改造 第6巻第1号(大正13年1月)
現閣存立の意義(巻頭言)
復興経済の厚生的意義(福田徳三)
人間の意志創造の意味について(石原純)
世界はどう動くであらうか(北〓吉)
国際経済と我国の復興事業(堀江帰一)
比例代表法について(美濃部達吉)
学術の生命(リツケルト)
欧洲問題の由来とその帰趣(レーデラー)
無用の犠牲(河上肇)
経済的制約に就いて(倉田百三)
日本に於ける社会主義の将来と思想界の趨勢
社会主義の人生化的反省と哲学の社会化的新生(杉森孝次郎)
民衆の社会主義への理解と将来(千葉亀雄)
社会主義の将来(山川均)
丸ビル時代と社会主義(室伏高信)
幻影の大衆から実体へ(青野季吉)
東西の美術を論じて宋元の写生画に及ぶ(岸田劉生)
夢魔に追はるゝ人(吉江喬松)
文学の起源(厨川白村)
ギリシヤ思潮の推移と神像の変遷(板垣鷹穂)
各国の外交政策
仏独の外交関係(米田実)
英国の対大陸政策(稲原勝治)
修正モンロー主義で進んだ米国(伊藤正徳)
弾力性を有する露国の妥協外交(布施勝治)
柳営最後の御狂言師(三田村鳶魚)
草鞋の話旅の話(若山牧水)
ふるさとばなし(室生犀星)
五厘の笛(堀口大学)
アメリカン・ジャアナリズム(原田譲二)
回顧四十年(馬場孤蝶)
来る可き財界の予想
大正十三年の経済界(河津暹)
震災景気出現せん(石山賢吉)
復活の曙光(青木得三)
思想界の新人旧人(新居格)
文壇名家垣のぞ記(佐々木味津三)
吾が新年の今昔
寒村に餅の木の思ひ(小川未明)
少年時の歓喜と中年時の覚醒(高須芳次郎)
昔の人の心になりて(吉田絃二郎)
流転しつゝ(荻原井泉水)
王春今昔(竹久夢二)
わが新年の今昔(岡本一平)
わが新年の今昔(西条人一)
読史余録(菊池寛)
新年号創作
戯曲縛られた者と解く者(野上弥生子)
逃れたる人々(藤森成吉)
千代松の芸術(正宗白鳥)
未来をめぐる幻影(神近市子)
古い家と人(徳田秋声)
象吉の一生(長与善郎)
昔がたり(宇野浩二)
三つの遺書(武者小路実篤)
戯曲ヴェランダ(長谷川如是閑)
三右衛門の罪(芥川竜之介)
戯曲愛僧二ならず(里見〓)戯曲無明と愛染(谷崎潤一郎)