改造　第５巻第６号（大正１２年６月）

承認と我社の立場（巻頭言）
対露私見（後藤新平）
アダム・スミスの財政学説（堀江帰一）
階級文化と共産文化（室伏高信）
弱小民族解放論（佐野学）
リーブクネヒト獄中遺稿マルクス価値論批評（福田徳三）
商工党・農民党・労働党
資本主義の御者商工党（河田嗣郎）
農民党を起すべし（室伏高信）
商工党・労働党・農民党の我が国に於ける将来（桝本卯平）
議会内の階級闘争（馬場恒吾）
商・農・労三党の我が国に於ける将来（高橋亀吉）
無意味で有意味の商工党（長谷川如是閑）
労農ロシア経済の現状（片山潜）
雨七趣
旅と雨（富田砕花）
山荘の雨（荻原井泉水）
雨さまざま（室生犀星）
函嶺の雨（中里介山）
雨の軍艦（水野広徳）
京の雨（滝井孝作）
なまけ者と雨（若山牧水）恋本願（岡本一平）
短唱百首（与謝野晶子）
『明日』の考察！啄木の晩年（土岐善麿）
伊勢から京都へ（近松秋江）
ときあかすこと一つ（久保田万太郎）
露西亜承認問題
インテンションとネッセシチー（山川均）
べしの理由（室伏高信）
手間の入る外交（千葉亀雄）
二つの労農ロシア承認運動（坂野鉄）
露西亜を即時条件にて承認せよ（中野正剛）
高利貨の態度で（黒田礼二）
異つた立場で（有島武郎）
露国承認問題（鈴木文治）
ロシヤ承認につき（布施勝治）
桃色主義者との問答（堺利彦）
時評
労農露西亜承認の意義（福田徳三）
創作
無限抱擁（滝井孝作）
或る男（武者小路実篤）
我家の小説（字野浩二）