改造　第３巻第６号（大正１０年６月）

五月九日の夕（巻頭言）
価格闘争より厚生闘争へ（法学博士　福田徳三）
不労取得と土地社会主義（慶大教授小泉信三）
マルクスの階級観批評（高畠素之）
労働運動リーダー論（生田長江）
世界民の愉悦と悲哀（京大講師恒藤恭）
自由の廃墟を見る（本社特派員　室伏高信）
思想家の見た十年後の日本
十年後のことを云ふと鬼が怒る（山川均）
十年後の日本（高畠素之）
地平線上の社会姿態（新居格）
過去から見た将来の十年（千葉亀雄）
新文化生活の創造（阿部秀助）
迷信打破と軽信予防（杉森孝次郎）
情慾産児制限の哲学（マガレット・サンガー）
Ｂｉｒｔｈ　Ｃｏｎｔｒｏｌ―Ｐａｓｔ，Ｐｒｅｓｅｎｔ＆Ｆｕｔｕｒｅ，（Ｍａｒｇａｒｅｔ　Ｓａｎｇｅｒ
赤瀾会の真相
社会主義婦人運動と赤瀾会（山川菊栄）
赤瀾会について（伊藤野枝）
自伝（片山潜）
支那舶来（上田恭輔）
洛陽閑話
女の演説（堺利彦）
耕畝小景（土田杏村）
北郊雑記（阿部次郎）
人形の病院（賀川豊彦）
作創
暗夜行路（志賀直哉）
三つの死（佐藤春夫）
仇討三態（菊池寛）