歌舞伎 第24号-第33号(明治35年5月~明治36年2月)
歌舞伎 第二十四号
芝居の馬(市川新十郎談話)(清潭生)
挿絵有
劇と音声(久保田米僊)
劇場の建築(広田花月)
ハムレットと鳥鶏国太子と(歓潮楼主人)
無線電話(市川新蔵)(室田武里)
少年時代の新蔵(写真網版)
近松と演技法(鯨波居士)
女仁木(岡本雪駒)
燕の巣立(談州楼)
劇場の通詞(山下晴雨)
文化の芝居茶屋(かな井安善)
安政の番附(六一老人)
狂句五十三次(柄井川柳)
歌舞伎座合評(三木竹二・清潭生・紀の路・伊原青々園)
奥庭の述懐(挿画)(鏑木清方)
雑報
歌舞伎座の慈善興行、同座の前興行、団十郎の勢力、菊五郎の新案
歌舞伎日記
一覧有
投書(真砂座の中幕、中州生)
歌舞伎 第二十五号
芝居の立廻(市川小半次談話)(清潭生)
附丸橋忠弥の型
筋斗返りの稽古(挿画)(同人)
山中平九郎の伝(三木竹二)
女仁木(岡本雪駒)
四曲雑話ミセス、パァトリック、カンブル(しほや・春浦)
無線電話(室田武里)
市川新蔵
燕廼巣立実痴必読(談州楼)
笠翁の濡事談(緑蔭閑人)
歌舞伎座劇評(三木竹二・伊原青々園)
蜘の振舞(挿画)(鏑木清方)
菊五郎の病症談(との字)
一日替の山姥談(海棠庵)
竹本相生太夫芸談(迂子)
雑報
家橘の責任、染五郎の冤罪、吉右衛門の栄転と菊五郎の悪謔
歌舞伎日記
一覧有
投書
室田様へ(烟霞洞主)
歌舞伎 第二十六号
真砂座の柱暦(合評)(伊原青々園・三木竹二・鏑木清方)
夫婦にあらぬ夫婦のさま(挿画)(鏑木清方)
山中平九郎の伝(三木竹二)
女仁木(向島おるい殺しの場)(岡本雪駒)
無線電話(坂東秀調)(室田武里)
宝生九郎の兼平(広田花月)
相生太夫裏声の話(迂子)
千両織二役替りの話(沢村源之助苦心談)(清潭生)
写真有
近藤重蔵の異説(伊原青々園)
近藤重蔵(関根黙庵)
女定九郎と鬼神のお松(三木竹二)
雑報
栄三郎の苦心、源之助の希望、伊井の抱負、河合の注意、団吉の勉強
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎第二十七号
陣屋の熊谷(団十郎の型)(松の舎主人)
団十郎の熊谷(挿画)(鏑木清方)
俳優学校の必要を論ず(しほや主人)
市村座の脇狂言(鈴木春浦)
柱暦に就て(錦隣子)
歌舞伎座合評(三木竹二・伊原青々園・鏑木清方・清潭生)
栄三郎、家橘、染五郎芸談(清潭生)
法界坊と鰻谷(関根黙庵)
雑報
団十郎の熊谷、芝翫の加藤、菊五郎と団蔵、仁左衛門の上京
歌舞伎日記
一覧有
投書
新潟の芝居(雪達摩)
歌舞伎 第二十八号
桐竹紋十郎人形の型(廓文章の伊左衛門と先代萩の政岡)(三木竹二)
桐竹紋十郎芸談(鈴木春浦)
見聞のまま(浅々老人)
脚本鑑定書(坪内雄蔵)
唱歌に就ての希望(久保田米僊)
俳優学校の必要を論ず(しほや主人)
女仁木向島おるい殺しの場(岡本雪駒)
無線電話坂東秀調(室田武里)
演劇改良の第一歩(依田学海)
明治十年の改良芝居(松本観阿)
弥作の鎌腹(三木竹二)
中村時蔵芸談(鈴木春浦)
雑報
芝翫の精神論、紋十郎の是非、伊井の番附説、吉右衛門の芸風
歌舞伎日記
一覧有
投書
俳句芝居掛り(東風丸)寺子屋の見代り(好劇生)函館便り(勘忍賛生)
新刊紹介
吹雪の夜
歌舞伎 第二十九号
芝居の鼠尾上梅助談話(清潭生)
脚本鑑定書(坪内雄蔵)
菅原伝授手習鑑に就て(久保田米僊)
或老劇通の手紙抜書(浅々老人)
桐竹氏の芸談を聞いて感あり(かな井安善)
能狂言の釣狐(広田花月)
新とちり帳(田中霜柳)
無線電話九代目仁左衛門(室田武里)
西洋の興行権(伊原青々園)
実録の近藤重蔵(関根黙庵)
倫敦より(島村抱月)
一口噺に就て(市川団子)
俳優一口噺(故談洲楼燕枝)
真砂座の封印切(清潭生)
女仁木向島おるい殺しの場(岡本雪駒)
新演劇の歴史(伊井蓉峰)
新演劇は壮士芝居にあらず、小説家とならんとす、学海先生を訪ふ、川上の募集に応ず、水野好美に逢ふ
雑報
団十郎の脚本説、菊五郎の愛敬、伊井の舞台面、川上の目算
歌舞伎日記
一覧有
万年艸広吉
歌舞伎 第三十号
無線電話九代目片岡仁左衛門(室田武里)
袈裟と王旻の妻と(観潮楼主人)
新とちり帳(田中霜柳)
俳優一口噺(故談洲楼燕枝)
済美館の創立新俳優歴史の二(伊井蓉峰)
支那の芝居(久保田米僊)
清国俳優似顔画(挿画)(松僊)
清国漫遊写生(挿画)(同人)
見聞のまゝ(浅老)
歌舞伎座合評(三木竹二・伊原青々園・清潭生・真如女史)
街の噂(今戸老人)
歌舞伎座の大薩摩(旧絃生)
雑報
団菊と芝市源之助と立役、染五郎と劇評家
歌舞伎日記
一覧有
新刊紹介
広吉
歌舞伎 第三十一号
歌舞伎座劇評(三木竹二)
高時と弁天小僧と(挿画)(鏑木清方)
継尾の鷹(錦隣子)
弁天小僧の見立(松本観阿)
中村芝翫酒屋の話(お園半七の両役替り)(との字)
見聞のまゝ(浅々老人)
市川染五郎鱶七の型(清潭生)
前号の合評を見て(槙町、駒込、桜田)
シャツ頭に就て(阪井久良岐)
袈裟の伝説に就て(し、ま、生)
田楽舞と高時と(久保田米僊)
天狗舞の針金三味線(杵屋喜三郎の談話)(鈴木春浦)
京都劇壇小春時(高橋愛川)
中座浪花座菊畑比較評(柳繁彦)
無線電話(九代目片岡仁左衛門)(室田武里)
真砂座の夕霧阿波鳴渡(清潭生)
伊井河合の舞台面(挿画)(鏑木清方)
真砂座の近松研究を見て(関根黙庵)
雑報
重太郎の指、菊五郎の喜内説、弁天小僧の手拭、伊井河合の分裂歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第三十二号
顔見世番附の一世一代(附録)(幸堂得知・鳥居清忠)
鬘の説明(写真入)歌舞伎座十一月興行用(市川染五郎)
濁逸の御伽芝居(巌谷小波)
濁逸だより(山口沖夫)
玉匣両浦島自註(隠流口逸)
無線電話十三代目中村勘三郎(室田武里)
団菊の写真(との字)
京都の能(広田花月)
〓〓〓と私と(〓進勤)
曾我狂言の有職(錦隣子)
巣林子語義通則(鈴木観楓)
訥升の伊左衛門(清潭生)
菊五郎権十郎療治話(星橋主人)
片岡我当芸談(広田花月)
おはつ徳兵衛の墓(胡蝶園)
俳優一口噺(談州楼燕枝)
西洋の役者論語(伊原青々園)
済美館の結末(伊井蓉峰)
歌舞伎座の演芸会(駄評生)
雑報
坪内博士の浦島談、露伴子の浄瑠璃説、歌舞演芸会と興行者と、芸妓と演芸会と
歌舞伎日記
一覧有
歌舞伎 第三十三号
浦島上下の舞台面と俳優と(コロタイプ)(清潭生)
浦島の初度の興行に就て(森隠流)
両浦島の脚本評(上田柳村)
若し「玉匣両浦島」をオペラにして見たならば(巌谷小波)
浦島の道具と服装と(久保田米僊)
浦島の劇を見て(長原止水)
市村座の浦島を見て(田村鈴鹿)
浦島に於ける俳優其他の意見(鈴木春浦)
両浦島の口上(畠山古瓶)竜宮の歌に就て(松永和歌次郎)赤女と魚童に就て(市川九女八)口女に就て(沢村
後ノ浦島太郎に就て(福島清)
鮨ノ狭五郎に就て(境若狭)第三の漁師に就て(藤井六輔)下ノ巻の立廻に就て(尾上扇蔵)浦島を演ずるに就
鬘の説明(東京座一月狂言用)(市川染五郎)
玉匣両浦島に就て(清潭生)
劇としての両浦島(三木竹二)
夏小袖の評(伊臣紫葉)
夏小袖のお染(三木竹二)
牛津より(島村抱月)
女朝比奈(関根黙庵)
河合の蕾叉(鏑木清方・清潭生)
私の見た河合の蕾叉(真如女史)
思ひよれるまゝ(真如女史)
雑報
坪内博士の浦島談、露伴子の浦島談、紅葉山人の浦島談、米僊翁の浦島談、同翁の玉箒説、幸堂老人の浦島談、
歌舞伎日記、興行一覧