改造　第５巻第４号（大正１２年４月）

我国の一問題（巻頭言）
王道と覇道（北〓吉）
都会文明から農村文化へ（室伏高信）
リーブクネヒト獄中遺稿マルクス価値論批評（福田徳三）
発光植物（ハンス・モーリッシュ）
Ｌｅｕｃｈｔｅｎｐｅｎ　Ｇｌａｎｚｅｎ（ｖｏｎ　Ｈａｎｓ　Ｍｏｌｉｓｈ）
新経済政策と農労露国の将来
新経済政策と露国の将来（山川均）
労農露国の危機と新経済政策（田口運蔵）
労農露国の経済的現勢（レオン・トロツキー）
戦時共産主義より国家資本主義のへ転換（稲垣守克）
文芸の心境（厨川白村）
らぷそでぃや・ぼへみあな（辻潤）
偉大なる馬鹿（麻生久）
徳川実記内証話（佐々木味津三）
水平運動
水平社大会特派記（饒平名智太郎）
水平運動の一ケ年（阪本荊冠）
プロレツトカルトの問題
社会革命とプロレツトカルト（佐野学）
プロレツトカルトの当面の意義（青野季吉）
魂の共産（賀川豊彦）
プロカルト雑見（室伏高信）
みなかみ紀行（若山牧水）
雑七（武者小路実篤）
わが叙情誌集（室生犀星）
昴星讃仰（新村出）
評時
国民外の国民投票案（高畠素之）
ルール占領の前途如何（青木得三）
創作
私と名づけられたる妖怪（武林無想庵）
生れ来るもの（吉田絃二郎）
朧夜（犬養健）
彼等と私（佐藤春夫）
職務（久米正雄）
戯曲同志の人々（山本有三）
ある夜（葛西善蔵）
踏切（里見〓）
戯曲義民甚兵衛（菊池寛）