歌舞伎 第1年第1号-第1年第9号 = 〔no.1〕-〔no.9〕(大正14年5月~12月)
歌舞伎 第一年第一号
口絵有
劇場を愛す(松竹合名社)
開かれたる戸口に立って(歌舞伎座支配人 井上伊三郎)
回顧十五年(歌舞伎座主任 田中貞)
五月興行狂言名題
「勢平家物語」について(山崎紫紅)
「一つ家」の話
「石の枕」(一中節)
鸚鵡石
一つ家
雪夕暮入谷畦道
「本朝二十四孝」の話
「直侍」の型(遠藤為春)
五月興行の舞台装置(舞台の人)
歌舞伎座に向く狂言(池田大伍)
仇討狂言の研究(木村錦花)
歌舞伎座の建物に就いて(片岡繁二)
歌舞伎座に対する希望
歌舞伎座で見たい狂言(諸家)
歌舞伎劇の本質(鈴木善太郎)
手記の一―日本演劇史研究の過程に就いて(吉田暎二)
何事ぞ花見る人の長刀(三郎兵衞)
歌舞伎十八番略表
暫歌舞伎見物(梅廼舎)
日露交驩交響管絃楽演奏会
場席の御申込は(前売係)
四月興行新聞評
日露交響音楽会世評
一覧有
読売文芸消息日記
歌舞伎俳句募集
歌舞伎 第一年第二号
口絵有
「孤城落月」の新演出に就いて(文学博士 坪内遥逍)
「孤城落月」と「三人三吉」(伊原青々園)
「三人吉三」の事(河竹繁俊)
随筆三人吉三(三田村鳶魚)
六月狂言の解説(渥美清太郎)
芝居みたまゝ:沓手鳥孤城落月(英之助)
三人吉三巴白浪(吉の字)
六月の舞台(舞台の人)
鸚鵡石(大川端庚申塚の場)
歌舞伎俳句
仇討狂言の研究(二)(木村錦花)
歌舞伎俳句に就いて
歌舞伎座に対する希望
歌舞伎座で見たい芝居(諸家)
ある三人の素顔(岡本一平)
団十郎の裁判(本山荻舟)
芝居落葉集(鰻童散人)
花園のシアター(中村芝鶴)
中村福助記念誕生日
「歌舞伎」観劇会について
場席の御申込は
読者文芸欄
読者倶楽部
一覧有
消息日記
歌舞伎 第一年第三号
口絵有
四谷怪談とお祭佐七(伊原青々園)
南北の四谷怪談(池田大伍)
「四谷怪談」を斯く見る(林和)
「四谷怪談」前後(畑耕一)
東海道四谷怪談の脚本に就いて(巌谷三一)
芝居みたまゝ:東海道四谷怪談(吉の字)
江戸お祭佐七(英之助)
盆芝居の舞台(舞台の人)
「四谷怪談」に就いて(尾上梅幸)
江戸育お祭佐七の正本について(竹柴金作)
「四谷怪談」と「お祭佐七」(岡栄一郎)
大南北の「お岩」と「佐七」(渥美清太郎)
鸚鵡石(深川隠亡堀戸板返しの場)
南北の筆蹟(河竹繁俊)
四谷怪談はお化け芝居か(三田村鳶魚)
「四谷怪談」の舞台情緒(町田博三)
仇討狂言の研究(三)(木村錦花)
歌舞伎俳句
歌舞伎気分(巌谷小波)
ざうり篭(増田竜雨)
四谷怪談(見たまゝ雑吟)(えむ・てい)
古名優の俳句
応募句
芝居六題(川尻清潭)
芝居落葉集(鰻童散人)
読者文芸欄
読者倶楽部
俳句と劇評募集
一覧有
消息口記
日本演劇大辞典(川尻清潭・木村錦花編)
歌舞伎 第一年第四号
口絵有
我が木偶劇の伝統(文学博士 高野辰之)
文楽座引越興行を迎へて(三田村鳶魚)
夏祭と恨の鮫鞘(伊原青々園)
文楽の人形(岡田八千代)
芝居みたまゝ:夏祭浪花鑑(吉の字)
六歌山の内文屋
鐘もろとも恨の鮫鞘(英之助)
文楽座の人形(岡栄一郎)
夏祭に就いて(浜村米蔵)
鸚鵡石(団七住居の場)
影絵と人形の義平次(畑耕一)
夏祭について(実川延若)
延若の団七九郎兵衞の印象(町田博三)
漫画三人吉三(岡本一平)
仇討狂言の研究(四)(木村錦花)
上野の偽使者(読物)(本山荻舟)
川柳紋尽し(西原柳雨)
外国劇壇の招聘について(清見陸郎)
歌舞伎俳句
芝居六題(諸家)
応募句(川尻清潭選)
六月と七月の短期興行
読者文芸欄
読者倶楽部
俳句と劇評募集
一覧有
消息日誌
秋季臨時大特別増刊予告
編輯後言
日本演劇大辞典(川尻清潭・木村錦花編)
歌舞伎 第一年第五号
口絵有
討たせてやらぬ敵討(長谷川伸)
春女報讐記(直木三十三)
女讐奇聞(佐々木味津三)
慶長遺恨相撲(本山荻舟)
お会式の夜(楠田敏郎)
大音寺前の返討(林和)
義士外伝覚兵衞の妻子(川尻清潭)
研辰の討たれ(木村錦花)
大年寺山の仇討心中(矢田挿雲)
敵討つ討たん物語(白井喬二)
かたき打雑感(岡本綺堂)
仇討について(池田大伍)
敵討物の筆頭は会我(伊原青々園)
仇討漫画(岡本一平)
仇討狂言の不可思議(岡栄一郎)
仇討狂言一人一種(渥美清太郎)
霊験亀山鉾に就いて(巌谷三一)
四谷怪談の仕掛物(舞台の人)
喜劇盗賊戯談(一幕)(邦枝完二)
所載読物脚色懸賞大募集
歌舞伎 第一年第六号
口絵有
「オセロオ」演出の覚え書(小山内薫)
「春日局」に就いて(大村嘉代子)
虚無僧(岡本綺堂)
芝居見たまゝ:オセロオ(英之助)
春日局(梅廼舎)
新歌舞伎十八番の内紅葉狩(鸚鵡石)
虚無僧(英之助)
かごや
オセローの役々(池田大伍)
「紅葉狩」の由来(渥美清太郎)
「紅葉狩」に就いて(杵屋栄蔵)
「紅葉狩」雑記(河竹繁俊)
紅葉狩の伝説地と維茂の墓(谷口梨花)
川柳紋尽(承前)(西原柳雨)
歌舞伎俳句
句帖より(鹿塩秋菊)
江戸の四季(松莚 市川左団次)
役々の句(夜雨 市川三升)
芝居六題(その三)
応募句(川尻清潭選)
読者文芸欄
読者倶楽部
俳句と劇評募集
一覧有
消息日記
臨時増刊懸賞募集
日本演劇大辞典(木村錦花・川尻清潭編)
歌舞伎 第一年第七号
口絵有
盛綱と来山(伊原青々園)
浜松屋と五人男(三田村鳶魚)
「近江源氏」のこと(渥美清太郎)
芝居見たまゝ:近江源氏先陣館(英之助)
今宮の十万堂土人形の色娘来山(英之助)
淀君(梅廼舎)
弁天小僧女男白浪(鸚鵡石)
来山のこと(浜村米蔵)
「弁天小僧」雑記(河竹繁俊)
「近八」の解剖(巌谷三一)
中幕の舞台装置(舞台の人)
「浜松屋」と「勢揃」の合方(杵屋栄蔵)
芝居と地蹟二淀君の墓、来山十万堂(谷口梨花)
楽屋風呂(川尻清潭)
逆輸入の「河内山」松江侯へ偽使僧の出処(丸山耕)
歌舞伎俳句
宣言(松根東洋城)
九月の歌舞伎座(久保田世音)
芝居六題(諸家)
応募句(川尻清潭選)
読者文芸欄
読者倶楽部
「歌舞伎」問答欄新設
俳句と劇評募集
一覧有
消息日誌
日本演劇大辞典(四)(木村錦花・川尻清潭編)
歌舞伎 第一年第八号
口絵有
尾上伊太八の話(岡本綺堂)
山科閑居のいろいろ(渥美清太郎)
芝居見たまゝ:仮名手本忠臣蔵九段目(山科閑居の場)(鸚鵡石)
尾上伊太八(蟹助)
乃木劇より将軍について思ひ出(陸軍大佐 桜井忠温)
芝居と地蹟三乃木将軍に因みあるところところ(谷口梨花)
脚色懸賞当選発表
十二月興行観劇会に就いて
顔見世と云ふ事(伊原青々園)
芝居漫画(岡本一平)
芝居何んでも帳(川尻清潭補・竹柴鴻作編)
俳優の巨擘団洲翁の追憶(永谷秀葉)
勘亭流の書き方(一)(竹柴鴻作)
長槍三千本(読物)(楠田敏郎)
歌舞伎俳句
芝居俳句二十題(岡本綺堂)
芝居六題(諸家)
応募句(川尻清潭選)
歌舞伎問答
読者文芸欄
読者倶楽部
俳句と劇評募集
一覧有
消息日誌
特別読物:日本演劇大辞典(五)(木村錦花・川尻清潭編)
歌舞伎劇舞史(一)(文学博士 高野辰之)
歌舞伎 第一年第九号
口絵有
研辰の討たれ(当選脚本第一席歌舞伎座上演)(木村錦花原作・平田兼三郎脚色)
選評:応募脚本を読みて(岡鬼太郎)
選定を了へて(池田大伍)
芝居見たまゝ:敵討肥後駒下駄(良三)
新古演劇十種の内戻橋(福造)
研辰の妙味(三田村鳶魚)
綱と鬼女(渥美清太郎)
「肥後駒下駄」雑感(尾崎久弥)
芝居と地蹟四戻橋(谷口梨花)
「研辰の討たれ」の史実(千葉亀雄)
芝居漫画(岡本一平)
故竹柴秀葉氏追憶
竹柴秀葉氏(河竹繁俊)
思ひ出の記(竹柴修一)
俳優の巨擘団洲翁の追憶(故永谷秀葉)
勘亭流の書き方(二)(竹紫鴻作)
歌舞伎俳句
きやうげん十句(永井荷風)
歌舞伎十二句(高安月郊)
芝居六題(諸家)
応募句(川尻清潭選)
講談敵討肥後駒下駄(悟道軒円玉)
読者文芸欄
読者倶楽部
俳句と劇評募集
一覧有
消息日誌
「歌舞伎暦」と「番附」頒布について
特別読物:日本演劇大辞典(六)(木村錦花・川尻清潭編)
歌舞伎劇前史(二)(文学博士 高野辰之)
京阪歌舞伎年代記(一)(伊原青々園)