇、宮戸座の昼興行、同座の夜興行、新富座、明治座、真砂座、東京座、本郷座
口絵有
「鈴ケ森」の年表(松本観阿)
歌舞伎日記、一覧有
新刊紹介
附録有
歌舞伎 第九十一号
写真有
観潮楼一夕話(鴎外漁史)
脚本「短剣を持ちちる女」の訳上)
写真有
劇文概観其一、脚本をして先づ読物たらしめよ(島村抱月)
六条の御息所(佐々木信綱)
葵の上に就て(麓亭万十)
下賀茂の背景に就て(安藤仲太郎)
「葵の上」の道具と衣裳(村田丹陵)
劇文概観其二、第一人者(真山青果)
五代目尾上菊五郎「実盛物語」の型(清潭生編・尾上栄三郎校)
劇文概観其三、信玄最期(山崎紫紅)
四谷怪談の狂言(亀屋東西)
劇文概観其四、劇術学校の必要(松居松葉)
西洋傀儡劇略史稿(其一)(吉田白甲)
劇文概観其五、落窪(しぐれ女)
十津川戦記(岡本綺堂)
劇文概観其六、藤戸の初汐(梅岡金砂)
既往の「己が罪」劇(関根黙庵)
劇文概観其七「岸姫松」の型(中村芝雀)先代萩の型(中村伝五郎)「女護島」後寛の型(市川団蔵)中座「俊
新富座の「己が罪」(芹影)
劇文概観其八、ハムレツト劇に就て(平田元吉)
「はむれつと」上場の事(山岸荷葉)
劇文概観其九、実盛の型(杉贋阿弥)十津川戦記の扮装(久保田米斎)
第三十一回落語研究会(ひの字)
錦輝館の活動写真(ひの字)
劇文観概其十、娘形扮装の心得(児島文衞)嵐橘三郎の癖
歌舞伎座の葵の上(しぐれ女)
劇文概観其十一、俳優の寿命、山口定雄の履歴、実川正朝の履歴、中村家の系譜
十月の劇壇(三木竹二)
市村座、演伎座、宮戸座、真砂座、新富座、歌舞伎座、明治座
口絵有
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介