歌舞伎 第51号-第58号(明治37年7月~明治38年2月)
歌舞伎 第五十一号
写真有
脚本「建築師」(序幕の上)(イプセン作・千葉掬香・新井雨泉共訳)
米国劇信(在米 山下破鏡)
常盤座の六月狂言(芹影女)
水野好美の舞台(幕内生)
英国現時の劇況(上)(夏目嗽石)
演劇雪三十五姿(土佐 劇痴生)
大坂土産(岡野紫水)
角座の桐一葉(大坂 片岡我当)
歌舞伎座の青柳硯に就て(久保田米僊)
小野道風に就て(市川八百蔵)
歌舞伎座見物記(三木竹二・真如女史)
芝居の俳句(呑吐庵)
芝居としての土蜘蛛(中村梅昇)
伊井の土蜘蛛(芹影女)
宮戸座と東京座(三木竹二)
東京座六月狂言の鬘及衣裳(かはづ)
垣間見(雨吟)(竹柴晋吉)
大坂に於ける桐一葉(京都 月下庵主人)
真砂座見物記(清潭生)
雑報
批評家の無学、新劇場の変動、網版の説明
歌舞伎日記
一覧有
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歌舞伎 第五十二号
写真有
闘の扉の型(上の巻)(伊坂梅雪)
米国劇信(其十三至其十五)(米国 山下破鏡)
中村雁次郎の歌舞伎評及道風談(大阪 田中冬月)
東京歌舞伎座大阪辣天座青柳硯の比較評(大阪 阪西庵冬月)
初心俳優心得草(其一)(武山成三抄訳)
羽衣座の牡丹灯篭(横浜 山野芋作)
演劇七句(京都 小田春宵)
英国現今の劇況(下)(夏目嗽石)
中村芝翫の顔世御前談(との字)
八幡祭礼宵宮賑の鳴物鬘及衣裳(かはづ)
仏関西にて見たる夏小袖(久保田世音)
尺牘一束
其一(薩摩 加藤雄吉)
其二(松の舎主人)
歌舞伎座の夏小袖(伊臣紫葉)
盆興行の二三(歌舞伎座、東京座、明治座)(三木竹二)
「サフォー」の原作に就て(上)(なでしこ)
倫敦にて演ぜられたるサッフォーに就て(久保田世音)
文月の真砂座(芹影女)
藤沢紫水母七十七寿詞序(学海居士)
サッフォーの衣裳(草雲雀)
芝居六句(はの字)
雑報
女寅の美代吉談及新助評、伊井の河合及一座評、本誌の材料に就て
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
歌舞伎 第五十三号
写真有
沢村訥升の高野山(三木竹二)
刈萱道心に就て(沢村訥升)
「サフォー」の原作に就て(下)(なでしこ)
沢村源之助の美代吉談(清潭生)
関の扉の型(下の巻)(伊坂梅雪)
初心俳優心得草(其二)(武山成三訳)
続文がら(文福斎茶釜丸)
市村羽左衞門〓(山内種員)
尾上梅幸〓(弁当屋某)
市川八百蔵〓(山田忠次郎)
米国劇信(其十六)(山下破鏡)
大阪俄に就て(久保田米僊)
俄に就て私の経歴(鶴家団十郎)
高田実幕間話(防風子)
真砂座の葉月狂言(芹影女)
国華座八月狂言の鳴物(松虫)
八月の劇壇(三木竹二)
市村座、宮戸座、歌舞伎座、国華座、真砂座
古今演劇講話(序幕三の二)(山下破鏡)
青年時代の左団次(関根黙庵)
社友消息
其一(戦地なにがし)
其二(鎌倉なでしこ)
其三(本郷かつむし)
雑報
積善道人の刈萱談、旧俳優の新演劇評、藤井の閉口
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第五十四号
写真有
「浦島」を作せし顛末(坪内逍遥)
市川左団次還魂録(上)(清潭生)
背景の研究と朝鮮の風物(上)(坪田虎太郎)
市川女寅の時姫(三木竹二)
時姫に就て(市川女寅)
初心俳優心得草(其三)(武山成三訳)
続文がら(文福斎茶釜丸)
沢村訥升〓(天保老人)
沢村源之助〓(天保老人)
九月の劇壇(三木竹二)
宮戸座、国華座、明治座、新富座、柳盛座
宮戸座の滝の白糸(芹影女)
比翼塚の事(山口豊山)
米国劇信(自其十七至其十八)(在米 山下破鏡)
土佐土産(半紫痴)
本郷座一番目「フランチエスカの悲恋」(上田柳村)
高田実幕間話(防風子)
本郷座の高野聖に就て(泉鏡花)
本郷座の菊月(芹影女)
魚座の毛剃を見て(千尋生)
房州浜方の芝居(穴山生)
中村芝翫の「不如帰」談(との字)
東京座の不如帰(竹三木二・女真如史)
真砂座の伊井一座(芹影女)
来々坊主の出処(すの字)
名古屋通信(秋琴生)
雑報
芝翫の述壊、同人の新派評、本郷座の一口評、高麗蔵と藤沢
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第五十五号
口絵有
尾上梅幸「戻橋」の型(清潭生)
故尾上菊五郎舞の型(挿画)(尾上梅幸)
尾上梅幸の「戻橋」談(清潭生)
故菊五郎の綱評(今輪石橋)
歌舞伎座の戻橋(若芽女)
鬼女一口評(小百合女史)
綱一口評(無角子)
歌舞伎座前の郵便箱(駒井某)
歌舞伎座の「釣天井」及「雁金文七」(三木竹二・真如女史)
見ず仕舞(竹の屋主人)
古今演劇講話(希臘劇四の一、二)(米国 山下破鏡)
梨園辞世百首(其一)(山口豊山)
背景の研究と朝鮮の風物(下)(坪田虎太郎)
京都に於ける川上の「ハムレット」評(京都 藤沢古雪)
初心俳優心得草(其四)(武山成三訳)
「淀鯉出世滝徳」に関する元緑の風俗(久保田米僊)
市川莚升幕間話(すの字)
明治座の「淀鯉出世滝徳」(三木竹二)
明治座の「悪源太」及「江戸気性」(嫩梅生)
故菊五郎追善遊食会紀事(すの字)
「五重塔」に就て露伴氏の談話(一記者)
米国劇信(自其十九至其二十一)(米国 山下破鏡)
片岡市蔵の瀬尾(三木竹二)
雑報
羽左衞門の芸談、市蔵の実盛評、表紙及内容、浪子夫妻の写真
歌舞伎日記
一覧・附録有
歌舞伎 第五十六号
写真有
新楽劇論並に新曲浦島を読みて(上田柳村)
市川左団次還魂録(下)(清潭生)
古今演劇講話(希臘劇四ノ三)(山下破鏡)
粲静胎内〓につきて(竹の屋主人)
安宅関の節附に就て(杵屋勘五郎)
道頓堀の三座(大阪船場より 山岸荷葉)
武悪に就て(鳥居清忠)
露伴氏の五重塔談(一記者)
竹の屋主人の演劇談(一記者)
初心俳優心得草(其五)(武山成三訳)
当世田舎芝居(松田竹嶼)
角座の寺子屋(道頓堀 錦流生)
尺牘一則(大阪 角田浩々)
歌舞伎座の郵便函(上杉因幡)
真砂座の霜月狂言(真如女史)
劇評家諸先生に申上候(「ロメオ」劇の摘訳者)
真砂座の「ロメオ、エント、ジュリエット」(芹影女)
十一月の劇壇(三木竹二)
本郷座、東京座、新富座、歌舞伎座
雑報
芝翫の徳三郎評、楽の日の百合枝、忠臣蔵研究会
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第五十七号
写真有
喜劇染直大名稿(序幕、二幕目、三幕目)(モリエール作・草野柴二翻案)
忠臣蔵の型に就て
其一(春の屋主人)
其二(竹の屋主人)
其三(久保田米僊)
其四(幸堂得知)
其五(川尻宝岑)
其六(吉田国五郎)
其七(中村梅雀)
忠臣蔵に因みたる俳諧(塵の人)
余情を知らず(千葉紫草)
梨園辞世百首(其二)(山口豊山稿)
俳句楽屋落(空橋生)
初心俳優心得草(其五)(武山成三抄訳)
長唄の三味線(杵屋六四郎)
鎌腹に就て(竹本祖太夫)
羅甸劇(古今演劇講話二の一)(在米 山下破鏡)
新撰演劇百姿(土佐 劇痴生)
ひらき封
其一(竹の屋主人)
其二(青泥窪 久保田金僊)
其三(旅順 久保田金僊)
米国劇信(其二十二、二十三)(在米 破鏡生)
大阪の落語界と壮士劇の元祖(大阪 曾呂利新左衞門)
尾上卯三郎と写実(大阪 関根黙庵)
西洋に於ける人形芝居(鈍加羅)
真砂座の師走狂言(芹影女)
芝居折々草(清潭生)
無線電話(室田武里)
団菊左の邂逅
忠臣蔵の型に就て余が調査したる結果(其一)(三木竹二)
東西芸風の変遷、型の変りたる理由、性根に就ての事、劇場の興行度数、七役及一日替の事、大道具の事、狂言
雑報
忠臣蔵研究会、第二回紅葉祭、表紙と網版との説明
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第五十八号
写真有
「浦島」の寓意に就て(坪内逍遥)
「エルナニ」(なでしこ)
真砂座の初芝居(芹影女)
無線電話(室田武里)
団菊左の邂逅
西洋役者論語(在米 山下破鏡)
其一、演劇の写実と理想(故 ハットン氏)
其二、舞台上に於ける表情の心得(イサヴエラ嬢)
米国劇信(其二十四、其二十五)(破鏡生)
歌舞伎座前の郵便函(駒井某)
喜劇染直大名縞(四幕目)(モリエール作・草野柴二翻案)
新撰演劇月百姿(下)(劇痴生)
忠臣蔵の型に就て
其八(積善道人)
其九(吉田国五郎)
其十(松田竹嶼)
忠臣蔵の川柳(百樹寄)
脚本公平新聞筋書(五幕目)(雨枝生)
初心俳優心得草(其七)(武山成三抄訳)
活惚に就て(梅坊主)
大阪だより(大阪 曾呂利新左衞門)
「乳姉妹」くらべ(芹影女)
一月の劇壇(三木竹二)
東京座と本郷座と、真砂座、歌舞伎座、明治座
雑報
幸堂君の来書、表紙と内容と
歌舞伎日記
一覧有