歌舞伎 第59号-第66号(明治38年3月~10月)
歌舞伎 第五十九号
写真有
三たび江戸城明渡に就て(京都 高安月郊)
朝日座の「マクベス」(大阪 ヘゲタレ)
マクベス夫人に就て(大阪 喜多村緑郎)
弁天座の紙治(大阪 関根黙庵)
私が見聞した紙治の型(大阪喜多村緑郎)
二月の道頓堀(在阪 浩々歌客)
角座の「春雨傘」(大阪 小田春宵)
京のしばい(京都 山田桂華)
忠臣蔵の型に就て
其十一、人形芝居の七段目(吉田国五郎)
羅甸劇(古今演劇講話二編の二)(山下破鏡)
米国劇信(其二十六)(破鏡生)
明治座の王冠(芹影女)
喜劇染直大名縞(四幕目の中、下)(モリエール作・草野柴二翻案)
葉書集
其一(第二軍 鴎外漁史)
其二(新発田 草野柴二)
其三(本郷 大久保雨枝生)
其四(南鞘町 三木竹二)
其五(角筈 三宅克己)
真砂座の「女夫波」(芹影女)
「エルナニ」(つづき)(なでしこ)
二月の劇壇(三木竹二)
宮戸座、歌舞伎座
報
橋尾老人の髪、大密西児の白廻
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第六十号
写真有
劇場の改良に就て(図入)(玉置照信)
無線電話(室田武里)
(市川団十郎幽冥談)
「エルナニ」(続)(なでしこ)
市川白猿の川柳点(千葉紫草)
「ミゼラブル」を劇とするに就て(高安月郊)
京阪観劇談(喜舞)
大阪自慢(関根黙庵)
瑞西義民伝に就て(巌谷小波)
三階の囲炉裏(市川団八)
私が見聞した紙治の型(続)(喜多村緑郎)
米国劇信(其二十)(破鏡生)
歌舞伎狂言大星系図(幸堂得知)
喜劇染直大名縞(五幕目)(モリエール作・草野柴二翻案)
東西音楽調和に就て(錦隣子)
東京座の三月狂言(真如女史)
不動坂の密語(挿画)(安田靭彦)
東京座の小説劇(岩野泡鳴)
タルマの優技論(其一)(武山成三抄訳)
旅順の背景に就て(久保田金仙)
真砂座の新生涯(芹影女)
梨園辞世百首(其三)(山口豊山稿)
三月の京都劇壇(山田桂華)
故権十郎蓄財談(中村勘五郎)
三月の劇壇(三木竹二)
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第六十一号
写真有
「牧の方」の作意のあらまし(坪内逍遥)
正史野乗に見えたる牧の方(坪内逍遥)
「牧の方」と「沓手鳥孤城落月」とに於ける衣裳道具(久保田米仙)
無線電信(室田武里)
(坂東玉三郎の幽冥談)
劇場の改良の就て(図入)(玉置照信)
舞室電灯、舞室装飾及諸幕
脚本天目山(岡本綺堂)
天目山の髪及衣裳(錦隣子)
奉天の一劇場(森鴎外)
私が見聞した紙治の型(続)(喜多村緑郎)
芝居の川柳(花岡百樹)
米国劇信(其二十一)(山下破鏡)
梨園辞世百首(其四)(山口豊山)
喜劇染直大名縞(六幕目)(モリエール作・草野柴二翻案)
京都だより(藤沢古雪)
「兜の星影」に就て(江見水蔭)
タルマの優技論(其二)(武山成三訳)
歌舞伎座の四月興行(真如女史)
歌舞伎座の中幕「露宮の夢」を見て歌舞伎劇の前途を想ふ(吉田白甲)
市川高麗蔵丈へ(久保田金仙)
歌舞伎座俳優の幕間話(との字)
歌舞伎座のそそり(清潭生)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第六十二号
写真有
若葉会拝見(竹の屋主人)
若葉会即興(竹の屋主人・東帰坊・松居松葉・大槻如電)
若葉会演劇評(市川高麗蔵)
喜劇染直大名縞(第七幕)(モリエール作・草野柴二翻案)
忠臣蔵の型に就て(吉田国五郎)
其十二、人形芝居の八段目
タルマの優技論(武山成三抄訳)
芝居の川柳(花岡百樹)
我々の「雅劇」に就いて(土肥春曙)
「妹山春山」の服装に就て(紀淑雄)
雅劇即興(巌谷小波・永井素岳)
米国劇信(其二十二、其二十三)(山下破鏡)
劇場の改良に就て(玉置照信)
舞台の幕類、観客席
天保時代の文士劇(四畳半人)
東京座の「牧の方」につきて(坪内逍遥)
東京座所感(空霓子)
東京座の楽屋話(との字)
中村芝翫の牧の方談、市川高麗蔵の義時談
東京座の鬘及衣裳(ほとゝぎす)
東京座の皐月狂言(真如女史)
京の五月興行(山田桂華)
偶感(喜多村緑郎)
五月の真砂座(芹影女)
無線電話(室田武里)
坂東玉三郎の幽冥談
歌舞伎座前の郵便函(駒井某)
「孤城落月」に就て我当の上京(久保田米僊)
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎第六十一号(ゆめみるひと)
文士演劇若葉会(松涛)
明治座の国性爺に就て(岡本橘仙)
口上(編者)
かぶき 第六十三号
写真有
「土蜘」の型(清潭生編・尾上梅幸校)
「盛綱」の型(清潭生編・市村羽左衞門校)
中村宗十郎の盛綱(錦隣子)
歌舞伎座合評(三木竹二・真如女史)
歌舞伎座の句(尾上菊松)
喜劇飛んだ医者(モリエール作・山下破鏡訳)
京都歌舞伎座の紙治評(十六夜会)
沓手鳥孤城落月合評(久保田金仙・早川衣水)
中座の真劇(高雲外)
名古屋の劇信(秋琴生)
中村芝翫熊谷の型(かはづ)
米国劇信(其三十一、其三十二)(山下破鏡)
ルド井ツヒ、バルネイ氏の記録(伊井蓉峰)
梅幸羽左衞門の若葉会評を聞きて(錦隣子)
真砂座の「金色夜叉」(芹影女)
真砂座の金色夜叉(紫葉珍人)
金色夜叉劇追善評(三木竹二)
俳句(久保田金仙・中村魁玉・片岡南水)
目黒巷談を新作するに就て(広津柳浪)
目黒巷談を見て(なでしこ)
本郷座の初日(芹影女)
歌吉心中に就て(喜多村緑郎)
国華座の六月興行(三木竹二)
無線電話(室田武里)
若葉会評と追善興行談
歌舞伎日記
一覧有
金色夜叉劇に就て(小栗風葉)鏡花君の金色夜叉評(嫩梅生)本郷座拝見(銀杏外史)
歌舞伎 第六十四号
写真有
私の見た仏蘭西の芝居(中村不折)
盛綱の型(下)(清潭生編・市村羽左衞門校)
歌舞伎第六十号を読みて表情の調和に及ぶ(在米 山下破鏡)
吃又合評(十六夜会)
喜劇飛んだ医者(其二)(モリエール作・山下破鏡訳)
十次郎の型(上)(喜多村緑郎)
タルマの優技論(其四)(武山成三訳)
素人芝居(浅々老人)
目黒巷談の就て(広津柳浪)
米国劇信(其三十三)(山下破鏡)
大矢数巻はし書(衣水生)
大矢数の巻(魁玉・金仙・衣水・米仙)
京都明治座の元緑踊(十六夜会)
惟然坊の服装に就て(久保田米僊)
表情と色彩と(紫桜)
能楽の記事を読みて(錦隣子)
藤井六輔身上話(清潭生)
国華座の「親心」(すの字)
脚色者の位置より見たる真砂座(田中霜柳)
真砂座盆興行(芹影女)
私の見たる五六月中の興行物(三木竹二)
新富座の「己が罪」、本郷座の「目黒巷談」、東京座の「碁風土記」等、市村座の「忠臣蔵」、明治座の「菅原
金色夜叉の脚本に就て(小栗風葉)
川柳手前観(赤面子)
俳優一口噺(故談洲楼燕枝)
脚本「太田道潅」に就て(久保田米僊)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第六十五号
写真有
僕の松王(との字)
羅甸劇(山下破鏡)
古今演劇講話二編の三
劇場と火災と(上)(たゝき大工)
藤井六輔身上話(続)(清潭生)
喜劇飛んだ医者(其三)(モリエール作・山下破鏡訳)
俳優一口噺(故談洲楼燕枝)
米国劇信(其三十四)(破鏡生)
歌舞伎俳優いろはたとへ(劇界仙人)
宮戸座の忠臣蔵(三木竹二)
初役のお岩に就て(沢村源之助)
大阪の演芸界(関根黙庵)
劇界の将来、脚本に就ての卑見、人形芝居と義太夫、落語の二派、俄の二派、講談の悲運、浪花節の起原と速記
私の源蔵(愚人)
演劇月三十二姿(旭光散士)
冠と烏帽子と(久保田米僊)
服装沿革の第一
女仁木(岡本雪駒)
三幕目山谷堀絹川屋内の場、同八幡鳥居前の場
故権十郎一夕話(星橋主人)
端書だより(伊原青々園)
真砂座の業平文治(芹影女)
真砂座小言(三木竹二)
姫路土産(市川升蔵)
露国俘虜の日本劇評
芝浜の革財布(伊井蓉峰・河合武雄)
女夫波三座対照(隣翁)
本郷座の女夫波(三木竹二)
桑港通信(都子)
私の見た高田の荒尾(芹影女)
金色夜叉に就て村田の評(かの字)
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第六十六号
写真有
喜劇守銭奴(其一)(モリエール作・草野柴二訳)
団十郎追憶談
其二十(市川団八)
其二十一(久保田世音)
其二十二(関根黙庵)
京都人の東京俳優観(千葉紫草)
劇場と火災と(下)(たゝき大工)
十次郎の型(下)(喜多村緑郎)
羅甸劇(山下破鏡)
無線電話(室田武里)
団十郎との追善興行談
米国劇信(自其卅五至其卅六)(破鏡生)
大阪芝居内幕話(黒衣道人)
米国劇信(自其卅七至其卅八)(破鏡生)
団菊の芸風を論じて今の若手に及ぶ(鈴鹿山人)
独逸劇「アルト、ハイデルブルグ」(島村抱月)
真砂座の「極楽村」及「八重襷」(芹影女)
写真有
端書だより(京都 藤沢古雪)
勧進帳に就て
其一(浅々老人)
其二(鈴鹿山人)
其三(積善道人)
其四(三木竹二)
団十郎追善劇合評(三木竹二・伊原青々園・幸堂得知・水口薇陽・永井素岳・小山内撫子・吉田白中・真如女史
追善芝居の句(雨六生)
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介