日本国民 第1巻第1号(昭和7年5月)
日本国民 五月創刊号
国際紛争と自衞権(立作太郎)
日本国民社会の発展原理(林癸未夫)
国家の存在理由と当面の政策(杉森孝次郎)
大陸をどうするか
満蒙問題は解決せられたるや(木村増太郎)
満洲国に新聞統制を実現せよ(小野秀雄)
米国海軍論(平田晋策)
通貨制度に関する当面の問題(牧野輝智)
貨幣制度の現状と将来(西光寺弥作)
帝国財政の前途を憂ふ(青木得三)
国家主義大衆党の檄(永井柳太郎)
昭和七年の二つの問題(江戸門生)
インフレーシヨンは米国を救ふか(和藤智義)
ヒツトラアと独逸の危機(円地与四松)
ソヴェート文芸批評界の三分野(岡沢秀虎)
欧洲黄金文学(丸木砂土)
或日のレニンの憂欝(高倉忍)
チャプリンを様々の角度から見る(外海艇)
国民教育者としてのゲーテ(山岸光宣)
あ・ら・ふあつしよ(十一谷義三郎)
文芸時評(谷川徹三)
ヒトラー伝(沢田謙)
日本国民の歌(北原白秋)
新詩の発生及び展開(山宮允)
昨今プロレタリア文学読本(金子洋文)
広重一代の諸傑作(野口米次郎)
カフエ経営の天才出でよ
行つても行かなくてもつまらないカフエ(オシヤカサン記)
カフエの待合化遊廓化(酒井真人)
酒場について(サトウハチロー)
女給学(群司次郎正)
内から見たカフエ経営(阿南達雄)
日本国民社五字の発祥(後藤朝太郎)
産み出すまで(三船久蔵)
野球統制案の根本精神と実施上の困難(太田四州)
若松コロニイとメリケンおけい(河村幽川)
戦争と演劇(仲木貞一)
疾風魔の話(大森洪太)
山田長政(中村吉蔵)
小さな憎み(嘉村礒多)
男装の女(広津和郎)
駿河の静(長谷川伸)
葉夫人の魅惑(村松梢風)
振袖武士(木村毅)
別巻 日本女性
小説
六人目の肉体(大田洋子)
慕心記(根木芳子)
本家の千さん(岡田禎子)
婦人の国籍問題(市川房枝)
既成宗門の没落と新興宗教(野見山不二子)
芸術の健康性(深尾須磨子)
化粧の階級性その他(神近市子)
桜の賦(与謝野晶子)
近況いろいろ(山本安英)
一九三一年の米国の短篇小説(中村峰尾)
〔短歌〕いちはつ咲く(茅野雅子)
世界猟奇ニュース放送(小野富子)